今回は、「孤立と孤独の悩み」について考えていきます。
本ブログの流れは以下のとおり。
- 結論:孤立と孤独を受け入れよう。
- 理由:群れない力を持つ人は魅力的である。
- 具体例1:自分の人生を変えられるのは結局自分のみ
- 具体例2:人と違うことをするから価値がある
- 具体例3:群れから出てこそ自分の無力さに気づく
- 具体例4:群れる環境はラク
- 具体例5:ひとりぼっちや仲間はずれはチャンス
- 結論:孤立と孤独を受け入れた人のみ、他人にはない魅力的な人生を歩める。
結論:孤立と孤独を受け入れよう。
結論、仲間外れや孤立に悩んでいる人は、孤立や孤独は悪いものではないので、周りの目を気にせず「孤立」や「孤独」を受け入れる練習をしましょう。というのが私の考え。
簡単に孤立や孤独を受け入れることは難しいと思います。なので、少しずつ「孤立」や「孤独」に秘められた魅力を理解しながら自分に落とし込む作業を繰り返してみてください。孤立や孤独へのイメージが変わると立ち振る舞いも変わってきます。
多くの人が様々なコミュニティで孤立しないように最新の注意を払いながら、気を張り詰めて生活しています。そして、コミュニティには必ず幅を利かせたいリーダー格の人が出没するもの。リーダー格の人は、幅を利かせるために、誰か標的を作ってその人を孤立させようと仲間外れにする姑息なことをやってきます。いじめられそうな悪者を作ることで権力を誇示する手法です。
周りの人が助けてくれればいいのですが、周りの人もリーダー格の人から嫌われたくないので、リーダー格側にポジションをとる傾向がほとんどといっていい。標的になった人は、次第に仲間がいなくなり、孤立して強い孤独感を感じていきます。
この構図は社会人になっても存在します。特に能力のないショボい人間の集まりであればあるほどその構図は劣悪です。
コミュニティの中で、孤立や孤独を感じてるなら、低能な人種の集まりなので、メンタルが崩壊する前にすぐ逃げてください。群れない力を持つ自分の才能に気づく前に再起不能にならないためにも。孤立や孤独を受け入れた(=群れない力を持つ)人の魅力は計り知れない。
そんな魅力について語ります。
理由:群れない力を持つ人は魅力的である。
孤立や孤独を感じている人に伝えたいこと。それは、群れない力を持つ人は魅力的である、ということです。
学生の頃は、「群れる=中心人物」だったと思いますが、社会人になって、群れない人ほど社会に影響を与える人間が多いことに気づきました。つまり、群れない人が社会を回しているのです。独創的かつ個性を持った人が、世の中を創り上げています。
この事実に気づいたとき、群れない力を持つ人は強烈な魅力的才能があると痛感させられました。仲間外れにされ、孤立を味わった経験のある人は、そんな魅力というか才能を持ち合わせているのです。
具体例1:自分の人生を変えられるのは結局自分のみ
そもそも自分の人生は、自分の力でしか変えることができません。もちろん、影響を受けた人やサポートをしてくれた人はいるでしょう。ただ、最後は自分の力を信じるしかありません。
宿題を与えられたり、模範解答があったり、進路相談があったりと、答えやゴール、レールが準備されているのは学生まで。以降は、自分で考え、答えを模索し、自分の力でアプローチを考えていかなくてはいけません。
この作業に、集団で群れる力は必要なのでしょうか。遅かれ早かれ、孤立と孤独に向き合わざるを得ないのです。
具体例2:人と違うことをするから価値がある
世の中は、稀有なものに価値を与えます。世の中に溢れた商品や情報など、誰もが見慣れたものに対する価値は極めて低い。つまり、「希少なもの=価値が高い」というのが一般的な流れです。
幅を利かせるリーダー格の群れを大多数(世の中に溢れた商品)とすれば、仲間外れにされた孤立組は少数(稀有なもの)となります。
その時点で、希少価値のある人材だということです。先行者優位に立っていることを自覚しておくべきです。
具体例3:群れから出てこそ自分の無力さに気づく
群れを作ると、個体としての能力を増大することができます。
例えば、狩りに出かける時に群れを作るのは、自分よりも大きな獲物を捕まえるため。個人では命の危険に脅かされますが、集団を作ることで個体としての戦闘能力を増強することができます。
このように群れを作ると能力を高めることができる一方で、群れに浸りきった個人は能力を過信しがちになります。過信した個人は群れを出た途端、自分の無力さに気づいて群れにとんぼ返りします。現代社会において群れに深く依存する人は、この傾向が強いですね。
群れを離れ、孤立と孤独に向き合う人に勝てるワケがありません。
具体例4:群れる環境はラク
群れの環境は非常にラクです。理由は2つあり、1つ目は個人の能力をウヤムヤにすることができるから。2つ目は、個人に対する責任逃れができるから。
実力主義の社会において、自分の能力をさらけ出すことはあまり得策ではありません。なぜなら、自分の能力値がバレるからです。能力値がずば抜けている人を除き、能力値を水増ししたい一定層において、群れによって個人の能力値に焦点が当たらない環境はラクだといえます。
また、群れに属することで自分自身に対する責任を回避することが可能になります。群れというフィルターが個人を守るのです。責任を追求されたときは、組織を盾に使うことができます。面倒なことを避ける人にとって、群れというフィルターは安心材料のひとつです。
群れの中でぬるま湯に浸かり続ける人が、孤立と孤独を受け入れる忍耐力を備えていないことは明白です。
具体例5:ひとりぼっちや仲間はずれはチャンス
ひとりぼっちや仲間はずれをチャンスだと思えるようになれば、物事の見え方が180度変わります。ひとりぼっちや仲間はずれという境遇は、嫌でも「孤立」と「孤独」に寄り添わなければいけません。これは簡単ではなく、非常にツライことです。
一方で、孤立や孤独を受け入れた群れない力を持つ人は、多くのポテンシャルを秘めています。そのことを覚えておくべきです。一人ぼっちや仲間はずれにされると、最初かなりのショックを受けるでしょう。大きな後遺症になることだってあります。
学校教育では、集団行動や変に目立たないことを教わるので当然のことです。
ただ、これまでの経験と人の出会いの中で、私は声を大にして言いたいと思います。「ひとりぼっちや仲間はずれはチャンス」だと。
結論:孤立と孤独を受け入れた人のみ、他人にはない魅力的な人生を歩める。
今回は、「孤立と孤独の悩み」について考えてきました。孤立と孤独を受け入れた人のみ、他人にはない魅力的な人生を歩める、というのが私の考えです。
仲間はずれにされたり、グループで孤立したり、と幼い頃に孤独を味合うのは強烈なインパクトがあります。自暴自棄になり、自分のことを認められず、他人との差異にばかり意識がいくようになってしまう。孤立や孤独は、その人の才能を潰してしまう力を持っているのです。
だからこそ、多くの人に孤立や孤独はチャンスであって、群れない力は魅力的な才能のひとつだと伝えたいのです。事実、群れに属さない人材が、世の中を回し築き上げています。
孤立と孤独とは、自分と長い時間向き合い、悩み続けることです。ツラい現実を直視して、逃れられない現実から目を背けない感覚が養われれば、怖いものなんてなくなります。
孤立と孤独から生まれる底知れない雰囲気に、周囲もあなたを見捨てざるを得なくなる。なんといっても、自分の中に生まれた揺るぎない自信が自分を守ってくれるようになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回お会いしましょう。
孤立や孤独は、大きなインパクトがあります。自分のキャパを超えると自分だけではどうしようもなくなります。その時は、家族や友達、周囲の人に助けを求めてください。話し相手が身近にいないなら、相談窓口を利用する手もあります。大事なことは、自分のキャパを超える問題をひとりで思い悩まないこと。気軽に相談してみることで気持ちが軽くなるかもしれません。