2015年8月17日に書かれた、TABI LABOさんの『なぜかいつも楽しそうな「あの人」が実践する、9つのルール』という記事。
もともとは、ライターのMark Denicolaさんが書いた記事「9 Common Traits Of Happy People(That They Don't Talk About)」がもとになっています。
6年ほど前の記事ですが、楽しく毎日を送りたいと思っている私にとって、とても興味深い記事でした。
もちろん、「楽しい」という感情は人それぞれで、たくさんの人と交流するのが楽しい、と感じる人もいれば、自分の時間を一人で過ごすことが楽しい、と感じる人もいるでしょう。
この手の内容には、「正解」があるわけではありません。ただ、自分の価値観や人生論を一度立ち止まって考え直すいい機会になり得ます。
今回は、この『なぜかいつも楽しそうな「あの人」が実践する、9つのルール』で紹介されている9つのルールを見ていくとともに、私が実践している9つのルールについてもご紹介していきます。
- 『いつも楽しそうだよね』
- 『悩みなんてなさそう』
褒め言葉なのか、イジられているのか、鈍感なのではっきりしたことはわかりませんが、こんな言葉をいただくことが増えました。(笑)そんな時私は、お褒めの言葉として受け取るようにしています。(笑)
私だけでなく、同じ時間を過ごすのであれば、「楽しく過ごしたい」、そう思う方は多いのではないでしょうか。ただ、周りの環境や人間関係、仕事などに支配されて、心の底から楽しく過ごせている人はそう多くはないのかもしれません。
- 子供の頃のように楽しく過ごしたい
- 幸せな生活を送りたい
- いつも笑顔でいたい
そんな感情を抱いている方へ今回の記事を書きたいと思います。今の現状に不満はないけどどこか煮え切れない、と感じている方の少しでも為になれば嬉しい。そう思います。
なぜかいつも楽しそうな「あの人」が実践する、9つのルール
まずは、『なぜかいつも楽しそうな「あの人」が実践する、9つのルール』の記事から、幸せになるための「9つのルール」をご紹介させていただきます。
「9つのルール」がこちらです。
- 01.欠点すらチャームポイントとして受け入れる
- 02.幸せを他人に求めない
- 03.些細なことからでも学ぶ姿勢を持っている
- 04.他人と比較せず他人を応援する
- 05.悲劇にとらわれず前向き
- 06.過去や未来ではなく"今"を生きる
- 07.コントロールできないことは怖がらず受け止める
- 08.お金に支配されない
- 09.問題を解決するのは自分の意思
いつも楽しそうな人は、これらのルールを持っている傾向があるそうです。楽しいと感じている時は、自然とこの「9つのルール」を身にまとっているのかもしれません。
幸せを手に入れるのに重要な2つのこと
この記事を読んで感じたことは、
- ①現状の自分を認めること
- ②他人に過度な期待をしないこと
この2つが、幸せを手に入れるのに重要だということです。それができなくて、悩んでいるんですけどね、、、(笑)
なぜかいつも楽しそうな「私」が実践する、9つのルール
『なぜかいつも楽しそうな「あの人」が実践する、9つのルール』の記事を読み、私はどんなルールを持っているのかを考えてみました。
楽しく幸せに過ごすため、自然と意識している私の「9つのルール」になります。
そんな、「私」が実践する、9つのルールがこちらです。
- 01.面白そうだと思ったことはやってみる
- 02.直感で決める
- 03.2択を迫られた時は「楽しそうな方」「成長できる方」を選択する
- 04.最後は自分で決める覚悟
- 05.今が"最高"である
- 06.常に緩やかな右肩上がり
- 07.「いずれ死ぬ」という現実への理解
- 08.私は「特別な存在だ」と思っている
- 09.他人に期待を寄せることはおこがましい
01.面白そうだと思ったことはやってみる
面白そうだと思ったことはとりあえずやってみることを常日頃から意識しています。
「面白いことは取り逃がすと去っていく」というのが私の考え方。常時面白いことがやってくるわけではありません。面白い機会は、そのチャンスを逃すと一生やってこないかもしれない、そんな感覚です。
将来、同じような面白い機会がやってくるかは不明だし、二度とやってこないかもしれません。だからこそ、取り逃がさないように、「面白そうだ」と思ったことは、とりあえずやってみようと決めています。
余談ですが、食事の時は、先に好きなものを食べる派です。
02.直感で決める
「楽しいことか否か」、「自分のためになるか否か」、「やってみるべきか否か」、これらの迷いは正直ムダです。時間のムダ。
なぜなら、いくら考えても正解に至ることはないから。「やってみないとわからない」というのが模範解答でしょう。
昔の私は、この不毛な悩みに多くの時間を割いてきましたが、「結局わからん。」という回答に毎回行きつきます。なので、この手の迷いには時間を割かないようにしています。
それと同時に、「直感で決めた方がいい結果が出る」ということにも気づきました。いろいろ考えて決めるより、「えいやっ!」と直感で決めたほうが良いことが起きる確率が高いような気がします。
03.2択を迫られた時は「楽しそうな方」「成長できる方」を選択する
毎日の生活を送っていると、幾度となく2択を迫られる機会があるのではないでしょうか。
「進路をどうするか」といった人生を左右する大きな選択から、「外出するか家で過ごすか」といった小さな選択まで。
ちなみに、人は1日に35,000回もの判断をしているとも言われています。
参考記事
→判断回数を減らす話【判断回数を減らすと的確な判断が可能になる】
私自身、就職先を選択するときに「東京」か「熊本」という2択で悩みました。どちらも捨てがたい。ただ、1つしか選択できない。という人生の岐路となった選択。
結局、「東京」を選んだのですが、その理由は、「東京が楽しそうだったから」という薄っぺらい理由です。正直、とっても不純かつ単純な考え方で決めてしまいました。
そんな理由で選択した就職先でしたが、今振り返って思うと、「いい選択だった」と心の底から思います。事実、毎日楽しく生活していますから。
04.最後は自分で決める覚悟
自分で決めるという行為には、覚悟が必要です。自分で決めたからには、その責任は自分自身になり、言い訳ができなくなってしまいます。だからこそ、他人の意見や指示を取り入れがちになり、「自分では決めていない」という逃げ場所を作るような行動を取り始めます。
ただ、私は「最後は自分で決める」ということを意識しています。なぜなら、他人の意見を100%鵜呑みにして決定した結果、悪い方向に向かった時、その意見を出した人を恨む感情が無意識に湧いてくると思うからです。
人を恨んで生活を送ることは、楽しい生活の対極に存在していると思います。楽しい生活を送るなら、人を恨んで生活しないこと。つまり、人を恨むことに繋がる事象を排除することが重要だと思っています。
05.今が"最高"である
「過去に戻りたいか?」という質問には、「戻りたくない。だって、今が"最高"だから」と答えるようにしています。
「今が"最高"である」という境地に至るためには、3つの理解が必要です。
1つ目は、過去は変えられない、ということ。タイムマシンを使わない限り、過去を変えることはできません。
2つ目は、その当時の選択こそが「最適」である、ということ。仮にタイムマシンを使って過去に戻れたとしても、その時の選択こそが「正解」だと思っています。
3つ目が、次にお話しする「人生は常に緩やかな右肩上がり」だという考え方。
この3つを理解すれば、今が"最高"だということに納得できます。
06.常に緩やかな右肩上がり
私は、常に緩やかな右肩上がりの人生を理想に掲げています。爆発力もない、刺激もない、つまらない、と思われるかもしれませんが、これが私の価値観です。
さざなみのように穏やかに、でも着実に右肩上がり。これこそが私が追い求める理想であり、精神安定の極みです。
大きな成長は感じられないけど、確実に今日より明日が良くなる、という感覚で生活を送っています。緩やかな右肩上がりを実現するには、毎日の全力投球が必要不可欠ですが、揺るぎないメンタルの安定感がそこにはあります。
気持ちの浮き沈みをコントロールできるからこそ、他人の幸せに泥を塗ったり、足を引っ張ったり、嫉妬したりすることがありません。自分の楽しみにのみ注力できるんです。
07.「いずれ死ぬ」という現実への理解
死ぬことをひどく恐れ、途方に暮れる時間もムダです。「02.直感で決める」でも話しましたが、考えても結論が出ない内容は、いくら考えても時間のムダ。幸せから遠ざかる行為だと思っています。
人間は、「いずれ死ぬ」運命にあります。
20歳の頃、十二指腸という内臓が急に破れ、悶絶するほどの腹痛に襲われました。歩くこともできず、病院に運ばれ、検査後すぐに医師の判断で緊急手術をおこないました。手術は無事成功。術後1週間で退院できましたが、入院期間中は痛みのあまり、一人で歩くこともトイレに行くこともできませんでした。
昨日まで当たり前にできていた体の動きが、次の日にはできなくなっている、そんな経験から、人っていつ死ぬかわかんないよね、ということが身にしみてわかりました。
それと同時に、明日死ぬかもしれないから、最大限いまを楽しもうという気概を持って生活できるようになりました。
08.私は「特別な存在だ」と思っている
恥ずかしながら、小さい頃から心の中にあった感覚。それが、私は「特別な存在だ」ということ。人前でおおっぴらにすることはありませんでしたが、常に自分の中に持っていた感覚でした。
もちろん、なんの根拠もありません。子供の頃有名だったという事実も皆無。何も持っていない、平凡人でしたが、何故か不思議と「特別な存在」という言葉を自分にかけていました。
特別だと言い聞かせることで、楽しくないときでも「楽しい」「大丈夫」と自分を自分で励ましていたのかもしれません。「特別な存在だ」と自分で思い込むことができれば、人生楽しくなることホントのようです。
09.他人に期待を寄せることはおこがましい
『なぜかいつも楽しそうな「あの人」が実践する、9つのルール』の記事を読んで、「他人に過度な期待をしない」ことが、幸せを手にする上で重要なことだと感じたのですが、私はそもそも他人に期待を寄せること自体おこがましいことだと考えています。
ときどき、他人の行動や考え方を変えようと思っている人がいますが、他人を変えることはできません。というより、変える権利なんてないと思っています。相手が家族であろうが、子どもであろうが関係なく。
他人に自分の価値観を押し付け、こうあってほしいと期待を寄せる先にあるのは、互いの反発のみではないでしょうか。争いの火種となる危険が高い。
楽しく生活するためにも、自分の価値観を判断軸として、他人に押し付ける行為は避けるよう意識しています。助言を求められれば、話すくらいの温度感で丁度いいかと。
まとめ|なぜかいつも楽しいにはワケがある
今回は、2015年8月17日に書かれた、TABI LABOさんの『なぜかいつも楽しそうな「あの人」が実践する、9つのルール』という記事から、楽しく幸せに過ごすことについて考えてみました。なぜかいつも楽しそうな人には、共通のルールがあったということがわかって面白かったです。
この記事をきっかけに、私自身の楽しく幸せに過ごす「9つのルール」を見出すこともでき、自分の考え方が整理できました。
冒頭お話したように、「楽しい」「幸せ」といったジャンルには、これといった「正解」があるものではありません。
今回挙げた、計18のルールがひとつでも皆さんの楽しい生活の糧になれば嬉しいです。
それではまた!