あけましておめでとうございます。
2022年もよろしくお願いします。
今回は、「お正月の浮かれた気持ち」についてお話しします。
本ブログの流れは以下のとおり。
- お正月にやってくる「浮かれた気持ち」
- 浮かれて失敗した過去の経験。転んで前歯折れた。
- 反省と教訓
お正月にやってくる「浮かれた気持ち」
お正月はなぜか、浮かれた気持ちになってしまいます。毎年ふわふわした感覚を覚えます。1月1日は、私にとって新しい目標を立てたり心機一転気持ちを入れ替えてやる気に高めたりする気持ちが高揚する日。新たな年に大いなる期待を抱き、希望に満ち溢れています。気持ちが昂る日なんですかね。
小さい頃は、お正月で学校が休みになることやお年玉をもらえることにワクワクしていた記憶があります。街中もお正月ムード一色になり、普段と違う空気が気持ちをより昂らせるのかもしれません。
新年という独特の雰囲気が感覚を狂わし、お正月という非日常がふわふわと私を浮き足立たせる要因のひとつになっているような気がします。
地に脚がつかぬ中で過去の反省と未来への出発準備をする「お正月」は、不安定な状況です。言葉にはし難いですが、浮き足立った「浮かれた気持ち」が無意識のうちに植え付けられているのです。
浮かれて失敗した過去の経験。転んで前歯折れた。
過去を振り返ると、新年早々やらかしたことがあります。
小学生の時のこと。その年の元日も、お正月にやってくる「浮かれた気持ち」を無意識のうちに受け取っていました。当時は浮き足立っている自分の状況にも全く気付いておらず、ワクワクした高揚感が体の周りを覆っていました。
ワクワクの原因は、「お年玉」。お年玉を貰った時に感じていた高揚感が、その年だけはお年玉を貰う前から極度の高揚感を感じていたのです。
いてもたってもいられなかった私は、弟を誘い家の前でキャッチボールをすることにしました。外で体を動かしたい。とにかくうずうずして黙っていられない。なんて気持ちがいいお正月なのだ。と。そんな感情を抱いていました。
今思うと、明らかに浮き足立っています。これほどまでに浮かれて自分の感情を制御できずに行動していたら、いつか痛い目を見るのは明白です。
弟とのキャッチボールは、ゴロの捕球練習に移っていきます。キャッチボールをしていた家の前は幅2mほどのコンクリート舗装で両端にはブロック塀が並ぶ狭い場所でした。
まずは、私が弟にゴロを投げます。最初は優しいゴロを。次第に捕球が難しい速いゴロを投げ始めました。時にはブロック塀にボールをクッションさせ、跳ね返ったボールを投げることも。次に、弟が私にゴロを投げ始めました。弟も私がやったことを見習って、まずは優しいゴロを。次第にスピードのあるゴロをブロック塀に跳ね返るように投げ始めました。
その跳ね返るボールを、「兄ちゃんのお手本を見とけ」と言わんばかりに軽快に捕球しようと、跳ね返り際を捕るために前かがみで走っていった、その時。。。。
ぐんぐんと地面が自分の顔に近づいてきました。一瞬のことで全く状況が把握できませんでしたが、顔を上げた私の顔を見た弟が、「兄ちゃんめっちゃ血が出てる・・・」と慌てて家に戻り親を呼ぶ声が聞こえました。
ボールに夢中で前かがみのまま走っていた私は、何かにつまづき顔面からコンクリート舗装に顔をぶつけてしまっていたのです。
「いったぁ。。。」と顔を触った手には、大量の血がついていました。
親もびっくりした様子で弟と一緒に私のところにやってきました。「新年早々何しよっとね!だけん家で静かにしとかんねって言ったでしょ!」と怒った親が、私の顔をみてさらに驚いた顔に。「歯のなくなっとるやかね!!」と。
「え!?。。。」
コンクリートに顔を打ちつけて顔面血だらけだっただけでなく、前歯が一本かけてなくなっていました。家に戻って鏡を見たら、おでこや鼻はすり傷で血が流れ、はっかけになっていました。痛いとかいうよりも「恥ずかしい」という感情の方が強かった記憶があります。
元日に開いている歯医者を見つけるのも一苦労。親には随分と迷惑をかけてしまいました。ギリギリ神経までは届いていなかったため、義歯を埋めることで一難を逃れました。
反省と教訓
この「新年早々転んで歯が折れた」経験から、浮き足立った時の行動について大いなる反省と教訓を得ることができました。
まず大事なことは、浮き足立つ状況を作らないことです。常に平常心を保ち、どんな環境においても平静を貫く。日頃からメンタルコントロールをする訓練をすることが重要だと感じました。外的要因に左右されない、安定した気持ちを身に付けるのです。
とは言っても、人間ですから365日24時間平常心を保つことは並大抵のことではないでしょう。完璧を目指すことは困難です。
だからこそ、浮かれた気持ちが浮上してきた時は、行動を制限することにしました。今日はなんだか浮かれているなと感じた時は、一度立ち止まる。無理に前に進まないようにしています。案外大事なことです。
お正月からおバカな話をしてしまいましたが、過去のお正月の苦い経験を書き留めておこうと思い書き連ねました。
2022年が、皆様にとって良い年になりますよう心から願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回お会いしましょう。