『大学時代にバイトで社会経験をしたほうがいいか』
という悩み。
社会人になる前にそんな素朴な悩みを抱いたことはありませんか。
大学生という時間をバイトに費やすべきかどうか、案外悩むところかもしれません。
✓今回伝えたい内容
私は、大学4年間で、長期的なバイトはしてきませんでした。
日雇いや短期バイトは経験がありますが、単発の仕事だったので大学生時代に十分な社会経験があったわけではありません。
それでも、社会人になってから、特に問題なくやっていくことができています。
そんな私が、学生時代にバイトをすべきか経験談をもとにお伝えします。
学生時代のバイト経験は「不要」です
結論から述べると、
学生時代のバイト経験は不要です。
理由は3つあります。
①就職すればゼロから勉強しないといけない
②学生という大事は時間を大切にしてほしい
③就活時の面接のネタには弱い
①就職すればゼロから勉強しないといけない
バイト経験が、「就職してから役に立つ」と考えているなら少し注意が必要です。
私自身は、そもそも単発、短期のバイトしかしたことがないですが、
就職して感じたことは、
その仕事に就けば結局ゼロから勉強しないといけない、
ということです。
バイトと同じ業種に就職すれば多少先取りができるでしょうが、
バイト経験の延長線上に仕事があると考えないほうがいい。
就職したら、ゼロから学び抜く、そんな気持ちでいましょう。
②学生という大事は時間を大切にしてほしい
学生という時間は、思っている以上に大切な時間です。
学生の場合、お金はありませんが、
時間と体力はありますよね。
一方で、社会人になると、
多少のお金はあるけど、
時間と体力がなくなります。
学生時代にこの現実を知って、
現実から目を背けないことがポイント。
私は、学生という自由な時間を使って、
公務員試験の勉強に没頭していました。
バイトによって得られる目の前の利益よりも、
学生時代のいま勉強に力を入れた利益の方がトータルで大きいと思ったからです。
③就活時の面接のネタには弱い
もし、就活のESや面接ネタに
バイトの経験を使おうと思っているなら、
やめた方がいいと思います。
そもそも、バイト経験をネタにしようと考えている就活生は沢山いると思いませんか?
「ちょっとバイトしてたしバイトで苦労した経験を話そう」とか「バイトリーダーをしていた経験を話そう」とか。
もし、インパクトのあるネタを持っているのなら、
他の就活生と差別化することができますが、
当たり障りのないネタしかないなら、
面接官は
「よくある話だな」
と印象に残りません。
それなら、時間と体力のある学生にしかできないことに
取り組んだ話をした方がひねりがあって面白い。
ちなみに、私は
バイト経験がほぼなかったので、
面接の中でバイトの話は全く触れませんでした。
===
もしかすると
「仕送りしてもらえるお金がなくてバイトしないと学校にも通えない。」
という方もいるでしょう。
家庭の事情で生活するためにバイトをしなくては行けない人もいると思います。
ただ、それであっても、
学生時代のバイト経験は「不要」だという考えは変わりません。
私も大学の学費は、奨学金を借りることで切り抜けましたし、
世帯収入に応じた奨学金や支援も存在します。
また、私は4年間下宿生活をすることで、
家賃や外食費を抑えることができました。
なので繰り返しですが、
大学時代にバイトで社会経験をしたほうがいいか
という問いに対する答えは、「不要」です。
まとめ|大学時代バイトをしなかった話
大学時代にバイトで社会経験をしたほうがいいかという悩みについて考えてきました。
学生時代のバイト経験は「不要」だというのが私の経験から感じていることです。
学生時代にしかできないことはたくさんあります。
充実したキャンパスライフの参考になれば嬉しく思います。