６月２１日（月）に、国際オリンピック委員会、国際パラリンピック委員会、東京２０２０組織委員会、東京都、国の五者協議が行われ、東京オリンピックの観客数上限が
- 収容定員５０％以内
- 最大１万人以内
に決定しました。
※大会関係者や低価格で観戦機会を提供する「学校連携観戦プログラム」で入場する児童、生徒は別枠とする。
ただし、７月１２日以降に、緊急事態宣言もしくはまん延防止等重点措置が発動された場合は、無観客も含めて発動された時の措置内容を踏まえた対応になります。
なお、パラリンピックは、オリンピック開会式の一週間前の７月１６日（金）までに方針を決定する予定です。
当選したチケットが再抽選になる場合も
五者協議によって決定した、
- 収容定員５０％以内
- 最大１万人以内
という東京オリンピックの観客数上限ですが、一部の競技会場では客席数の減少により、当選したチケットを持っていてもその競技を見られなくなる可能性があります。
今回決定した観客上限に達する会場は全体の１割強と言われていますが、詳細は現時点で未定。
再抽選となる競技や払い戻しについての詳細は、６月２３日（水）に公表されるとのことです。
現在発行されている有効なチケットの枚数は約３６４万枚と言われていますが、観客上限が決定したことによる再抽選の結果、約２７２万枚までチケット数が減少することになります。
東京オリンピック競技会場別の収容人数【全４１会場】
最後に、今回決定した観客上限によって、各競技会場の観客数がどう変わるのか、東京オリンピック競技会場に指定されている会場別にまとめました。
１．オリンピックスタジアム（新国立競技場）（東京都新宿区霞ヶ丘町10番1号）
当初
収容人数：６８，０００人
上限適用後
１万人
２．東京体育館（東京都渋谷区千駄ヶ谷一丁目17番1号）
当初
収容人数：７，０００人
上限適用後
３，５００人
３．国立代々木競技場（東京都渋谷区神南二丁目1番1号）
当初
収容人数：１０，２００人
上限適用後
５，１００人
４．日本武道館（東京都千代田区北の丸公園2番3号）
当初
収容人数：１１，０００人
上限適用後
５，５００人
５．東京国際フォーラム（東京都千代田区丸の内三丁目5番1号）
当初
収容人数：５，０００人
上限適用後
２，５００人
６．国技館（東京都墨田区横網一丁目3番28号）
当初
収容人数：７，３００人
上限適用後
３，６５０人
７．馬事公苑（東京都世田谷区上用賀二丁目1番1号）
当初
収容人数：９，３００人
上限適用後
４，６５０人
８．武蔵野の森総合スポーツプラザ（東京都調布市西町290番11）
当初
収容人数：７，２００人
上限適用後
３，６００人
９．東京スタジアム（東京都調布市西町376番地3）
当初
収容人数：４８，０００人
上限適用後
１万人
１０．武蔵野の森公園（府中市朝日町三丁目 調布市西町 三鷹市大沢五・六丁目）
当初
収容人数：指定なし
上限適用後
指定なし
１１．有明アリーナ（東京都江東区有明一丁目11番）
当初
収容人数：１５，０００人
上限適用後
７，５００人
１２．有明体操競技場（東京都江東区有明一丁目10番1号）
当初
収容人数：１２，０００人
上限適用後
６，０００人
１３．有明アーバンスポーツパーク（東京都江東区有明一丁目7番）
当初
収容人数：
自転車競技（BMXレーシング）：５，０００人
自転車競技（BMXフリースタイル）：６，６００人
スケートボード（ストリート・パーク）：７，０００人
上限適用後
自転車競技（BMXレーシング）：２，５００人
自転車競技（BMXフリースタイル）：３，３００人
スケートボード（ストリート・パーク）：３，５００人
１４．有明テニスの森（東京都江東区有明二丁目2番22号）
当初
収容人数：１９，９００人
上限適用後
９，９５０人
１５．お台場海浜公園（東京都港区台場一丁目）
当初
収容人数：５，５００人
上限適用後
２，７５０人
１６．潮風公園（東京都品川区東八潮1番地）
当初
収容人数：１２，０００人
上限適用後
６，０００人
１７．青海アーバンスポーツパーク（東京都江東区青海一丁目1番）
当初
収容人数：
オリンピックバスケットボール（３×３バスケットボール）：７，１００人
スポーツクライミング：８，４００人
上限適用後
オリンピックバスケットボール（３×３バスケットボール）：３，５５０人
スポーツクライミング：４，２００人
１８．大井ホッケー競技場（東京都品川区八潮四丁目1番19号; 東京都大田区東海一丁目2番1号）
当初
収容人数：１５，０００人
上限適用後
７，５００人
１９．海の森クロスカントリーコース（東京都江東区海の森三丁目3番72号）
当初
収容人数：１６，０００人
上限適用後
８，０００人
２０．海の森水上競技場（東京都江東区海の森三丁目6番44号）
当初
収容人数：
オリンピックカヌー（スプリント）：１２，８００人
ボート：１６，０００人
上限適用後
オリンピックカヌー（スプリント）：６，４００人
ボート：８，０００人
２１．カヌー・スラロームセンター（東京都江戸川区臨海町六丁目1番1号）
当初
収容人数：７，５００人
上限適用後
３，７５０人
２２．夢の島公園アーチェリー場（東京都江東区夢の島二丁目1番4号）
当初
収容人数：５，６００人
上限適用後
２，８００人
２３．東京アクアティクスセンター（東京都江東区辰巳二丁目2番1号）
当初
収容人数：１５，０００人
上限適用後
７，５００人
２４．東京辰巳国際水泳場（東京都江東区辰巳二丁目8番10号）
当初
収容人数：４，７００人
上限適用後
２，３５０人
２５．札幌大通公園（札幌市中央区大通西）
当初
収容人数：指定なし
上限適用後
指定なし
２６．幕張メッセA・Bホール（千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目1番地）
当初
収容人数：
幕張メッセAホール：１０，０００人
幕張メッセBホール：８，０００人
上限適用後
レスリング、テコンドー：５，０００人
フェンシング：４，０００人
２７．釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ（千葉県長生郡一宮町東浪見6961-1）
当初
収容人数：６，０００人
上限適用後
３，０００人
２８．さいたまスーパーアリーナ（埼玉県さいたま市中央区新都心8番地）
当初
収容人数：２１，０００人
上限適用後
１万人
２９．陸上自衛隊朝霞訓練場（東京都練馬区大泉学園町九丁目4番）
当初
収容人数：
射撃（（ライフル）本選８００／決勝２，４００）：３，２００人
射撃（クレー）：３，０００人
上限適用後
射撃（（ライフル）本選８００／決勝２，４００）：１，６００人
射撃（クレー）：１，５００人
３０．霞ヶ関カンツリー倶楽部（埼玉県川越市笠幡3398番地）
当初
収容人数：２５，０００人
上限適用後
１万人
３１．江の島ヨットハーバー（神奈川県藤沢市江の島一丁目12番地2）
当初
収容人数：３，６００人
上限適用後
１，８００人
３２．伊豆ベロドローム（静岡県伊豆市大野1826番地）
当初
収容人数：３，６００人
上限適用後
１，８００人
３３．伊豆MTBコース（静岡県伊豆市大野1826番地）
当初
収容人数：１１，５００人
上限適用後
５，７５０人
３４．富士スピードウェイ（静岡県駿東郡小山町中日向694）
当初
収容人数：２２，０００人
上限適用後
１万人
３５．福島あづま球場（福島県福島市佐原字神事場1番地）
当初
収容人数：１４，３００人
上限適用後
７，１５０人
３６．横浜スタジアム（神奈川県横浜市中区横浜公園）
当初
収容人数：３５，０００人
上限適用後
１万人
３７．札幌ドーム（北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地）
当初
収容人数：４１，０００人
上限適用後
１万人
３８．宮城スタジアム（宮城県宮城郡利府町菅谷字舘40-1）
当初
収容人数：４９，０００人
上限適用後
１万人
３９．茨城カシマスタジアム（茨城県鹿嶋市神向寺後山26-2）
当初
収容人数：４０，０００人
上限適用後
１万人
４０．埼玉スタジアム２００２（埼玉県さいたま市緑区美園2-1）
当初
収容人数：６４，０００人
上限適用後
１万人
４１．横浜国際総合競技場（神奈川県横浜市港北区小机町3300）
当初
収容人数：７２，０００人
上限適用後
１万人
