『見栄ばかりの人生にどう終止符を打つか』
私がよく感じる悩みです。
見栄って本当に、生きる上で邪魔だと思うんですよね。
- 彼ってどこどこの有名◯◯学校を卒業してるんだってよ
- 彼女の両親って、実業家で大金持ちなんだって
この世の中、「見栄」の張り合い。
疲れます。
- 自分を誇張しようと、ブランド品を身にまとい、武装する。
- 高級な生活を送っていることを発信する。
この世の中、「見栄」の張り合い。
疲れます。
- 後輩や部下に自分を誇示しようと大声で偉そうなことを言う。
- 過去の栄光を誇張してくる長時間説教。
この世の中、「見栄」の張り合い。
疲れます。
そんな見栄に囲まれた人生には、疲れたので、どうすればいいのかなぁと考えていました。
今回伝えたい内容
今回お伝えしたいことはこちらです。
見栄を張ることをやめようと思う。
私自身、そこまで「見栄」に支配されていた自覚はなかったのですが、最近になって、結局「見栄」が大事だったんだって感じています。
ただ、その見栄って、他人にとってはどうでもいいことで、
自分勝手に意固地になり、自分の首を締めていただけだったのだと。
解決策:「見栄=ダサい」と洗脳して見えを取り除いた
見栄を張っていた私は、疲れました。
どうすればいいか、色々と考えた結果、ひとつの解決策にたどり着きました。
それが、
「見栄=ダサい」という洗脳です
つまり、見栄を張っていない自分こそが自分らしいと認めてあげること。
- 見栄を張っている自分はかっこ悪い
- ダサい姿こそがかっこいい
失敗したり、ダメダメだったり、鈍くさかったり、そんな本来の自分こそが、自分らしさであると自分が認めてあげる作業でした。
一種の洗脳に近いですよね。笑
結構時間がかかりますが、やって見る価値ありです。
最終的には、自分の価値観が指標となる自分専用のスモールワールドができればいいなと思っています。
見栄を張る理由は、【承認欲求】と【防衛本能】によるもの
ではなぜ、人は見栄をはろうとするのか、少しばかり考えてみました。
その要因は、大きく2つあるのかなと思っています。
2つの要因がこちら。
- 他人に認めてほしい「承認欲求」によるもの
- 危険から自分の身を守るための「防衛本能」によるもの
1)他人に認めてほしい「承認欲求」によるもの
1つ目の要因。それが「承認欲求」です。
承認欲求は、かなり強い欲求のひとつだと思いますね。
食欲・性欲・睡眠欲、と同レベルに強い欲だと。
子供時代に限らず、大人になってもこの「承認欲求」は衰えません。
というより、歳を取れば取るほど承認欲求はより増していくように感じます。
子供のときは、親や学校の先生、身の回りの同級生が自分を認めてくれる機会が大いにありました。
一方で、大人になると、
- やって当たり前
- 失敗したらだめ
- 自分でなんとかしないといけない
- 現実に直面
と、他人が自分を褒めてくれる機会が激減します。
つまり、子供時代は承認欲求が満たされていたのに、急に褒めてくれる・認めてくれる機会が減るんですよね。
そんな状況に、恐れや不安を感じると「承認欲求」を満たすために「見栄」を張るようになります。
2)危険から自分の身を守るための「防衛本能」によるもの
2つ目の要因。それが「防衛本能」です。
防衛本能とは、自分の身を守る本能的なもの。
- この場所は危険そう
- この雰囲気はまずそうだな
- この判断をすると失敗するかも
といったように、人は自然と直感的かつ無意識のうちに、危険を認識しています。
面倒ないざこざや争いに巻き込まれないために身についたのかもしれません。起源に遡ると、命を守るためなのかも。
真実は定かではありませんが、防衛本能は自分の命を守るためのもので、生き残るためには、常に強者であり続けようとするのです。
そして、身を守るためには、「目に見えない上下関係」が非常に重要で、現代に身分という制度はないものの、家柄や出身学校、頭の良さ、職業、容姿など、「目に見えない上下関係」が存在します。
現代人は、その「見えない上下関係」に支配され、常に強者、つまり、上の立場・ポジションを守り続けようとします。
そんな終わりなき支配に蝕まれ、「防衛本能」が働き続けるため。「見栄」を張るようになります。
見栄を張らずに「防衛本能」を満たす方法はないの?
「見栄=ダサい」という洗脳。
つまり、見栄を張っていない自分こそが自分らしいと認めてあげること。
これは、見栄を張らずに「承認欲求」を満たす方法です。
では、見栄を張らずに「防衛本能」を満たす方法はないのか?
そのひとつが、
自分独自のポジションやキャラを確立すること、です。
つまり、競争相手を排除すること。
「防衛本能」が働く原因として、常に競争が生まれるコミュニティに身を置いていることが挙げられます。
なので、いつまで経っても強者のポジションを死守しようと必死になる。
競争が生まれるコミュニティに属していると自然と防衛本能が働いてしまいますから。疲弊しますよ。
一方で、大多数の方が、コミュニティに属さないと生活できないはず。
そんなときは、そのコミュニティ内で、自分のキャラを作り上げてみましょう。
- ◯◯さんは、元気で明るいよね
- △△さんは、距離感をしっかり取るタイプよね
- ◇◇さんは、飲み会は絶対参加しないよね
どんなキャラでも構いません。競争を排除できる、独自のキャラであれば。
1点注意ですが、誇張したキャラ設定は辞めておきましょう。
結局、見栄を張っていることと同じことです。
自分が生まれ持った、「素直な自分=自分のキャラ」に置き換えることができれば最高です。
まとめ|見栄を捨てたら楽になった
見栄ばかり人生は、非常に疲れます。
見栄には、「承認欲求」と「防衛本能」という、人間が元来持っている欲望や本能が絡み合うため見栄を捨てることは容易ではありません。
そんな特徴をもつ見栄を取り除くため、
- 「見栄=ダサい」という洗脳
- 自分独自のポジションやキャラの確立
を挙げてみました。
- 見栄を張っていない自分こそが自分らしいと認めてあげること
- 競争相手を排除すること
ができれば、無駄に気疲れする見栄を排除できるのではないかなと。
ちっぽけな見栄なんか捨てちゃって、自分らしく、清々しい、そんな生活を送っていきたいという想いでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回お会いしましょう。