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モチベーションの保ち方がわからない
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って悩み。
そんな悩みを考えてみましょう。
① モチベーションを保つために意識している3つのこと
この文章を書いている私は、モチベーションの保ち方に何度も悩まされてきた経験があります。
これまで結構試行錯誤してきました。そんなこんなで、今でもモチベーションを保ちながら新しいことに挑戦できています。県立高校→国立大学→公務員とこれまでいくつかの試験をパスし、今もなおモチベーションを落とすことなく、生活を送れています。昨年度は、仕事分野に直接関係のない簿記3級の資格を取得しました。これも、穏やかにモチベーションを保つことができているからです。
こんな私が、私なりの考えをお伝えします。
モチベーションを保つために意識している3つのこと
モチベーションを保つために意識していることは次の3つです。
2 食わず嫌いをなくす
3 失敗する自分を諦める
1 無理しない
モチベーションを保つためには、無理をしないことが大切です。
無理をしないとは、頑張りすぎない、ということ。短期的かつ目の前の成果ばかりを追い求めないこと、とも言いかえることができます。
もし、無理しないという考え方を取り入れることができれば、ゆるやかな右肩上がりの穏やかな成功が実現します。よって、モチベーションが安定していくわけです。
ただ、「無理しない」と言われても、具体的な方法がわからないよ〜という方もいるかもしれません。そんな方には、次のような考え方をオススメします。
・やるばかりが正義ではないよ。
・人生全体に目を向けて。心身の健康が一番大事。
順に解説します。
・捨てる勇気を持とう。
この「捨てる勇気」はかなり大事。私自身も最近意識していることのひとつです。
毎日やらなくちゃいけない家事。詰め込まれる仕事。今の社会は飽和状態です。ぱんぱんです。
やらなくちゃいけないというマインドコントロールをされているだけで、実はやらなくてもいいことって、たくさんあるような気がするんです。いや、確実に、無駄なことが多すぎます。
そんな無駄で慣習となっている悪しき伝統が、多くの人の「無理」につながっていると私は思います。だからこそ、捨てる勇気を持ちましょう。案外捨ててもなんとかなります。
・やるばかりが正義ではないよ。
「やってる=正義」ではないことをお伝えしたい。
「根性でやれ」とか「気合が足りん」とか「サボるな」とか人生の中で一度や二度言われたことがありませんか?その考え方は、全くもって間違ってると断言します。
結局のところ、根性論しか言えない人は、無能が多い。具体的な技術を持ち合わせてないから、根性論に行きつくしかない。と私は考えています。
根性論は、根性論を突きつけられたために、潰れていった人たちを完全除外している悪しき考え方です。
ちなみに、超一流の人は、「サボる天才」というのが持論。無理せず、自分のパフォーマンスを最大限出せる人こそが、優秀な人です。
・人生全体に目を向けて。心身の健康が一番大事。
人生は長いです。
人生の中で、最大瞬間風速を叩き出すことは刺激的かもしれませんが、私は穏やかな時間が好きです。さざなみのような静かで心地よい時間を欲しています。
という私も、これまでは結構無理をしてきました。体がどれだけ傷ついても、やるときは徹底的にやってしまうこともありました。その結果、心身がもたん。ということに気づいたんです。
結局、心身の健康が一番大事。これ以上もこれ以下もありません。
健康でないと、思い切り体を使って仕事をすることも、運動することも、美味しいご飯やお酒を嗜むこともできません。
無理しすぎると、ツケが回ってきます。なので、無理しないことにしています。
2 食わず嫌いをなくす
モチベーションを保つためには、食わず嫌いをなくすことも大切です。
食わず嫌いをなくすとは、脳みそで考えた好き嫌いをなくす、ということ。直感でなんでもやってみる、とも言いかえることができます。
もし、食べず嫌いをなくすという考え方を取り入れることができれば、やる気という灯火を消すことなく成功の継続が実現します。よって、モチベーションが続いていくわけです。
ただ、「食べず嫌いをなくす」と言われても、具体的な方法がわからないよ〜という方もいるかもしれません。そんな方には、次のような考え方をオススメします。
・興味を持ったことはとりあえず始めてみる。
・やってみて嫌だったら速攻で辞めちゃおう。
順に解説します。
・頭で考えない。人間は賢い生き物。
何事も頭で考えちゃダメです。
人間って、結構頭のいい賢い生き物なんですよね。防衛本能からか、人間はやらない理由を探すことに非常に長けています。
何かにつけてやらない理由を無意識の内に探そうとします。それが、人間の性だから仕方ない。
だとすれば、頭で考えないことが大切になります。本能のままに生きる。情報伝達を脳ではなくせき髄で受け取る。
直感でとりあえずなんでもやってみるためには、頭で考えない。多少の訓練は必要ですが、意識することで食わず嫌いをなくすことにつながっていきます。
・興味を持ったことはとりあえず始めてみる。
まずは行動。
よく言われる言葉です。
「行動しなさい」と自己啓発本みたいに伝えるのは嫌なんですが、ひとつ言えること。それは、あれこれ考える時間って結局無駄、ってことです。
今では、行動できるかできないかというより、他の人よりいち早くやれるかどうかが重要になっているように感じます。
つまり、行動のスピードまで求められ始めたということ。
スピードで勝るためには、あれこれ考えずにやっちゃう方法しかない。考え方を変えれば、「四の五の言わずに始めてみる」という唯一の方法だということに落ち着きます。
小手先のテクニックが必要ないので、手法がシンプルで案外わかりやすい。
やるかやらないか迷っている人がいたら、まず始めましょう。スピードの時代にマッチした手法でもあるので、何事もやってみる価値ありです。
・やってみて嫌だったら速攻で辞めちゃおう。
とりあえず始めてみましょう、というお話をしてきましたが、やってみて嫌だったら速攻辞めちゃってOKです。
これまでの時間が無駄だったと考える必要はありません。
とりあえず始めたことに意味があります。成長です。また、辞める決断ができたということは、捨てる勇気が持てている証拠。素晴らしいことです。
次の新しいことに挑戦するときは、何かを捨てなくてはいけません。
自分に合わなければ、速攻で辞めて、次の新しいことを始める。そのサイクルをぐるぐると回す感覚でいきましょう。
食べず嫌いをなくすためには、直感で行動することが大事なので。
3 失敗する自分を諦める
モチベーションを保つためには、失敗する自分を諦めることも大切です。
失敗する自分を諦めるとは、失敗する自分を許す、ということ。失敗こそ財産、とも言いかえることができます。
もし、失敗する自分を諦めるという考え方を取り入れることができれば、失敗する度に落ち込むことがなくなります。よって、モチベーションが保たれるわけです。
ただ、「失敗する自分を諦める」と言われても、具体的な方法がわからないよ〜という方もいるかもしれません。そんな方には、次のような考え方をオススメします。
・失敗は血肉になる。
・他人の失敗も許せるようになる。
順に解説します。
・失敗したほうが得。
失敗したほうが得。という事実を受け入れることから始めましょう。
失敗に対する一般的なイメージは、失敗=ダメな人間、とか、失敗=恥ずかしい、失敗=ダサい、とか。
まずは、そんな一般的な思考を変える必要があります。
失敗はしたほうが得です。
その理由は、失敗すると確実に記憶に残るから。私自身、過去を振り返っても、いい思い出や楽しかった思い出以上に、失敗したことや大変だったことのほうが記憶に残っています。
このように、失敗経験を積めることは、とってもオイシイこと。経験値が上がって、人生の深みが増しますから。
失敗する自分を許すことはなかなか難しいと思います。そんなときは、「失敗したほうが得。」と呪文のように繰り返し唱えませよう。
少しずつ、失敗する自分を許せるようになるはずです。
・失敗は血肉になる。
成功体験より、失敗体験のほうが、吸収できることは多くあります。
失敗体験は皆さんの血肉となって、守ってくれるはずです。
成功者は、一般人と比べ物にならないくらいの失敗を経験している人です。そんな人の言葉には、一つ一つの重みがある。話を聞いていて、その差は明らか。
また、失敗を繰り返している人は、失敗に対する価値も把握してます。
だからこそ、失敗することに臆病にならない。受け入れ体制が整っているように思います。
失敗に対する思考をここまで変えることができれば、失敗する自分を諦めることは容易です。
諦めるどころか、求めている自分がいるかもしれません。
・他人の失敗も許せるようになる。
ここまでは、自分の失敗について触れてきましたが、自分の失敗を許せるようになると、他人の失敗も許せるようになります。
もし、【失敗を許さない環境】と【失敗してもいい環境】があったとき、どちらのほうが伸び伸びとタスクをこなすことができるでしょうか。
それはやはり、失敗してもいい環境の方だと思います。
失敗を受け入れる体制ができている環境であれば、保守的になることはないでしょう。常に新しいアイディアが生まれ、もっと良くしていこうという環境が構築されます。
失敗が許されないから最小限のタスクだけこなそうとする環境とは雲泥の差。
他人の失敗を許せるようになれば、自分だけでなく周りのモチベーションも保つことにつながっていくのです。
まとめ|モチベーションを保つ話
モチベーションの保ち方がわからない方の悩みについて考えてきました。
モチベーションを保つために意識している3つのことは
その2:食わず嫌いをなくす
その3:失敗する自分を諦める
です。
自分なりのモチベーションの保ち方を探す参考になれば嬉しく思います。