今回は、「幼稚園時代の夢」についてお話します。
この夢は、人生で初めて抱いた夢の話です。
みなさんは幼稚園の頃、夢はありましたか?
幼稚園・保育園時代や小学校時代を思い返してみてください。
どんな人生初の夢を抱いていたでしょうか?
ブログ【「現実」という仮想ゲームの世界を楽しむ感覚。】では、「現実だ」「現実だ」と言っていますが、小さい頃を振り返ってみると初めて夢を持った頃のことを思い出しました。そこで、ここに書き記しておこうと思います。
【将来の夢】幼稚園時代の夢は「大工さん」
私の人生初の夢、それは「大工さん」でした。
この夢は、幼稚園に通っているときに抱いた夢です。
大工さんって、かっこいいですよね。
金槌や釘、カンナを自由自在に扱って木材を加工し、基礎を作って柱を立て、梁を配置し屋根をつけ、床と壁を設置する。なにもない更地から腕一本で自分よりも大きな建物を作り上げるんです。
これこそ職人技。手に職とはこのことかと、幼いながらに思っていました。かっこいいと。
私も、自分の腕一本で家をつくれるような職人さんになりたい。そんな夢を抱いていました。
何かを作ることが好きだった
小さい頃から、私はなにか作ることが好きでした。
パズル、レゴブロック、図画工作など、手先を使う作業は時間を忘れるくらいに没頭できました。
完成までに数日かかる作業では、いつも朝起きれないくせにびっくりするくらい早く起きれます。そして、起きたらすぐにパズルやブロックの前に向かい、黙々と作業を始めるのです。
何かができていく喜びと黙々と自分の時間を過ごせる時間が心地よく、無心で手を動かしていました。
それゆえ、家やビルといった大きな建物をつくる大工さんは憧れの的。
当時体が小さかった私にとって、人が生活する建物を同じ人間が作っているという事実が信じ難いことだったのかもしれません。
大工さんになって、ゆくゆくは棟梁になって、立派な家を作ることが自然と私の「夢」「目標」になっていきました。
やはり、「好きだ」という気持ちには、自分を突き動かす大きな力があります。
大工さんになって100階建てのビルを作りたかった
「大工さんになりたい」という夢を抱いていた幼稚園時代の私ですが、大工さんになってやりたかったことがあります。
それが、「100階建てのビルを作ること」でした。
みんなが驚くような、大きな建物を作りたいと思っていた私。
100階建てのビルを作るという目標は、幼稚園時代の文集にも書いた記憶があります。
「大工さんになって100階建てのビルを作る」が、私自身の中で合言葉になっていました。
今現在「東京都の建設インフラ整備に携わる」
幼稚園時代に「大工さん」という夢を抱いた私は、今現在、東京都で建設インフラ整備に携わる仕事をしています。
作る対象は「家」ではありませんでしたが、東京の地に「建設構造物」を作る仕事をしています。
作ることが好きだった子供の頃の夢が少しは叶ったような、そんな気持ちです。
更地の場所に新しい景色をつくり上げられるのは他の何にも変えられない大きな喜びです。
携わった建設インフラ整備が形になり、グーグルマップやグーグルアースで完成形を見られる日が来たときを想像すると、ワクワクドキドキしてしまいます。
幼稚園時代に抱いた夢「大工さんになって、棟梁になって、100階建てのビルを作る」が、今の私を突き動かす原点です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回お会いしましょう。