Diary

日々感じること、肌感、直感や、日々考えていること、思考、考え方などを気ままに書き記します。

2024/3/1(金) #0266

3月に入りました

今年度も残り1ヶ月。もう1年終わるなんて。まぁ早いこと。優先順位を決めて、やらないことを明確にしないとな。

2024/2/29(木) #0265

閏日

今年は4年に1度の閏年。2月29日のプラス1日は、太陽の周りを1周する公転周期による太陽暦(365.24日)と季節の暦のズレを補正する日だそう。毎年6時間のズレを4年に1回、1年を366日にすることで調整しようだなんて、そんな発想できない。

2024/2/28(水) #0264

揮毫(きごう)

揮毫とは、毛筆で文字や絵をかくことを言い、特に知名人が頼まれてかくことを指す。文字を書かなくなった現代において、馴染みが薄くなっている言葉のひとつだ。歴史博物館などで拝見する昔の書物を見ると、昔の人の達筆さに驚かされる。筆跡の形や癖は、その人自身を投影するとも言われるように、文字書きがタイピングやフリック入力に移行する時代だからこそ、より手書きの大切さが浮き彫りになっている気がする。

2024/2/27(火) #0263

2024/2/26(月) #0262

2024/2/25(日) #0261

2024/2/24(土) #0260

2024/2/23(金) #0259

2024/2/22(木) #0258

2024/2/21(水) #0257

2024/2/20(火) #0256

2024/2/19(月) #0255

2024/2/18(日) #0254

2024/2/17(土) #0253

2024/2/16(金) #0252

2024/2/15(木) #0251

明るく繊細な人

日頃明るいが、隙間隙間で垣間見える繊細さを持つ人がいる。このような人は、日常生活で大きな負荷がかかりやすくメンタルが落ち込むと立ち直れないことが多い。ただ、私はこのような人が好きだ。苦しみを理解できる、なんて容易いことは口が裂けても言えないが、そんな人の生き様がただただ好きである。

2024/2/14(水) #0250

他者嬉々は2倍以上

自らの喜びに邁進することも素晴らしい。ただ、自分以外の人が喜ぶ姿はその2倍以上の幸福感があるものだ。この喜びを一度知ってしまうと、癖になってしょうがない。自らの喜びには限界がある。

2024/2/13(火) #0249

必死になる書き替え可能な自己印象

ネットの普及によりSNS等で自らを不特定多数に発信可能になったことで、ネットを通して自らの印象をよく見せようとする争いが激しさを増している。一時的な印象の書き替えが容易であることから、理想の自己イメージに投稿を近づけ、一瞬の承認欲求を満たすことを繰り返し行っている。現実の仮想の空間が曖昧になり、辛い現実から離れ、仮想の空間に居場所を見つけられる側面もあるが、一時の快楽であることを忘れてはならない。

2024/2/12(月) #0248

研ぎ澄まされる美的感覚

常に美しくあれと必死に抗う姿勢によって、美的感覚が研ぎ澄まされ、重厚感のある思考と人間味が凝縮されて内側から溢れんばかりに滲み出す気がする。

2024/2/11(日) #0247

周囲への洞察力

普段見てないようで周りをよく見ている。そんな鋭い洞察力を持つ人が時々いるが、高度な洞察力を持ち合わせる人を観察すると非常に勉強になる。自らのことに時間やお金を費やすことははじめの一歩として重要だが、遅かれ早かれ周囲への洞察力を高めるフェーズに移行していく必要がある。洞察力は歳を経れば経るほど高まっていく能力であるが、ただ歳を取ればいいという問題ではない。洞察力に意識を向けて、他者を想う気持ちを持って多彩な経験を積むことで洞察力は高まっていくのである。

2024/2/10(土) #0246

最後まで動かず動じない粘り

つい慌てふためくと、先に動いて我慢できないことはないだろうか。私はこの経験が幾度となくある。そんな経験をするたびに思うことは、最後まで動かず動じない粘りの重要性である。これは日頃から鍛錬していないとまず無理で、つい怖くて先に動いてしまい、結果失敗する傾向が強い。特に、ここぞという緊迫感のある重要な場面で動じない粘りを表現するには、圧倒的な意志と己を律する地道な訓練が必要である。

2024/2/9(金) #0245

机上では分からないこと

頭数揃えて机上で多くを語ろうとしても、机上だけでは分からないことが多々ある。高い人件費と膨大な時間を机上で浪費するくらいなら、いっそのこと現場に足を運び、現場の空気や雰囲気に触れ、その場で感じる直感を持ち帰って議論した方がよいのではないか。ただ残念ながら、多くの賢い人間がそのことを知っていたとしても、ほとんどが現場へ赴くというたった1工程を嫌い面倒がって重い腰を上げずにその場に居座り続けるようだ。

2024/2/8(木) #0244

完成形によって全てが構築されているという幻想

出来上がった現代を生きていると、完成系の商品やサービスなどが当たり前のように感じてしまう。非常に危険な感覚である。全てのものは常に発展途上で、完璧なものなど無いに等しい。だが消費者はそれが完璧なものだと信じ、完成されたものだと疑わない。100点満点を取る試験勉強ばかりやってきた我々にとって、β版のように50点程度で世に放たれ、都度改良が加わるものは受け入れずらいのだ。

2024/2/7(水) #0243

能力に気付き能力を適切に理解する難しさ

日々、能力に気付き能力を適切に理解することな難しさを痛感している。秀でた魅力のある能力を持つ人が大勢いる一方で、その能力に気付き適切に理解して正しく操っている人の異常な少なさを嘆きたい。偉そうな言い回しだが、秀でた能力の無駄遣いを見るたびに、その素晴らしい能力を私に授けてくれ、と吐露したくなる。

2024/2/6(火) #0242

正論は他人を傷つける

正論を言うことは正しい。誤ってはいない。しかしながら、正論をかざすことは、時に他人を傷つけることを知っておくべきだ。正論を発することで、自らの身は守られる。だが、正論を受けた相手はその責任を負わされ、窮地に追い込まれ、それ相応の対応を求められる。だからこそ、正論を発する際には、相手へのフォローと思いやりを忘れず、細やかな言葉選びに努める必要がある。

2024/2/5(月) #0241

正解って何だ

正解ってなんだろうか。何が正しいかについてやたら固執する場面に遭遇すると、この問いが繰り返し思い起こされる。この場合、正解という概念の整理と共通認識が必要だが、そもそも双方で共通認識が合致しないこともあるだろう。趣味の範囲で正解を探すことはそれぞれの自由だが、自らの空想正解を一方的に押し付けてはいけない。

2024/2/4(日) #0240

貧弱な環境から逞しい芽が生まれる

逞しい芽は貧弱な環境からしか生まれない。過保護にぬくぬくと守られた環境からはピカリと光る輝きは生まれない。この差は変化のない何気ない日常では明確に認識できないが、逃げ場のない絶体絶命の場面において明白な差となって表面化する。もし逞しさを会得したいのであれば、踏みしめる大地から栄養を抜き取ればよい。決して、肥料を撒いてはいけない。

2024/2/3(土) #0239

弱者を攻撃する構図

なぜ生き物は弱者を攻撃するのだろうか。自らが厳しい世の中を渡り歩いて生きていくには、弱者を探し出しその弱者を攻撃することで、自らの威厳や強さを周りに示す必要があるからだろうか。いつの時代も年代問わず、弱者を虐め強者に巻かれる。この構図によって利益を得るのは、ただただ己一人であるのにもかかわらず。

2024/2/2(金) #0238

職人技の極み

職人技は美しい。心技体が整った極地には、容易に解説することが許されない美しさがある。ただ、職人技には2つの大きな問題が存在する。ひとつが膨大な時間を要すること、もうひとつが技術の継承だ。そのため最近では、効率性の悪さやAI学習の高度化により、職人技の希少性が以前ほど高くなくなっている。マニュアル化し、要点だけ押さえて、繰り返し作業は機械に任せる、なんて世界は今後当たり前のようになるだろう。が、もしそんな時代が到来すれば一変、膨大な時間をかけて磨き上げられた職人技がより強いスポットライトを浴びる日もそう遠くはないだろう。

2024/2/1(木) #0237

年を経ることの喜び

年をとることは一般に、望ましくないことだと考えられている印象がある。ただ、シワやシミ、白髪が増え、年を重ねることは喜ばしいことだと思う。どうして年を取ることが幸せなことなのか、なんて堅苦しいことを考えず、紆余曲折ありながらも1年1年無事に年を取っていくこと自体に、喜びを感じていきたい。

2024/1/31(水) #0236

正面で向き合う

2024/1/30(火) #0235

努力のベクトル

2024/1/29(月) #0234

怯むことを楽しむ

2024/1/28(日) #0233

保守を押し出す保身

2024/1/27(土) #0232

土俵際で発揮される馬力

2024/1/26(金) #0231

3周まわって他人に優しくなれる

2024/1/25(木) #0230

厳しい制約環境下でしか新たな発想は生まれない

2024/1/24(水) #0299

後先考えず飛び込む勇気も

2024/1/23(火) #0298

いまに全力投球

2024/1/22(月) #0297

大人ぶらずに遊ぶ

2024/1/21(日) #0296

思考の境界を繰り返し行き来する

2024/1/20(土) #0295

土台を地道に固める

2024/1/19(金) #0294

瞬間瞬間の適応力

2024/1/18(木) #0293

簡単ではないことに本質がある

2024/1/17(水) #0292

迷い悩み苦しむ

2024/1/16(火) #0291

直感的美を大切に

2024/1/15(月) #0290

表に出ないプロセスにこだわる

2024/1/14(日) #0289

媚びない潔さ

2024/1/13(土) #0288

実力と評価は一致しない

2024/1/12(金) #0287

美意識を追い求める

2024/1/11(木) #0286

私心による埋められない差

私心があるか否かは埋められないほどの大きな差となる。私欲を貪る心(私心)によって、あらゆる弊害を招き、ここぞという時に足元をすくわれる。それほど私心というものは

2024/1/10(水) #0285

災害への備え

いつ災害が迫ってくるか分からないからこそ、身近なことでも良いから、災害への備えをやっておくべきだと感じた。ネットで簡単に調べられるので、防災グッズをリュックにまとめて、備えておこうと思う。

2024/1/9(火) #0284

詰め込みすぎない

新年を迎え、目標を立てて心新たに気合が入っている人も多いだろう。つい、詰め込みすぎる年の始めだからこそ、詰め込みすぎないよう意識することが大事である。断捨離して、やるべきことを明確にし、やらないことを決定する。そっちの方が重要だと思う。

2024/1/8(月) #0283

成人の日

新成人を迎えた皆様、おめでとうございます。これから幾多の困難が立ちはだかるかもしれません。が、そんな壁を吹き飛ばしていく、若いエネルギーに期待を寄せます。

2024/1/7(日) #0282

今日会った人

一期一会。人との出会いは、何度もあるわけではなくその場限りで一生に一度かもしれない。またこれまで何度も会ってる幼馴染みでも、あと何回会えるかはわからない。悲観的になる必要はないが、その事実を心に留め、出会える時間と機会を大切にしたいものである。

2024/1/6(土) #0281

普通とは何だ

一般・標準・当たり前・ノーマルなどと言われる、世の中で普通とされるものは一体何なのだろうか。多くの人が認識していれば普通なのか。巷で繁栄していれば普通なのか。普通の存在が掴めないもどかしさと同時に、なぜ人々は普通を強く求めるのか、その真意にも興味が湧く。目立つことで降り注ぐ身の危険を回避する本能なのか、違いを持って生まれる生物が同類項に触れることで満たされる安心感なのか、簡単に「普通」という言葉を使いがちだが、奥が深くて面白い。

2024/1/5(金) #0280

3点で支える

モノは3点で支えられる。トレイも2本指では支えられないが、3本の指を使えば安定してコーヒーを運ぶことができよう。つまり、安定してモノを支えたいのであれば、3つの土台を準備すれば良い。逆を言うと、1つや2つでは支えられるかもしれないが、不安定であることを意味する。もし安定感がないと感じた時は、3つの土台があるか否かを確認してみるといい。注意深く確認してみると、多くが3点で支えられていないことに気づくだろうし、安定しているものは何かしら3点で支えられていることに気づくはずだ。

2024/1/4(木) #0279

基礎に立ちかえる

何事においても、基礎はすべての礎といえる。つい応用編から手をつけたくなるが、地味で時間のかかる基礎の定着が不十分だと、後々大きな欠陥として取り返しのつかないことになる。だからこそ、常に基礎に立ちかえる意識を持って浮き足立たず、基礎練を地道に継続して、基礎基本に忠実であることを、忘れてはいけない。

2024/1/3(水) #0278

やるべきことを淡々と

やるべきことを自分のペースで淡々と進める。骨の折れる作業であり、その苦行に耐え抜ける人はごくごく僅かだ。もし、他人の目を気にせず影響を受けない、鈍感さとも言える性質を持ち合わせているなら、極力目立たず人目に触れず、自分を信じて淡々と苦行の道に突き進むのみ。刺激的な目の前に転がる賞賛を無視して、つっかかってくる外部環境を相手にしない。メンタルとフィジカル両方の強さ(総合力)が必要になる。

2024/1/2(火) #0277

優先順位か好き勝手か

何もかもに興味を持って手をつけていた時代から、優先順位を決めて手をつけていく時代へのシフト。身一つで手をつけるにはあまりにも時間が足りないからこその苦渋の選択、とでも言おうか。ただ、無邪気に子供心を持って、好き勝手やり続けることも重要で、歳食うと、好き勝手やりたくてもできなくなる。

2024/1/1(月) #0276

謹賀新年

本年もどうぞよろしくお願いいたします。2024年は辰年。大空へ駆け上がっていく昇り竜のように、新たな出発の年、飛躍の年となるよう、邁進していく所存です。

2023/12/31(日) #0275

大晦日

令和5年、2023年もお世話になりました。良いお年を。

2023/12/30(土) #0274

労働者確保の競争激化

少子高齢化、人口減少により就業人口が減り、一層働き手の確保が難しくなっている。これは2023年現在でも問題となっているが、未来を見据えて経営する組織にとっては、近い将来迫り来る労働人口減からも目を背けてはならない。厚生労働省の人口動態統計から算出した数値によると、20年後の20代前半(新規学卒者数)は2021年時点より4分の3も減少するそうだ(著書『未来の年表(著者 河合雅司氏)』より)。今現在、採用の定員割れに苦慮している組織は、全体数が4分の3になるのだから、より困難を極めることが予測される。この事実より、更なる労働者確保の競争が激化すると容易に想像でき、業種・業界や企業・行政の新陳代謝が加速すると思われる。つまり、未来を見据えて事前の対策を取らず、変化に対応できない組織は瞬時に滅びることを意味する。だとすると今後30年以上の間、働き手となる我々はどうすれば良いか。無駄の廃止、自由な働き方、兼業の推進、賃金上昇を取り入れる組織が標準するのか、物理的に回らなくなると時代に逆行して長時間労働や低賃金労働が横行するのか、海外労働者を受け入れざるを得なくなるのか。現20、30代はこの問題から逃れることはできない。自分ごととして知恵を絞りたい。

2023/12/29(金) #0273

正論は他人を傷つける

正論は自らの立場を守る観点でいくと正しい。また、試験のような場面では、正しく論じる解答が正とされる。そんな習慣が定着していると、いつまで経っても正論を振り翳す人間に成り下がる。この状況は一見正しいように感じるかもしれない。しかしながら、正論を振り翳す人間は、自らに責任を背負うだけの覚悟がない者だと思う。正論は自らを守り、多くの人を傷つける特性があることを知っておく必要があるのだ。その上で、正論と曲論の狭間を絶妙なバランスで掻い潜っていくセンスが要求される。

2023/12/28(木) #0272

逆境時の立ち振る舞い

どこで人の本性や能力が測れるか。私は、逆境時の立ち振る舞いで大半がわかる、と思う。調子の良い時は誰もがのびのびと、綺麗事を並べて偉そうに主張できる。余裕があるため、他人に口出ししたりちょっかいを出したりと、守られた城壁の中に自らの身を置いて、自由気ままに動き回れるから。ただ、その人の本性や能力が試される時は、城壁が崩れ落ちた後の振る舞い。自分だけいち早く逃げるのか、周りの人を助けながら逃げるのか、はたまた最前線で戦い抜くのか、緊急時にどのような行動を取るかは本当に人による。そしてその行動は、平常運転時にはわからない。だからこそ、逆境時の立ち振る舞いは、チェックポイントになるし、自らを戒めるポイントにもなる。

2023/12/27(水) #0271

遊びを取り入れる

真面目に取り組むことは素晴らしい。しかしながら、真面目に正面突破だけでは、間違いなく上手くいかない。時にはユーモアや力を抜くことも重要である。真面目に愚直にをベースとし、定期的に遊びを取り入れる。ルーチンワークとして日常に落とし込んでおくことがポイント。

2023/12/26(火) #0270

紙とペンと湧き上がる熱量

何もやる気が起きない。もぬけの殻。そんな時は、紙とペンがそれらを一掃してくれるかもしれない。紙とペンは不思議な力があるように感じる。デジタル化が進む中、紙とペンを使用することは時代遅れの発想かもしれないが、真っ白で罫線もない自由な余白を余すことなく、書き出す順番や構成なんか完全無視して、赴くままにペンを走らせる。その間、ペンを使って紙に向かう時間は決して制約してはならないし、書き記したことを振り返ってあれこれ悩む必要もない。外界との通信を遮断して、ただひたすらに没頭する。これを繰り返すことによって、徐々に熱量が湧き上がってくる。

2023/12/25(月) #0269

クリスマス

メリークリスマス。皆さんの家にはサンタさんが来たでしょうか?私の家は、田舎だったせいか、人生で1回しか来てくれませんでした。なので、今後家を建てる時には、アピールの意を込めて、煙突を標準装備しようと思っています。

2023/12/24(日) #0268

令和5年も残すところ1週間

本日はクリスマスイブ。そして、今年も残り1週間。1年間を総括し振り返りながら、来年に向けた準備を着実に積み上げていこうと思う。こんな、ふと一瞬立ち止まれる時間を大切にしていきたい。

2023/12/23(土) #0267

今こそ始め時

思い立ったら即行動。良いタイミングなぞ訪れない。機会は一瞬で過ぎ去る。そもそも、頭の中に浮かんで考えつき、認識している状況こそ、稀で貴重な体験である。だからこそ、この価値ある瞬間を逃してはならない。あれこれ難しく考えず、まずは一歩前へ足を踏み出そう。一歩目を踏み出すことで、次の足は自然とついてくる。今こそ始め時なのだ。

2023/12/22(金) #0266

閉塞する人間関係

人間関係が閉塞することに危機感を感じ、落ち込むこともあるかもしれない。ただ、徐々に人間関係が閉塞していくことは、自然の摂理ではないかと感じている。もちろん、人間関係を広げることも重要なフェーズである。が、人間関係を広げるフェーズは、あくまで閉塞する人間関係に到達する前段であり、最終的にはすべてが収斂される運命ではないかなと。ゆえに、古くから長く続いている人間関係をより一層大切にしたいと、強く願うのである。

2023/12/21(木) #0265

複雑なものは疑う

あらゆる判断基準として、複雑なものは疑った方が良い。なぜなら、複雑なものに直面すると、多くの人は思考が停止しやすく、取り掛かりの優先順位が下がり、自分で考えることをやめて他人に任せきりになるからである。もちろん、自分の手に負えないものは他人の力を借りる必要がある。しかしながら、能力の範囲を超えていないものであっても、見え方が複雑であることによって、許容範囲を逸脱していると勘違いし、判断を辞めてしまうことがある。だからこそ、意識的に複雑なものは疑うクセを身につけておいた方が良い。

2023/12/20(水) #0264

当たり前を見直す時

そろそろ、当たり前を見直す時に来ている。生活の中での当たり前を、自然のことだと誤認識する傾向にある昨今、その誤認識を改める時期に来ていると日々感じている。

2023/12/19(火) #0263

休暇

また明日から無理せず頑張ろう。

2023/12/18(月) #0262

間を埋めない

つい、間を埋めたくなる。会話の間、部屋のスペース、画用紙の余白など、空白があると手を加えたくなるのが人間の性である。だからこそ、間を埋めないよう意識する。なかなかできていないが、あえて間を作るよう努力している。平時は間を気にする必要はない。ただ、ここぞという場面では間の作り方で勝負が決まる。その時を見据え、日頃から間の作り方を試行錯誤する。

2023/12/17(日) #0261

急変化するものは脆い

何においても、急変化しやすいものは脆い。大きな変化は魅力的で刺激があり、中毒性を併せ持つ一方、安定的ではなくすぐに崩れ落ちやすい。一瞬の快感に魅力される特性が前面に出やすいが、奥底にある目隠ししたくなる脆さという特性からも目を背けてはいけない。何事にも光と影があるのである。

2023/12/16(土) #0260

比較せぬ風潮づくり

比較せぬ世の中こそが、個人の自己肯定感を高め、幸福度を向上させると考えるに、どうすればそのような風潮づくりができるか、頭を悩ませる日々である。古き良き歴史や民族習慣を尊重しつつ、風潮を定着させていくためには、あらゆる手法と予測を過去の類似実績から想定し、比較せぬ風潮づくりとは無縁で察しがつかない手法を繰り返し打っていく必要がある。

2023/12/15(金) #0259

今年も残り半月

今年も残すところ2週間となりました。1年間の振り返りを通して、身の回りの整理を今一度行い、綺麗すっきりして年を越したいものです。

2023/12/14(木) #0258

少しばかりの背伸び

届くか届かないか、絶妙に負荷がかかる背伸びは重要で、少しばかりの背伸びをした状態をキープしたい、というのが私が思い描く全体感のイメージ。

2023/12/13(水) #0257

過去に苛まれないコツ

過去の分岐点や判断、勝敗に後悔し、自暴自棄になり、ひどく苦しめられることはないだろうか。特に嫌な思い出や大きな失敗は、その後尾を引いて長期的に苦しむ要因にもなる。では、過去に苛まれないためにどうすれば良いのか。それは、今に最善を尽くし、今を懸命に前進すること、だと私は考える。先を見据えることも重要である、過去を振り返ることも重要である。ただ、先の未来で過去を振り返った時にできることは、その時点で自らがどう向き合って取り組んだか、だけである。つまり、その地点において常に最善を尽くしていれば、後悔もないし諦めもつく。その地点での、体力や知力の限界にも気づく。これらを聞くと、多忙な日々を常に全力なんて無理と感じるかもしれない。が、その時は少しギアを落としてそのギアで全力を尽くせばよい。自分に言い訳を作るやり方のように感じるかもしれないが、潰れる必要はない。周りに感化されすぎず、自分のペースで進んでいくことが、いまこの瞬間が過去になった時に、過去に苛まれない方法だと思う。

2023/12/12(火) #0256

身だしなみ

あまりファッションに興味がなく、身だしなみにはかなり疎い。ただ最近身だしなみについて考えたところ、ブランド品を所有したり格好良く見られたいという自己欲求を満たす術でなく、相手を安心させたり心地よい気持ちにさせたりする術として身だしなみは役立つのではないかと考えるようになった。だとすれば、身だしなみを整えることは、自らの欲求を満たすわけでなく、相手に敬意を払う作法として理解し、身だしなみを磨くことに励めば良い。そちらの方が個人的にはやる気が出る。

2023/12/11(月) #0255

人気と人望

人気と人望の違いについて考える。まずは人気と人望が継続する期間だが、人気は瞬間的で短期的なものが多い一方、人望は積み上げに時間がかかり長期的に続くものが多い。裏切らないというのは前提であるが。次に、双方間の距離だが、人気は距離が遠い一方で、人望は双方間の距離が近いという特徴がある。それゆえ、人気の相手先は第三者(赤の他人)であることが多いが、人望の相手先は当事者(身内)であることが多い。最後に、人気と人望を獲得する経由ルートであるが、人気はSNS等の媒体を経由することが多い一方、人望は直接会う等の経験を経由することが多い。つまり、両者は似て非なるものである。

2023/12/10(日) #0254

白米と味噌汁

結局のところ、まわりまわって白米と味噌汁があれば最高である。美味しく、いちばんホッとする食べ物だと思う。ホクホク熱々の白く輝いた米粒を箸でつまんで口に運ぶ。その後にズルズルと、お味噌汁を流し込む。なんとも言えない幸せな瞬間で、日本人で良かったと思う瞬間でもある。だとすれば、白米と味噌汁が食べれるよう自給自足すれば良いという考えになって、稲と大豆を自家栽培したいという発想になる。少し探してみると、野放しになった土地や畑はたくさんある。辺鄙な場所ではあるが、そのような場所を有効活用し日本にある貴重で大切な資源を無駄にしない。そんな発想と有効利用が加速すれば、取りこぼしなく資源を最大限活用できるのではないかと思う。

2023/12/9(土) #0253

吸ってはき出す

空気を吸ってはき出す呼吸は、酸素を体内に取り入れ、二酸化炭素をはき出しており、無意識に絶え間なく行われている。空気を吸って酸素を取り入れないと生きていくことができないため、空気を吸うことは最重要な生命活動だと言える。ある時お風呂の湯船に浸かりながら、意識的に呼吸の動作を行ったところ、気になる感覚があったのでここに記しておく。リラックスした状態で、深くゆっくりと「吸う」と「はき出す」を繰り返したところ、最重要な生命活動である「吸う」時よりも、「はき出す」時の方が身体全体の安心感が高まり、よりリラックスできた気がした。生きていくために必要な酸素を取り入れる動作よりも、二酸化炭素をはき出す動作の方が、身体に安心感をもたらす感覚は非常に不思議な体験だった。

2023/12/8(金) #0252

正解がないことに慣れる

「これが正解」「この道に進むのが正しい」「あの時選択を誤った」など、正解に固執する傾向がある。これは、幼少期からの『学び=正解を回答すること』の教育によるものだと考えるが、そもそも我々が生きる世界には正解がないことの方が多い。仮に正解がある事象だったとしても、それらは事象が証明されたもの、また、法律や制度によって規制されているもの、であるだけで、立場や見方を変えるとその正誤が裏返るものも多い。故に、『正解=絶対的正』ではなく、正解とされるものに依存するリスクがあることも押さえておくべきである。であれば、正解を突き詰める作業に多くの時間を費やすのではなく、正解がない現実と共存し、早くから正解がないことに慣れていく方が、無駄な制約に行き詰まる回数を減らすことに繋がるのではないかと考える。

2023/12/7(木) #0251

渋滞空間での加速

車の渋滞は出来るだけ避けたいものである。渋滞によって、到着時間が遅れる、移動時間が伸びる、アクセルとブレーキの切り替えが増える、など、これらによって車を運転するドライバーにはイライラや焦りが生まれる。このストレスを解消するため、渋滞空間で物体を加速させることができないかと考えてみたい。ニュートンのゆりかごのように、球体を衝突させることでエネルギーを伝え、5つ目の球体を動かすことは可能だ。ただ、直線で並んだ5つの球体を渋滞空間と定義するのはまだ不十分である。仮に、平面的な2次元、立体的な3次元での渋滞空間において、物体が加速できるなら、交通渋滞だけでなく、多くの事象に影響を与えると思う。

2023/12/6(水) #0250

意識高い系イジリ

意識高い人を面白おかしくイジって冷やかすのは極めて低レベルな戯れである。停滞する現状において、ずば抜けて突き抜ける人をより多く輩出することが重要で、その蕾を散らすなんてことは言語道断だ。優秀な若い芽を摘まず、後押しして押し上げる、そんな風潮が広がれば良いのだが。なにせ、余裕がなければそんな寛大な気持ちも生まれまい。

2023/12/5(火) #0249

巻き戻しできない価値

音楽を聴く時、現代では多くがミュージックアプリや動画アプリを利用するが、アプリでは聴きたい音楽を好みに合わせて気軽に選ぶことができる。気に食わなければ飛ばしたり巻き戻ししたり、自由な曲順を選択することが簡単だ。これは音楽に触れるハードルを下げ、万人が楽しめる機会を創造した。ただ、この自由さの提供によって、自分都合で曲を飛ばしたり巻き戻ししたりできない価値が高まっていると感じる。一度スタートを切ると、最後まで一直線に曲が突き進み、聴く側の介入を許さない。曲を提供する側が込めたストーリーを、より体感できるようになる価値に注目が集まると感じている。

2023/12/4(月) #0248

問題を仮定する

問題を与えられ、答えることには慣れている。ただ、問題を自ら考え仮定することには慣れていない。一度冷静になって周りを俯瞰してみると、問題を仮定することの重要性を痛感する。そして、身のまわりに降りかかる問題は、自然発生して受動的に受け取るものの場合、苦労し疲弊することが多い一方、自ら仮定して引き寄せた問題は、単純な苦労や疲弊から解放されることが多い。これまで問題を与えられすぎたがあまり問題を仮定することに慣れていないだけで、訓練を積むと身のまわりに湧き上がる問題の質が変化する。

2023/12/3(日) #0247

情報の取捨選択

「情報が多すぎる」と愚痴を漏らしたくなるほどの巨大な情報社会の中で、情報を取捨選択する能力がより重要になっている。とは言いつつも、、、受動的に情報を受け取ることに慣れきった私にとってはかなり意識しないと取捨選択なんかできそうもなく、前向きにしようと取り組んだところで、取捨選択の境界線に悩むことになるだろう。とすれば、思い切って情報媒体を遮断する、ことが得策な気がしてきた。スマホに入っているアプリなんかも情報媒体のひとつに該当する。現代人が手元から話せなくなったスマホ。それに入った大量のアプリを、年末も近いことだし、大掃除の意味も込めて思い切って削除してもいいかもしれない。

2023/12/2(土) #0246

爆睡

本日は、長時間の爆睡。あれ、、もうこんな時間??と疑う自分と、自暴自棄になりそうな自分と、満足感のある自分と、諦めの自分。たくさんの感情が目の前を暴れ回っている中、俯瞰して冷静に「これだけ寝れる体力がまだあるのか」と新たな発見を楽しんでる自分もいる。

2023/12/1(金) #0245

もう12月

もう12月、師走に入りましたね。冬っぽくないポカポカ陽気が続いているからか、12月だという実感がまったく生まれない。ただ、ここまで来ると今年度もあっという間に終わってしまうのが、これまでの経験則。だからこそ今一度、忙しい中でも1年をひとつひとつ丁寧に振り返り、この機会に一旦立ち止まって、今後についてじっくり考えようと思う。

2023/11/30(木) #0244

慮る

『おもんぱかる』とは、相手に対して思いを巡らせること、気を遣うこと、気持ちを察すること、という意味である。何事もまずは相手側から考え、その上で自分側にフィードバックする思考は、私が大切にしたい考え方のひとつである。という意味でも、『慮る』という言葉は、なんとも美しい日本語であると感じる。このような言葉に巡り合うたびに、どこか気持ちが晴れやかになり、嬉しく明るい気分になる。

2023/11/29(水) #0243

複数の主人公になりきる

八方美人とは、誰にでも媚び諂うゴマすり人間を象徴したあまりいい意味で使われない四字熟語であるが、あえて八方美人として複数の主人公になりきるのも悪くないのではと思う。SNSなどの普及により自己の境界がバーチャル空間を行ったり来たりする機会が急増した。その結果、様々な顔を持っていないと疲弊する構造が顕著になっている。急速に変化する社会に対応していくためにも、一昔前は良くないとされていた八方美人を取り入れ、複数の主人公になりきることでこの時代を乗り切っていくことも、ひとつの手段であり戦略である気がしている。

2023/11/28(火) #0242

良いのは円高?円安?

ドル円相場を見てみると、本日は1ドル148円。私が大学生の時は、1ドルは100円を切っており、2011年10月には1ドル75円だった。その頃から比べると、今は円安である。ニュースを見ていると円高や円安という言葉をよく耳にするが、どんなイメージを「円高」と「円安」に持っているか、ふと考えてみた。円高の方が「高」という漢字が入っているから良さそう、いま円安だけど生活苦が続いているから円安は良くない、円高だと安く海外旅行に行けるから円高の方が良かった、1ドル360円の固定相場制後にバブルが到来したから円安よりも円高が良いのでは、など経験と周りの情報によって、なんとなく『円高>円安』というイメージがあり、円高の方が良い気がしていた。ただ、円高・円安は為替相場であり、円とドルの総量を表しているにすぎない。つまり、為替相場である円高・円安に良し悪しは無く、立場によって恩恵の有無が変わるだけである。

2023/11/27(月) #0241

細部に宿る

「神は細部に宿る」とは、20世紀のドイツ出身建築家ミース・ファン・デル・ローエが言ったとされる言葉。細部のこだわりが作品を決めることから、細かいところまで気を配らなくてはならない、との意味だそう。常に細部へ気配りができているかは甚だ疑問だが、それくらいの余裕が欲しいものである。そのためにも、謙虚に日々精進し、細部を意識する習慣を身につけていきたい。

2023/11/26(日) #0240

発生事象は相手側で考える

発生事象は自分ごととして考えるのが一般的である。わざわざ相手側で考えないし、考える余裕もないのが正直なところだろう。毎日の忙しさに、相手のことを考える暇なんて皆無に等しい。ただ、発生事象は相手側で考えることが重要である。それは、相手を想いやる優しさを持つことを強いているワケではなく、自らを守ることに繋がる、と考えるからだ。つい発生事象は自分のためにあるものだと、自分を主語にして考えてしまう。が、これは大きな勘違い。基本的に発生事象は、相手側の思惑やメリットによって生じる。だからこそ、相手側の立場に立ち、裏側の真意を探ることで、自らを安全圏内に置き、無理なく立ち振る舞うことが可能になる。

2023/11/25(土) #0239

エネルギー資源

エネルギー資源を大いに活用することで、我々人類はここまでの発展を遂げてきた。一方で、資源は争いの種となり、人類は絶え間なく資源の奪い合いを続けてきた。時には、経済制裁の盾として、資源が利用されることもある。そんな資源だが、現代では脱炭素の流れが加速し、大きな転換期となっている。エネルギー資源の輸入割合が高い日本にとって、今後資源をどう確保していくか、新たな資源の発掘も含め、真剣に考えなくてはいけない。

2023/11/24(金) #0238

本を読むこと

本を読むことは、他人の経験や考えや時間を、短時間で吸収できる方法の一つである。自分の目の前に起こることや、悩み、立ち塞がる壁の多くは、先人たちがすでに経験し、同様に悩んできたものばかり。それらの悩みに対し、文章で先人たちが後世に残してくれている。本とはそんな産物である。たくさん本を読めば、本の中で経験値を増やすことが可能だ。ただ、本を読む上注意すべきこともある。意識していることは次の2つ。①読むだけで満足しない。実体験に勝るものはないから。②内容がすべて正しくはない。鵜呑みにせず、まずは疑うこと。これらを認識したうえで、多読しよう。本を読むことは、面白い。

2023/11/23(木) #0237

海水を飲み水に

広大な青い海を眺めていると、水不足に悩む理由を理解するのが難しい。ただ、地球上にある飲み水(淡水)はごく僅かで、世界中で水不足が深刻な問題になっている。対策として、井戸やダムをつくったり、雨を降らせる人工降雨の技術開発を進めたりと、様々な方法で水不足を解消しようと取り組んでいる。その一つに、地球表面を覆う海水を飲み水に変える方法があり、実運用している地域もある。塩分を多く含んだ海水を飲み水に変えるには、蒸発させる方法と膜を通してろ過させる方法があるが、膨大な設備・維持管理コストがかかることから、手軽に導入できるまでには至っていない。今後、飲み水の安定的に供給するためにも、海水を飲み水にローコストで変える技術開発が期待される。

2023/11/22(水) #0236

由らしむべし知らしむべからず

『由らしむべし知らしむべからず』とは、孔子の教えをまとめた論語に記述された言葉である。意味は、「人民を為政者の施政に従わせることはできるが、その道理を理解させることは難しい」というもので、「人民は施政に従わせておけばよく、その道理を知らせる必要はない」との意で解釈されることもある。どちらが真実か、はたまたどちらも真実かは当の本人しかわからない真義ではあるが、為政者の本意を覗き見ることは面白くもあり、退屈なものでもある。一層、知らされない方が良い、と大勢が考えるのもわかる気がする。

2023/11/21(火) #0235

地位・名誉・名声よりも

喉から手が出るほど欲しい、地位・名誉・名声。これらは本当に、必要だろうか。もし必要だとすれば、なぜ必要なのだろうか。手に入れたい真の目的は何か。これらを明確にしておかないと、地位・名誉・名声ばかりに気を取られ、近視眼的で深みのない、後戻りできない極めて無駄な時間を過ごすことになる。地位・名誉・名声は、自己満足の鎧であり、後世に引き継がれなることもなく、短期的な個人の快楽に過ぎない。それよりも、未来永劫、個人が消滅した後も受け継がれていく組織や技術、仕組みを生み出すことに精を出すことの方がよっぽど優先順位が高い。

2023/11/20(月) #0234

やりたいことって何だ

将来の目標ややりたいことなど、フレームワークの中に入れられて、高い目標設定をすることが良しとされ、その目標設定を他者と比較する風潮があるけれども、そもそもやりたいことってなんだろうか。やりたいことは、もっと身近にあって、ちょっとした不都合を都合よくしたい、だとか、なんかこれをやってると時間を忘れて没頭できる、だとか、得意で楽しい、といった世間体を気にしない自分の中にある極々小さなものではないかなと思っている。

2023/11/19(日) #0233

一流と超一流

どんな分野にも一流がいる。技術に長け、知識や経験が豊富な人物を一般に、一流という。さらに、一流の中にも、ごく少数の超一流が存在する。一流と超一流の差は何なのだろうか。それは、一流になった後、どれだけ一つのことに集中して取り組み続けられるか、だと考える。一流の地位にたどり着くと、周りの反応が変わって煽てられる機会が増えると同時に、勘違いをして気が大きくなりがちである。そうなると、自分の力を過信し、様々な所に手をつけ、本職に専念しなくなる。一方、超一流は本職に専念し続け、その専念度合いは、一流のステージ以降加速する。超一流は、毎日の繰り返し作業を継続でき、本職における細部の研究に余念がない人物である。

2023/11/18(土) #0232

良い時と悪い時の振る舞い

良い時もあれば、悪い時もある。その波形が繰り返し訪れる中で、その時々の振る舞いを意識しなくてはいけない。良い時は調子良く、悪い時は不貞腐れる、では良し悪しの波形に全てを支配され、コントロールできていない状況と言えよう。だからこそ、良い時は足元を見直して基本に立ち返り、悪い時は開き直って大胆に振る舞う意識が重要になる。

2023/11/17(金) #0231

愚直に続ける

天才的な発想や視点、圧倒的な能力や体力がないなら、愚直に続けるしかない。生まれ持った才能に文句を言っていても始まらないから、自分の現状を見直し、その過程で落ち込むかもしれないが事実と向き合い、その上でどうすればよいかを模索し続ける。飛躍的成長を自分で認識できる機会など残念ながらほとんどなく、それを分かった上で愚直に続けるほかない。

2023/11/16(木) #0230

大きな声で挨拶する

挨拶は当たり前のようで、かなり大事だ。朝のテンションが低い時には挨拶するのが億劫だし、嫌いな人や苦手な人には挨拶しずらいこともあるだろう。しかしながら、挨拶は相手への印象を良くするだけでなく、自らの体内に熱量を注入することができるため、どんなに億劫でも自分のために挨拶はすべきである。まずは小さい声でもいい。誰であっても、条件反射で挨拶をする。とにかく無心で。次第に慣れてきたら、次は、徐々に大きな声で挨拶をする。なんだか一昔前の学校教育で熱血教師が気合を全面に押し出す、そんな言いようだが、大きな声で挨拶することは案外大切な習慣なのである。

2023/11/15(水) #0229

ブランド名

ブランド名には多くの人が心躍らせる。有名なブランド名は、安心安全性の担保や質の高さが挙げられるが、それ以上に刺激的なのが所有による自己肯定の向上である。高級ブランドを身につけることで、「自信が生まれる」「気分が高まる」「大人の階段を登った」「仲間内で恥ずかしくない」といった感情を獲得することができる。ゆえに、ブランドをつくる側がブランド名を押し上げることは、確立した地位を築く重要な手段であり、ブランド名の認知拡大を図るのは自然な流れである。

2023/11/14(火) #0228

自分には価値がある

「自分には価値がありますか?」の問いに胸を張って『イエス』と回答できる人はどれほどいるだろうか。想像するに、多くはないだろう。この問いに『イエス』と答えるためには、問いを因数分解し、段階を踏んで疑念を解消していく必要がある。この問いでは漠然とした単語の「自分」と「価値」を深掘りしなくてはいけない。まず「自分」だが、自分というなんとも曖昧でぼんやりとした縁の彩度を上げるには、自分がどんな人間なのか時間をかけて向き合っていく必要がある。極めて根気のいる作業だ。次に、「価値」だが、自分に向き合う過程で、外部の騒音である世間体にも気を奪われながら、自分自身の中に確固とした価値基準を築いていかなくてはいけない。強烈な世間体の流れに飲み込まれる中でも、過度に疲弊しないことが重要である。以上のことより、「自分には価値がありますか?」に『イエス』と回答するということは、時間をかけコツコツ鍛錬を積んできた人間か、至極楽観的で深く考えない人間かの2択である。

2023/11/13(月) #0227

ハッキリ告げる

日本語はうやむやさや主語の曖昧さが特徴だか、場面によっては仇となる。時と場合によって、ハッキリ告げることも重要である。一刻を争う緊急時や物事を前に推し進める時、責任の所在を明確にする時などは、かえって曖昧さが仇となる。だからこそ、場面によって使い分け、ハッキリ相手に伝える覚悟を持っておくことも必要だ。...という主張だが、これを鵜呑みにして真面目に受け止めハッキリ伝えてばかりいると、どこか厚かましくどこか自分よがりな印象になりやすい。なんとも難しく、面倒である。が、日本語がもつ曖昧さは他に類を見ない奥ゆかしさがある。これは事実で、この特性を変えることは不可能だろう。だとすれば、我々がうまく付き合っていく必要があり、うやむやにする所とハッキリ告げる所のバランスを調整して、うまく使いこなしていくことが責務だと考える。

2023/11/12(日) #0226

美味いって素晴らしい

ご飯を食べて、心の底から美味しいと感じれる瞬間はこの上ない喜びと幸せな時間である。会話も忘れ、目の前の食べ物だけに集中する。箸で食材を持ち上げ、口の中に入れた途端、口に広がる素材の風味と旨味を食材の奥底から感じる。調味料は極力使わない。それでも、旬の食材は化学調味料を凌駕してくる。この旨味を感知できる民族で良かったと心底感謝するし、日本食文化の美しさには感服するばかりである。

2023/11/11(土) #0225

当たり前を定着させるトラップ

見渡すと、当たり前(標準)を定着させる力が様々なところで働いていることに気づく。標準化のほとんどが、その背後に隠れる商品や思惑への導線として使われており、経済活動の活発化を図る起爆剤として利用されがちだ。大衆は当たり前の方に流れがちだが、そこには様々な思惑と行動原理が働いていることを知っておくべきである。つまり、見え隠れする背後の動きを認識しつつ、当たり前に従うべきかを総合的に判断する必要があると言えよう。

2023/11/10(金) #0224

黙々と華やかさなく

つい、飛び級を狙って大ジャンプしようと、つい、外見華やかな方にばかり目移りすると、こんな卑しい感情に日々気持ちが引っ張られる。この感情に牽引され、身を委ねてしまった行く末に、後悔という感情がつきものであることを自明の解として認識しており、賢い行動ではないと感じている。だからこそ、「黙々と華やかさなく」、を欠かさず言い聞かせ、淡々と進んでいくことこそが、あるべき姿だと確信している。

2023/11/9(木) #0223

集中力の分散

あれこれ手をつけ始めると、集中力が分散して、どこか中途半端に不完全なものが出来上がってしまう。1つだけのことを全集中できる環境があれば、集中力の分散を抑止できるだろうが、現代において1つだけのことしか考えなくていい状況下に身を置くのは難しい。だとすれば、手をつけることを極力狭い範囲内にとどめることに加え、集中力をどう分散していくか、がポイントになる。集中力の分散における試験運用を日々繰り返し、その最適解に近づける努力を継続していく。

2023/11/8(水) #0222

身体の動きと自己認識の不一致

目をつぶって、両手を地面に平行に広げてください。実際やってみると、少し腕が下がっていたり、片方は平行だけどもう片方は平行ではない、といった現象が起こる。これが所謂、身体の動きと自己認識の不一致で、自分の感覚では身体を思い通りに動かせていると思っていても、実際はその認識と異なることがよくある。身体の動きではないが、例えば傘の先を後ろに向けながら腕を振っている人。これも、一種の自己認識との不一致で、身体と一部となった傘の動きが認識できていないことにより引き起こされるものである。

2023/11/7(火) #0221

少しずつ前へ進もう

少しずつ前へ進む。焦っている時こそ、この言葉を言い聞かせ、落ち着き冷静になってからことを進める。一気に立ち上がるとその反動で急降下することもあるし、無理しすぎると長続きしない。細く長く生き残るのがポイント。前を向いて緩やかに歩みを進めていくことで、知らず知らずのうちに、想像もし得ない遠く離れた場所に辿り着く。

2023/11/6(月) #0220

無駄な勝負を回避し時を待つ

生活していると、あらゆる勝負事が周りに浮遊して、視界に入っては消えを繰り返す。目の前にチラつく勝負事は、なんとも目障りだ。視界に入るたび、その目障りさにイライラを発症することがわかっていても、気を取られ、1つ1つの勝負事を気にしすぎるがあまり、無駄な時間と労力を費やす。これには、自らに強烈な不甲斐なさを感じ、落胆する日々である。この不甲斐なさを克服するには、身の回りに浮遊している勝負を意識的に対処することが求められる。まずは浮遊している勝負の重要性を分類し、あとはひたすら無駄な勝負に飛び付かぬよう耐え、回避し続ける。無駄な勝負を切り捨てながら、いずれやってくる勝負をかけるべきタイミングに全力を注ぐのである。そのため、じっと静かに時を待つのだ。

2023/11/5(日) #0219

弱さには逃げるか、向き合うか

カッコつけようが強がろうが見栄を張ろうが、必ずや惨めで恥ずかしい他人に絶対知られたくない、そんな弱さがある。その弱さは表舞台に現れることはなく、他人は誰も気づきようがないかもしれないが、弱さに対する毛嫌いによって強烈な拒否反応を起こし、目を塞ぎたくなるほどの苦しみとなって自分自身の中に呼び起こされる。この現象は、避けて逃げるか、向き合うかによって希薄化できよう。どちらを選ぶかは、自分次第である。

2023/11/4(土) #0218

背負う覚悟

物事を右から左に流すことは簡単なことである。なぜなら、内容を聞いて、自分で咀嚼し考え処理せずに、聞いたままを伝えればいいだけだから。右から左に流すことは、責任を全くもって負う必要がない。そして後々、「アイツのせい」「あの人がこう言ってた」なんて言い訳を周りに言いふらせばいい。極めて簡単なポジションである。ただ、やっぱりそうはなりたくない、と私自身は素直に思う。直感的に、なんか嫌だと。であればどうするべきか。そのヒントが、自分自身で背負う覚悟を持つか否かである。「君は責任持って背負う覚悟があるか?」と、自分に問い続けたいと思う。

2023/11/3(金) #0217

脳で考える魅惑

一生物である人間が他の生物と比較して明らかに魅惑である点。それが、脳で考えられること。思考で作られる世界は極めて魅惑的で、変えようのない魅力的な輝きを放つ。この魅惑に取り憑かれた時、知能の美しさに感銘を受け、代わりのない窮地に絶望しても、可能性を信じて先を追い求め続けるのである。

2023/11/2(木) #0216

後から理由は飾られる

アクションを起こす時、そのパターンは大きく2つに分けられる。一つは動機や理由があってアクションするパターン、もう一つは動機や理由なんてなく本能に従い無心のままアクションを起こすパターンである。行動力の無さに失望している人は、この性質をうまく利用しすることで、自らの行動を引き出すヒントになるだろう。しかしながら、どちらが容易かは甲乙つけ難く、アクションの種類やその人自身の性格によっても個人差が出る。その上で1つ知っておくべきことは、結局理由は後からいくらでも着色できる、ということだ。結果が生じた後、感動ストーリーに盛ったり、それっぽい崇高な理由に入れ替えたり、自分が思い描くようなサクセスストーリーに書き替えることができる。だとすれば、本能に従い無心で数打つ方が遥かに可能性が高く、本能と無心によるアクションをトレーニングすることに私は時間を割くだろう。

2023/11/1(水) #0215

霜月

「霜月」に入った。古くは霜の降る月だったそうだが、本日の東京最高気温は23度。週末にかけ、25度を超える場所もあるようだ。肌寒くはなってきたがまだまだ冬を感じるのは先になりそう。ちょっと興味が湧いたので、「霜」をウィキペディアで調べてみると、『0℃以下に冷えた物体の表面に、空気中の水蒸気が昇華(固体化)し氷の結晶として堆積したもの』とのこと。0度を下回る寒さ厳しい日がこの先、11月に訪れることはあるのだろうか。寒すぎるのは苦手で避けたいところだが、11月に25度超は危機感を隠せない。

2023/10/31(火) #0214

ハロウィン

10月31日は、ハロウィン。子供の時はこんなイベントが世に定着してたなんて覚えはないし、参加した記憶もない。いつの間にか仮装して街へ繰り出すイベントが巷に広がっていた。ハロウィンの起源や歴史も知らないけれど、1日限りのイベントによって街中が賑わうならいいかもしれない。ただ、今年はこれまでのハロウィンとは異なり、規制によって行動制限がかかったハロウィンとなった。この状況下で、群衆がどのような動きをとるか、そちらのほうに私は興味がある。

2023/10/30(月) #0213

受動は避けられない

「受動的で能動的な人が少なくなってる」という指摘。ただ、この状況は当たり前の事象であり、珍しいものではない。なぜなら、私たちは加速する現代において、受動から逃れることができなくなっているから。常に大量の物質を五感で浴び続け、私たちが休まることは無い。その結果、人の許容量を遥かに上回る受動を浴び続け、やがて受動の物質すらも受動できなくなり、コップが受け皿になるどころか、表面張力で溢れんばかりの水の上をコップに入ることすらなく通り過ぎていく。なんてことが、当たり前になるだろう。そんな状況になると、次の指摘は「最近は、能動的で受動的な人が少なっている」なんてことも、あるかなと。

2023/10/29(日) #0212

これからくる気がする

なんだか、よくわからない。が、これから大きな波がくる気がする。これは、自分に対する一個人のビッグウェーブという話ではなく、世の中の、日本全体の大きな流れのようなもの。まだ言語化できていないが、この停滞感の中で何か底から突き上げるような、50年後100年後振り返った時に歴史に残るような何かが起きる気がする。

2023/10/28(土) #0211

自分に対する興味の無さ

自分自分への興味はほぼ無くなっている。どんな能力やスキルを身につけるとか、どんな身なりをするだとか、自分に纏わる装備品には興味がなくなってしまった。よりも、苦しみや苦悩の奥先にある、到達するには熱量と時間の必要な、そんな不確定なモノへ猛進することに原動力を持つ。

2023/10/27(金) #0210

結局は自己肯定と承認欲求

自己肯定と承認欲求が満たされれば、生活は豊かになる。だとすれば、満たされる小さな項目をたくさん作り、満たされる小さな項目を探して自分が理解し、他者との比較対象によって満たされる大きな項目を排除する。そうすれば、情報が溢れ返る現代において、自分を保つことができるのではないか。

2023/10/26(木) #0209

ここ止まりでよいとする馴れ合い

ここ止まりでいいか、とその場に立ち止まる。ただ、そのままだと自分が不安に苛まれるからと、馴れ合いする仲間を見つける。そして、傷を舐め合い、互いに「大丈夫だよ」と声を掛け合う。このような仲間を作ると、都合の良い快適な環境が完成する。

2023/10/25(水) #0208

書くことの自己肯定

書くこと(発信すること)は自己肯定を支えてくれる作業だと思う。書くことは偉そうなことだと一般に思われるが、情報発信が簡易になった今、考えや感覚をまとめ、文章にして文字化することは自己肯定を刺激する一手段になった。

2023/10/24(火) #0207

人に好かれるか

結局、人に好かれるかどうかではないか。能力がどうであるか、お金持ちかどうか、イケメン美女であるかどうか、学歴がどうかなんて非常に表面的でつまらないものである。それら表面的で細分化されたつまらない情報を駆使しながらも、奥底に眠る人間味を感じられる核に、人は惹きつけられるのだと思う。その掘り起こした先にある小さな核を磨くのは、根気と時間のいる作業であるからこそ、磨かれた先に強い光を放ち、他者を魅了していくのではないか、と。

2023/10/23(月) #0206

孤独の快感

孤独は素晴らしい。この快感を開発された時、自分時間の拡大と想像力の拡張が生まれる。孤独の苦悩は計り知れないが、潰された先に至る孤独世界が強固な礎になる。

2023/10/22(日) #0205

コンプレックスの塊は価値

他人に言えない悩みや苦悩、嫌なところは誰しも一つや二つあるだろう。そんなコンプレックスを多数所有するコンプレックスの塊であればあるほど、可能性を多分に持った伸び代二重丸の価値ある人物である。しかしながら、当の本人が上記の感覚を咀嚼するには長い時間を要するだろう。だからこそ、コンプレックスの塊が価値あることに気づく風土を創造していきたい。

2023/10/21(土) #0204

休むことも重要

辛い時、気が乗らない時、落ち込む時、体調が優れない時は、思い切って休むことも重要。周りに合わせず、飲み込まれず、自分のペースでやればいい。

2023/10/20(金) #0203

一度立ち止まって熟考する

猛スピードで変化し移り変わる中、一度その場に立ち止まって熟考することの重要性が増している。表面だけを膨大になぞるだけの価値は極端に薄れ、深みある思考やアイデアに価値が付与されるとも言えるだろう。ということはつまり、自分の脳みそを使って考え抜くことがより必要になってくることを現しており、かなりのストレスと疲労を伴うことから脱落者が溢れかえることが容易に想像され、意識的にトレーニングを積んでいるか否かによって、その差は広がるばかりだろう。

2023/10/19(木) #0202

無ければ無いでいい

身の回りには、モノが溢れかえっている。モノのない時代からすると、恵まれた裕福な時代と言えるだろう。ただ、本当にそれらは必要なモノだろうか。無ければ困るモノだろうか。と、自らを問い詰めると、案外無ければ無いでいいモノが多いことに気づかされる。そして、必須なモノがほとんど無いことに驚愕する。必要なモノは自分が思っている以上に少なく、無くていいモノに囲まれて過ごしている現実が常にある。

2023/10/18(水) #0201

自己嫌悪による苦しみ

少年時代は自己嫌悪が強く、苦しい時間が長かった。「本当にそうなのか?」と今だけ切り取られると不思議に思われるかもしれない。が、少年ながらにあれこれ悩み、苦痛の中を彷徨っていた。いま振り返ると、先の見えないトンネルを抜けることができたのは、①継続する体力と考え方を持っていたこと、②ある程度で諦める踏ん切りを持っていたこと、③勝負所を急がなかったこと、だと思っている。これら3つと、周りに踊らされず、シンドイながらに結果を恐れず前に進み続けたことが、自分をラクにしてくれた、そんな気がしている。

2023/10/17(火) #0200

辛い方が記憶に残る

過去を振り返るに、辛かったことの方が記憶に深く刻まれている。一方、楽しかったことや嬉しかったことは、あまり記憶に残っていない。一瞬の快楽として喜ばしい時間を過ごすのかもしれないが、記憶には定着されにくい。写真やアルバムなどを見返して思い出すことはあっても、生きてきたことを実感するにはエピソードが弱い。だからなのかもしれない。辛い方が記憶に残るのは。後々深く記憶に残したいエピソードには、幾つかハードルを設けて、辛い記憶に入れ替えておくことがコツである。

2023/10/16(月) #0199

勤勉

勤勉とは、「仕事や勉強などに精を出して励むこと」である。一般に、勤勉であることは良いことだという風潮が漂っているが、勤勉であるか否か自体に重きを置くべきではないと考える。勤勉かどうかに着目すると、どこかしら、操り人形のように、また歯車の一部品のように、見せ物、パーツとしての要素を感じて、ひどく苦しく嫌だからである。だからこそ私は、勤勉であるか否かというよりむしろ、精を出して没入できる時間を創出できるか否かに重きを置きたい。大人になっても子供のように、砂遊びをしたり泥団子を作ったり白線の上を歩いたり、こんな意味など考えず夢中になれる時間をたくさん作りたいものだ。

2023/10/15(日) #0198

そもそも怠惰である

自分と日々向き合うと、根底にある不変の怠惰という性質からは逃れられないと実感する。これほどまでになぜ怠惰なのかと、崇高さを願うほど、自分に失望するものだ。ただこの無限ループを繰り返すと、いずれ怠惰を認めざるを得ない。自分が持ち合わせる

2023/10/14(土) #0197

意識と無意識の狭間

意識と無意識は当人しかわからない事実であることから、非常に微妙で、あいまいである。また意識と無意識は、時間軸によって両者を行き来するものであり、過去の良い事象は「意識」に、悪い事象は「無意識」に置き換えられやすい。そのため、過去の事象が意識的に行われたものか、無意識に行われたものかを判断するのは極めて難しいもので、他人が確認する術は皆無だろう。発生事象の多くは、この意識と無意識の狭間に置かれ、都合の良いように両者を行き来するのである。

2023/10/13(金) #0196

マークアップ率

2023/10/12(木) #0195

事業継承を絶やさない

2023/10/11(水) #0194

熱量ある組織づくり

2023/10/10(火) #0193

なんとなくの直感

2023/10/9(月) #0192

地道に続け積み上げるしかない

2023/10/8(日) #0191

絶望による兆し

2023/10/7(土) #0190

相手の立場で考える

2023/10/6(金) #0189

課題を抽出する力

2023/10/5(木) #0188

歴史は同じようには繰り返さないが、韻を踏む

2023/10/4(水) #0187

2023/10/3(火) #0186

2023/10/2(月) #0185

2023/10/1(日) #0184

2023/9/30(土) #0183

2023/9/29(金) #0182

2023/9/28(木) #0181

2023/9/27(水) #0180

2023/9/26(火) #0179

2023/9/25(月) #0178

2023/9/24(日) #0177

柔軟さ

2023/9/23(土) #0176

2度目のコロナ

熱は38℃ピークで治ったので、1回目よりは楽だったけど喉と頭痛は辛かった。

2023/9/22(金) #0175

2度目のコロナ

喉の痛みと頭痛がキツイ。安静。寝る。

2023/9/21(木) #0174

2度目のコロナ

健康が一番ですね。安静。寝る。

2023/9/20(水) #0173

2度目のコロナ

ゾコーバを服用。安静。寝る。

2023/9/19(火) #0172

2度目のコロナ

ご迷惑をおかけします。2度目のコロナです。

2023/9/18(月) #0171

シンプルに寄せる

物事はすべてをシンプルにすることが重要である。強引に単純化させるイメージ。様々な事象をシンプルに寄せることは難しい。だからこそ、無理やりシンプル側に引き寄せるエネルギーが必要になる。

2023/9/17(日) #0170

直感の美しさ

直感の美しさには2種類ある。一つは、超自然なもの、もう一つは、究極にデザインされたもの、である。直感で「美しい」と感じた瞬間に、それはどちらなのか考察すると面白い。超自然なものは、自然界に存在する海や山、川、地球、宇宙、また人間も対象になる。一方、究極にデザインされたものは、音楽や文章、絵画、芸術品、建物、文化、法律などが対象になる。私の嗜み方としては、超自然に対する直感の美しさには、単純に美しいと飲み込むのが好きだ。そして、究極にデザインされたものに対する直感の美しさには、疑いを持って対峙する方が好みで、思考を刺激し、より興奮を掻き立てられると感じている。

2023/9/16(土) #0169

2023/9/15(金) #0168

2023/9/14(木) #0167

2023/9/13(水) #0166

2023/9/12(火) #0165

2023/9/11(月) #0164

2023/9/10(日) #0163

2023/9/9(土) #0162

2023/9/8(金) #0161

2023/9/7(木) #0160

2023/9/6(水) #0159

2023/9/5(火) #0158

2023/9/4(月) #0157

2023/9/3(日) #0156

2023/9/2(土) #0155

2023/9/1(金) #0154

2023/8/31(木) #0153

2023/8/30(水) #0152

2023/8/29(火) #0151

瞬時の判断

じょじ

2023/8/28(月) #0150

平等の辛さ

『天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず』とは、福沢諭吉の著書「学問のすゝめ」の一文である。生まれによる身分制度が齎す弊害はあまりに大きく、平等を勝ち取る過程で多くの血が流された歴史は忘れてならない。然し乍ら、平等による苦しみもまた生きにくさを助長する。平等によって、より白黒が明確になり、到達する結果への格差がより拡張することは自明の解で、個人実力主義の到来といえよう。

2023/8/27(日) #0149

百聞は一見にしかず(一を聞いて百を見る)

机上であれこれ議論していても根底の解決策には届きようがない、というのが私の考えで、百聞は一見にしかずとはよく言ったものである。現地・現場に足を運び、見て感じたことがすべてである。その上で、私なりにひとつ加えると、「一を聞いて百を見る」ことを意識している。白紙の状態で現地・現場の雰囲気を掴み取ることも重要だが、ほとんどの場合、時間制約があり多くの時間を割けられない。そのため、まずは全体概要を掴むため一を聞き、その後現地・現場で百を確認する。時と場合によって使い方を変える必要はあるが、そちらの方が多くの場合に適合しやすい。

2023/8/26(土) #0148

日常の負荷

楽に快適に日常を送らないよう意識している。常に、負荷を与えた状態で日々を過ごす。そんな意識があれば、やがてそれが日常になり、負荷を耐えうる基盤が築かれる。注意点は、成果をあせるがあまり負荷をかけすぎること。微負荷を長期間でかけ続けるイメージ。

2023/8/25(金) #0147

幼き時に苦しみを経験する

あらためて幼少期に様々な苦しみを経験することは重要だと感じている。その経験があることで、あらゆる苦しみに対する耐性ができ、対処法の引き出しが豊富になり、苦しみが到来した時でも大抵のことには驚き焦らない。その時々で慌てふためくこともなく、苦しみの到来に怯えることもない。よって、心も安定する。幼き時の苦い経験が、一番の精神安定剤かもしれない。

2023/8/24(木) #0146

メモの誤認識に注意

メモを取ることは良いことだとされる風習があるが、メモすることが目的化していないだろうか。メモを取ると、やった感がでて、用紙いっぱいに記載された文字を見返すと充実感に安堵する。これは、非常に危険な状況と言える。メモすることは、あくまで定着や記憶、発想を手助けする手段である。綺麗にメモを取ることが目的ではない(綺麗にメモを取ることが目的なら問題ないが…)。このような誤認識があると、用紙を華やかにデザインするアート作品ばかりが手元に残るだけである。

2023/8/23(水) #0145

やる気が起きないとき

やる気が起きないときは、キッパリと思考を止め、休もう。気分が乗らなければやらなくていい。基本、多くの事象はやる気が起きないものばかり。その先に、やる気が起きないものの重要性に気づくかもしれないし、そもそもやらなくていいものだということに気づくかもしれない。

2023/8/22(火) #0144

モノを乞う順番

モノを乞う時は順番がある。大事なのは、モノを乞いながらも、最後まで貰わないことだ。一番最初に貰ってはいけない。ましてや、他人から奪うなんてもってのほかである。そして、次にやるべきは他人に与える。モノがなければ気持ちや振る舞い、言葉でもいい。とにかく、何かしら与えるのだ。ここまできたら、ギブアンドテイク、次貰うのは自分の番だと思うだろう。そう、次は他人から乞う気持ちを持たないこと。決して、自ら欲さない。これが私の考える、モノを乞う順番である。

2023/8/21(月) #0143

現実を生きるのは面倒だから面白い

バーチャル空間の世界が構築される世の中において、現実を生きることの面白さを改めて実感する。現実では、面倒なことに包囲され、身動きが取れない苦しみに絶望を覚える。呼吸ができないほどの辛さを感じながら生きることも時にあるだろう。そんな現実に嫌気がさすと、どこかしら逃げ場を求めるようになる。そのひとつにバーチャル空間が生まれたことは非常に心強い。ただ、現実を生きなくてはいけない事実に何度もぶち当たるうちに、何周か回って現実の小さな面白みを発見することができるようになった。これを機に、面倒な現実が心地よいものとして認識されるようになってしまった。

2023/8/20(日) #0142

知ってるか知らないかの議論は過去の話

知ってるか知らないかで、人を判断したり見下したりバカにしたりする光景がよく見受けられるが、極めて無意味なやり取りと時間である。現時点で知ってるか知らないかを議論することは、学習や経験という過去に焦点が当たっており、未来の拡張性や将来性を話しているわけではない。これまで蓄えてきた容量の大きさを競い合って、大きいだの小さいだのと言い合いをしているだけである。そんな議論をしてても発展性がない。せっかく時間を費やすならば、未来の話をしていたい。

2023/8/19(土) #0141

物事の見方次第

規則性のないカラフルなボールを目の前にして、赤が見えるという人もいれば青が見えるという人もいる。他にも、緑が見えるという人もいれば、黒が見えるという人もいる。このように、物事はカラフルなボールのようなもので、見方によって見え方、捉え方は大きく変わる。この性質を知っていれば、多くの物事は固有の正解なんてないことが容易に想像つくし、見る色に納得いかなかったり疲れたりしたら、立ち位置を変えることで現況を打破できることがわかるだろう。

2023/8/18(金) #0140

口かたく

ペラペラと人から聞いたことを他の人に喋らないことは人間関係を深く築くうえで、非常に重要である。口のかたさによって周りの人間関係も大きく変わるのだ。

2023/8/17(木) #0139

人格を陶冶する

「人格を陶冶する」とは、人の性質や才能、道徳観を高めるために鍛え上げ、育成することを言う。この言葉は、非常に重い言葉である。その一方で、私が人生を全うするための羅針盤として、これ以上にない言葉でもある。短く跳ねて瞬間的な快楽を得るだけなら、人格を陶冶する必要はないだろう。なぜなら、すぐ逃げればいいからだ。しかし、長く根付く長期的な繁栄を望むなら、地頭の良さや勉強ができるか、出身校がどこかといった差はあまりにも僅かである。では何が大きな差となるのか。それが、地道で長く辛い鍛錬と修行による人格形成である。これしかない。

2023/8/16(水) #0138

ラクな場所に勝機は少ない

知らず知らずのうちに、厳しい場所を避け、ラクな場所へと足が進んでいく。しかしながら、ラクな場所は勝機が少ない。理由は2つで、1つは先行者がいること、もう1つは競合者が多いこと、である。第一に、世に存在するサービスは難しいものをラクに簡単にすることに価値がある。つまり、ラクな場所は、既に誰かがラクな状況を作り上げてしまっている可能性が高い。そのため、第一人者として初期の旨みを享受しにくく、勝機を掴み取ることが難しくなる。また、とっつき易くラクな場所には多くの人が参入してくる。そのため、競合が増えて競争倍率が高くなり、勝ち抜くことが難しい。以上から、ラクな場所には勝機が少ないと言うことができ、勝機を掴みたければ逆をやることである。

2023/8/15(火) #0137

愚直に

「愚直」の意味をググってみると、『正直いちずなこと。ばか正直。』だと。真面目で一直線に取り組むというプラスの意味で使われることもあれば、バカ真面目で正直過ぎるというマイナスの意味でも使われる。どちらにしても、バカ真面目すぎるくらいやり抜いて、何事にも果敢に取り組んでいく姿勢が私には合っている。仮に、もう少し手を抜くやり方があるのにと誘われたところで、根本のやり方は変わらないだろう。いや、これこそが私のやり方であって、誰に言われようが変えてはならない。

2023/8/14(月) #0136

自分ごととして学ぶか否か

自分ごととして学ばない限り、一夜漬けのテスト勉強のように、テストが終われば記憶から綺麗に消え失せてしまう。つまり、学んだ気になっているだけで、時間の無駄である。本を読んでいても、自ら本を探して読むか、他人から与えられた本を嫌々読むかでは、同じ行動で同じ時間を割いているにも関わらず、時間の密度には大きな差が出てしまう。対処法としては、どんな場面でも当事者意識を持って、主人公となる物語の中に入り込むことである。

2023/8/13(日) #0135

課題はないか

目の前に広がる世界に見慣れてしまうと、目の前の光景が当たり前であるという錯覚を発症し、それが錯覚であることにすら気づくことが困難になる。仮に、第三者から錯覚であることを長時間説得されたとしても、その声は聞き入れられないことが多い。錯覚からの脱却としてその境界を認識し続けるためには、地道な現状把握が重要である。華やかな作業とは程遠いが、常に課題がないかを探し、日々の些細な変化に目配りする。こうして次第に、錯覚を自ら認識できるようになる。

2023/8/12(土) #0134

自分一人の力はショボい

歳をとるにつれ強烈に感じることは、自分一人の力はたかがしれていて、極めてショボいということである。学生の頃は、自分の力を信じ込み、何もかも成し遂げられる気がしていた。その感覚をすべて否定し悲観的になっているわけではないが、自分一人のアッパーが青天井ではないことに気づくようになった。そして、そのアッパーを解除する術として、自分自身を磨くだけでなく、他人の力を借りることが極めて重要だと痛感している。一人だと100時間かかることも、二人だと50時間、五人だと20時間、百人だと1時間で成し遂げられると仮定すると、数の力は大きな威力を発揮することがわかる。これは単純な計算であり、数を質で凌駕する術もあるだろうが、仲間を増やすことがいかに強力か、わかるのではないだろうか。

2023/8/11(金) #0133

人工の山

本日は、山の日。気持ちの良い晴天に恵まれ、青々とした緑がコンクリートジャングルに囲まれた日々からの疲れを癒してくれる。。。というのが、人間が生物としての本能に近い感覚だろう。「山=自然」、「コンクリート=人工」という感覚が一般的なはずだ。しかしながら、山の管理には人の手が必要で、管理の仕事として雑草を刈る下刈、生育の悪い木や自然に生えた木を刈る除伐、木の生育を良くするために他の木を間引く間伐など、木を除去する細やかな管理のもと山は維持されている。つまり、「山=緑=自然」は必ずしも正しいとは言えず、山の整備には多くの人の手が入っているのである。街中で本能的に感じる自然が、実は人工であることに気づけば、また新たな世界が見えるかもしれない。

2023/8/10(木) #0132

変化への諦めと柔軟性

これからの時代スピードはより高速化する。その変化に対応するには、時代変化に追従しない諦めか変化への柔軟性が求められるだろう。時代変化はビジネスであるという冷ややかな目で、変化しない頑なな意志を持つこともひとつの手段だろうし、変化の荒波にうまく波乗りする柔らかさを持ち合わせることも戦略のひとつと言えよう。どんなスタイルであろうと、自分が常に土俵際に追いやられないような闘い方を選択していくことこそが、時代変化への対応力だと言える。

2023/8/9(水) #0131

長崎の日

8/9は長崎に原子爆弾が投下された日である。1945年8月9日午前11時2分、今から78年前に私が生まれ育った街に原子爆弾が投下された。毎年行われている記念式典は台風6号の影響を受け、縮小しての開催となった。長崎の街には、11時2分になるとサイレンの音が鳴り響く。地元を離れて10数年が経つ今、78年前の真実を歴史の一部して風化させないよう、日本中でサイレンが鳴り響き、当たり前になっている平和について一人一人が考え直す日にしたいと強く願う。

2023/8/8(火) #0130

暑さ問題

全国各地で、記録的な猛暑が続いている。最高気温が35度以上の日を猛暑日と言うが、今年は連日の猛暑日だ。昼間外に出ると、呼吸することも辛いほどの空気熱が街中を覆っている。十分な水分補給や冷房利用で、無理しないよう体調管理に努めたいと思う。

2023/8/7(月) #0129

学びにゴールはない

ふとこんな質問を受けた。「今の学生さんや後輩に伝えたいことは?」。私の回答は、「学びにゴールはない」である。これは聞く人によれば、ずっと勉強し続けないといけないのか、大人になってまで学びたくない、もっと楽しく生きたい、という悲観的な回答として認識するかもしれない。しかしながら、学ぶことにゴールはないという事実と、学ぶことは苦でなく楽しいことという真実を伝えたいと思っている。社会人になってからの学びほど楽しいことはないし、学ぶ隙間時間を捻出する難しさとその中で新たな発見が得られた時の喜びはこの上ない贅沢な瞬間である。

2023/8/6(日) #0128

広島の日

今日は78年前、広島に原子爆弾が投下された日である。世界各国から各国のリーダーが参列し、過去の事実から目を背けず、未来の平和の願う日となった。複雑化する世界情勢においても、争いを生み出す言い訳はすべて排除すべきである。なぜなら、争いによって生まれるのは、悲しみだけであるからだ。

2023/8/5(土) #0127

魅力的な人とは

魅力的な人とはどのような人か。見た目がいい人、身なりがいい人、立ち振る舞いがいい人、声がいい人、香りがいい人、知的な人、物知りな人、謙虚な人、優しい人など、魅力的だと思う条件は様々である。魅力的という漠然とした印象を言語化し自分のものにするには、自分が魅力的だと感じる人を注意深く観察して、特徴を挙げていくことが近道だろう。より多くの人と出会うことができれば、特徴となる傾向を洗い出すことができ、自分自身の魅力向上にもつながるかもしれない。

2023/8/4(金) #0126

なぜ複雑なのか

複雑なことをやっている人や複雑なものを見ると、すごいものだと尊敬の念を持つ人も多いはず。一方、近づきにくいものと拒絶する人もいるだろう。ただ、複雑なものの対処は案外簡単である。そのひとつの糸口が、「なぜ複雑なのか」と頭の中で思い浮かべ、考えることである。正解を見つける必要はない。模範回答をつくる必要もない。ただただ、「なぜ複雑なのだろう」と思い浮かべる癖と考える習慣を持つだけである。複雑化されたものは、必ず理由がある。そしてその多くが、実はシンプルだけど敢えて複雑なように外見がアレンジされている。こんな視点で複雑に寄り添うと、取り扱いが容易になるかもしれない。

2023/8/3(木) #0125

無意識のなんとなく良いを意識的に創り出す

無意識に「なんかいい」と感じることがあるはず。この「なんとなく良い」を意識的に創り出せるように将来なりたいと思っている。そのためには、現象の抽出とパターン分け、言語化等が必要で、それを現実にする観察力や分析力、想像力、基礎知識、発信力等の能力が必要だ。なんとなく無意識のうちに快適に感じる空間を生み出せるよう、日々学び続けていかなくてはいけない。

2023/8/2(水) #0124

たった一人なら比較しない

世の中には比較対象が無数に存在し、ありとあらゆるものとの比較に苦しんでいる。「あの人はこうだ」「あの家はこうだ」「クラスメイトはこうだ」「あの企業はこうだ」など、比較するとキリがなく、隣の庭が青く見えるのが一般的だ。この事実を理解しつつも、いざとなると比較の苦しみから逃れられない人が多い。私もその一人なのだが、対処法として「無人島に一人産まれ生活していれば、自分の姿が当たり前で、他との比較すら考える余地もない」と思うようにしている。取り巻く悩みの多くが比較によるものであれば、自分自身を正だと自信過剰になることくらい苦にならないはずでは。

2023/8/1(火) #0123

点と線と面と立体の次にあるもの

拠点となる点、2つの拠点が繋がる線、3つ以上の拠点間を自由に移動できる面、上下方向への空間が広がる立体。3次元の立体空間を生きる私たちであるが、次に出現する空間はどのような世界なのだろうか。想像もつかない不思議な世界を生み出し、定義付けする人間の知の偉大さには感服する。

2023/7/31(月) #0122

移動スピードからわかる技術力

技術力を確認する方法として、移動スピードが一つの指標になる。江戸時代の人が移動には、自分の足で歩くか、人力車である駕籠に乗るか、馬に乗る方法であった。また、情報の伝達方法も、紙に記した手紙を人が届けるものである。その後、蒸気機関車や自動車、飛行機、新幹線、リニア、ロケットなどが人を運ぶ手段として生まれた。情報伝達も、インターネットの普及により、地球のどこにいても地球の裏側まで瞬時に情報を送信することができる。このように、移動スピードの進歩は、技術力の現在地と、今後の発展の可能性を表す指標として役立つ。将来、どこでもドアが完成した時、技術力の進歩が頭打ちになるのか、想像できない世界への入口に過ぎないのか、想像を膨らますだけでも面白い。

2023/7/30(日) #0121

バーチャルと現実

バーチャル空間のリアル化が進む中、バーチャルと現実の違いが見た目だけでは判明できないようになってきている。よって、現実に悲観的な人はバーチャル空間への期待がより高まるだろうし、現実社会では困難なこともバーチャル空間では実行することができるだろう。私は現実社会も面白いと思う方で案外好きなのだが、バーチャル空間との組み合わせによって今後新たな世界を、新たな発想を創発できるのであれば活用しない手はないだろう。

2023/7/29(土) #0120

コスパを求めない楽しみ

現代においてコスパの重要性は多くの人が認識し、企業においてもコストパフォーマンスを最大化する方法を日々検討している。効率化やコスト意識が当たり前となった現代だからこそ、コスパを求めないことの価値が高まり、コスパを求めない楽しみを堪能することができる。日頃からコスパを求める方法とコスパを求めない方法の2つを意識しながらイメージしておくだけで、コスパ重視の現代に新たな楽しみを創造できる。

2023/7/28(金) #0119

大きな視点から小さな視点へ

物事を他人に伝える時、細部から伝えると非常にわかりにくい。全体像を知っている人が聞き手ならまだしも、初見の人にとっては突如展開される細部の説明の理解に苦慮する。説明する側は説明原稿に繰り返し触れているからこそ、つい説明を省きがちになるが、聞き手に最大限配慮するにも、大きな視点から小さな視点へと説明を展開していくと理解しやすい話の流れとなる。

2023/7/27(木) #0118

余裕幅を拡張する

自分だけのことを考える時、余裕幅はほぼ不要と言ってよい。余裕幅があると、それが邪魔して個性を爆発できない要因になることも。一方で、自分以外の第三者を踏まえて考える時、余裕幅はあればあるだけ自分を助ける。余裕幅のない道の通行を強制することは、第三者がより苦痛を感じやすくなる。当初は我慢してくれる人もいるだろうが、やがて不満が蔓延し、反感を買う。そして、落城するのも時間の問題となる。

2023/7/26(水) #0117

意識的に力を抜く

無意識に力が入る癖があるため、力を抜くことを意識している。サボって力を抜くのではなく、全力で結果を出していく過程であえて力を抜く。これがかなり難しい。幾度も失敗をして傷つきながらも、日々自分と向き合い繰り返していくしか術はないと思っている。意識的に力を抜く作業から脱却し、無意識に力を抜けるようになればより大きな結果や経験が舞い込んでくるはずである。この余裕しろを拡張する過程を楽しみたい。

2023/7/25(火) #0116

WBGT(暑さ指数)

30℃超えの暑い日が続いているが、最高気温や最低気温のような外気温の他に、WBGT(暑さ指数)という暑さを表す指標がある。これは、熱中症を防止することを目的に人体と外気の熱収支に着目した指標で、労働環境や運動環境の状況を示す指針として有効とされている。日常生活の目安として、WBGT31以上が「危険」、28〜31が「厳重警戒」、25〜28が「警戒」、25未満が「注意」を表す。一般にWBGT28以上になると熱中症患者が増加する傾向にある。熱中症は重症化すると死亡することもあるため、WBGTを屋外活動ストップの目安に広げていくべきではないかと考える。

2023/7/24(月) #0115

この人にしかできないこと

ネットが普及し、誰もが一定レベルの職人になることが昔より簡単になった現代において、この人にしかできないことの希少性が格段に上がった。ある程度のスキルは、ネットを漁れば答えが返ってくるし、攻略本やハウツー本は本屋さんに溢れ返っている。効率良く、短期間である一定のスキルを獲得できるようになったことは周知の事実だ。という現状を踏まえると、いまこそ原点回帰し、古くから存在する現象に立ちかえって、自分にしかできないスキルを身につけるべきで、時間をかけることに躊躇してはいけない。多くの人が時間をかけずに効率性を求めるからこそ、時間をかけて根幹部分に取り組むべきなのである。

2023/7/23(日) #0114

シンプルに伝える

シンプルに伝えることはとても難しい。苦手である。特に、複雑で全貌が見えにくいものこそ、シンプルに伝えることが求められる。そのためには、自分の中で全体像を把握し噛み砕き、因数分解した後に何がポイントなのか重要度別に仕分けする。専門的な用語を本質理解したうえで、誰もがわかる平易な言葉やイメージに置き換え、何をすべきかを具体化して伝える。シンプルに伝えることの奥行きは広く、伝える側の能力に依存するとともに日々の鍛錬が必要となる。

2023/7/22(土) #0113

一人勝ちしない

物事を長期的に推し進める時、緩やかな継続的繁栄を願うなら、一人勝ちしないことが極めて重要である。一人勝ちすると、短期的な利益は求められるが中長期的に拡大させることが難しい。なぜなら、一人勝ちだと周りの協力者に利益が提供されず、協力者の理解や納得が得られなくなり、いずれ妬み恨みを買うことになるからである。一人勝ちする者の側で自分の労力を費やすのは誰しもが面白いことではない。にも関わらず、利益が一人に集中し、何の恩恵も受けられなければより面白くない。この場合、協力者の考えることは一つで、どうにかして一人勝ちしている者の足を引っ張ろうと作戦を企てる。となれば、一人勝ちを続けることの難易度は格段に上がり、長続きしない要因となる。これらを回避するには、協力者に利益がもたらされる仕組みを作る必要があり、自分だけの仕組みはやがて滅びることを知っておくべきである。

2023/7/21(金) #0112

文字を読むトレーニング

私は小さい頃から、文字を受け付けない体質だった。振り返ると、本をたくさん読んできた記憶もなく、国語の授業にワクワクした思い出もない。だからこそ、国語のテストはいつも平均点以下で、朝の読書タイムは集中力に欠ける退屈な時間だった。そんな当時の実体験を踏まえたうえで、歳を重ねるたびに痛感するのが、文字を読むトレーニングを積むことの重要性である。文字を読むことは楽な作業ではない。まずは単語の意味を知っておく必要があるし、文字を発音する音としての理解力も必要である。また、その単語が意味するところを想像して映像化する力も必要で、文章全体を捉えた内容把握力や読んだ文章を自分なりに理解する力も求められる。このように、文字を読むことは様々な能力を要する作業で、体力のいるタフな作業だ。ただし、文字は、端的に意味を第三者に正確に伝えられるツールとして、長い歴史を持つ人類の知恵によって生まれた産物とも言える。文字を読むことは決して楽ではないが、文字を読むトレーニングを積むことは、より人生の視野を広げてくれるはずである。

2023/7/20(木) #0111

狭い視点と広い視点

狭い視点は広い視点を盲目にし、広い視点は狭い視点を忘れさせる。この性質を理解し、狭い視点と広い視点をバランスよく習得するにはどうすればよいか、日々悩みが尽きない。一点集中で才能を突き抜ける自分の限界を知った私は、バランス力での土俵に持ち込むため、視点についてもよりよいバランスの追求に力を注いでいる。その答えは簡単に見出せないが、あらゆる体験と経験を積み上げながら、理想の視点に近づける努力を続けていきたい。

2023/7/19(水) #0110

自分のためにやる

何事も自分のためにやるべきである。人のため、世のためという心意気も素晴らしいが、まずは自分のためにやろう。視点を他者に移すのではなく、矢印を自分に向ける。この作業は結構辛いものだ。ただ、自分にベクトルを向け続けた人にしか得られない領域があって、かけがえのない体験となる。

2023/7/18(火) #0109

知らないが当たり前のことを信頼する

どのような仕組みやシステムで動いているのか、どんな成分が入っているのか、たとえ詳細を知らなくても、当たり前のように日常目に触れるものには絶大な信頼を寄せる傾向にある。いつも乗っている電車がどのような仕組みで動いているか知らずとも、当たり前のように毎日人を乗せているから安心して乗車するし、ジュースの中身に何が入っているか知らずとも、よく見るラベルやメーカー名で売られていたら気にせず飲んでしまう。つまり、中身の詳細も重要だが、中身の構成よりも生活の中に当たり前のように溶け込んだものに、多くの人は信頼を寄せてしまうのである。

2023/7/17(月) #0108

調子乗る時期を経ないネット社会の子供

子供の頃は学校やクラスの仲間うちで、誰がすごいだの誰が優秀だのを競い合っていた。狭い人間関係の中で競争し、勝敗や優劣を決定して、上位に君臨する者が偉ぶるというのが一般によく見る光景だろう。その後は、学生を経て社会に出たタイミングで、あらゆる才能を持った人の存在に気づき、自分の能力値の低さに愕然とする軌跡をたどりがちである。しかしながら、ネットが普及したいま、場所を問わずあらゆる人と交流でき居場所を探せる一方、競争範囲が拡大し、早期に現実を知ってしまうことで、集団の上位に位置することが難しくなっている。子供の頃にお山の大将として調子に乗れる時期を経ずに、現実という地に足をつけた子供が増えている気がする。ネットという空想社会を作り出せる技術の進歩が、より現実との乖離を狭めているから非常に興味深い。

2023/7/16(日) #0107

馬鹿らしくなる現象

ふと、考え事をする時間の余裕が生まれると、すべてが馬鹿らしくなる時はないだろうか。なぜ自分はダメなのかと自分を責め、なぜ周りは言うことを聞いてくれないのかと他人を責め、なぜ仕事が上手くいかないのかと会社を責め、生活の不満について社会を責める。そして、自他を比較することで、より一層自らの哀れさを感じ、無気力であらゆるすべてのことを投げ出し、逃げ出したくなる時があるのではないか。この現象は、誰しも一度は経験があって、その馬鹿らしさを自分なりに咀嚼しながら腹落ちさせなければならない科された試練だと思っている。ただ、その時の心身状態によっては、立ち直れないほど大きなダメージを負うことも考えられる。私なりの対処法は、日頃から馬鹿らしくなる現象を浴び続け、繰り返し自分と向き合うこと。力技でしかないが、これ以外に別の対処法が見当たらない。

2023/7/15(土) #0106

柔軟に変化できる者が生き残る

急速に何もが変化する現代において、最後に生き残るのは環境の移り変わりに対応できる柔軟さを持ち合わせた者である。カメレオンのように、背景色に紛れて体の色を変えられるような性質を持つ者のことだ。己の意志や自我、反骨精神は重要な要素だが、これだけでは荒れ狂う社会を生き抜く強さを持っているとは言い難い。柔軟な変化を持つ人間は、一見柔らかく、少し頼りなさすら感じる。しかしながら、その才能は、強い者や賢い者を凌駕する、唯一無二の能力だと言える。

2023/7/14(金) #0105

2つの目立たない

目立たないには2つある。1つは、周りに埋もれているから目立たない。2つは、誰も気づかない場所だから目立たない。前者は渋谷のスクランブル交差点のように人混みによって存在が目立たなくなる状況、後者は南極大陸や砂漠のように人がほとんどいないため目立たなくなる状況を表す。目立たないという同じ事象でも、目立たない理由は異なり、根底にある可能性には大きな違いが生まれる。周りに埋もれて目立たない状況では、先の成長は見込みずらい。一方、誰も気づかない場所だから目立たない状況では、最適な場所に移動させることで大きく花開くことがある。1人であればその土地の栄養をすべて自分だけで吸収でき、豊富な栄養を蓄えて虎視眈々と準備を進めることができる。

2023/7/13(木) #0104

視野の角度

視野の角度は人それぞれ異なり、生まれながらに持ち合わせる角度は成長に伴って変化したり、変化せずそのままの場合もある。また、人によって角度をあえて調整することもあれば、理想の角度に憧れて必死に追い求める人もいる。一般に、角度は狭くなればなるほど遠くの画質が高まり、広くなればなるほど遠くの画質は落ちる。一方、見ている時間が同じ場合、角度が大きい方がより多くの情報をキャッチでき、色度は深まるだろう。普段は視野の角度を気にしなくても、時々気になって仕方なくなる。

2023/7/12(水) #0103

数字と感情

数字と感情は結びつきやすい。算数や数学を好きな人は数字が好きで、嫌いな人は苦手だと感じる。テストの点数が高いと嬉しく、点数が低いと悲しい。お金がたくさん手に入ると心が晴れやかになり、割引値段で商品を購入できるとラッキーだと喜ぶ。0〜9のたった10種類で、ありとあらゆる感情を引き出すことができる数字。数字と同じく文字も感情を引き出すことができるツールであるが、少なさと組み合わせの豊富さ、万国共通な性質には魅力を感じずにはいられない。

2023/7/11(火) #0102

これが普通だと思い込む

私たちは普通だと思い込んで生活していることがあまりに多すぎる。これが当たり前、これが通常など、疑うことを知り由もせずに自然と受け入れ浴び続けている。普通だという幻想に気づかぬまま一生を終える人もいるし、普通に疑問を持って別の角度から違った視点で物事を見ている人もいる。ただし、気づいたから必ず幸せになるわけではないし、気づくからのこその気苦労も多い。

2023/7/10(月) #0101

圧倒的能力を惜しまず発揮する清々しさ

能ある鷹は爪を隠す、と言うように日本では能力を見せびらかさずしまっておくことが美とされる傾向にある。過去の栄光を語る自慢話は聞くに耐えず、そんな人を才能ある人と周囲が認めるはずもない。といった慣行とは逆に、時に圧倒的能力を惜しまず発揮する人々が現れる。その姿は言葉にならないほどなんとも清々しく、圧倒的な力を感じる。絵画や音楽、アニメ、漫画など才能を発揮できる場所で、見る側にもうお腹いっぱいと言わせるほどの能力を注ぎ込んでくる作品には感動さえ覚える。

2023/7/9(日) #0100

継続は力なり

4/1から日記を書き始めて、100日目を迎えることができた。3桁に乗ったからって特段の意味もないが、1つ挙げるなら雨の日も風の日も忙しい時も暇な時も平日でも休日でも、書き続けてきたという事実である。継続は簡単なようで案外難しいからこそ、いくつになっても継続する大切さを忘れずに、1プレイヤーとして生涯現役を貫いていけたらいいなと思う。どんなことであろうが優劣はなく、続けていることに意味があると信じている。

2023/7/8(土) #0099

子供に託した、は親自身の逃げである

「子供に自分の夢を託しました」そんな言葉を簡単に発する親がいるが、それは大人のエゴであり、大人の逃げである。子供に託したと発言する前に、大人自身が、夢を諦めず日々鍛錬をしているか、怠惰な生活を送っていないか、努力と成果が直結しない不確定な目標を持っているか、といった苦しい課題から目を背けていないか、をまずは自分自身に問うべきである。これらから逃げた安全地帯でリスクを取らず、行動せずに口だけは綺麗事を言う、大人から発せられた言葉がどれだけの凶器となって子供に伝わっているかをいま一度考え直した方がよい。

2023/7/7(金) #0098

家は出て行きたい場所であるべき

家は快適であるべきなのか。住処は衣食住に挙げられるほど人間生活で重要な要素である。住を快適にして、気持ちの良い住処にしたいのはごくごく自然な生物的欲求だろう。ただ、子供の頃に快適な住居を体験してしまうと、その巣から飛び出したいと渇望する意欲が生まれない。将来的に長い目で子供の成長を想うのであれば、多少不自由で劣等感のある住処を意図的に生成し、いち早く外へ出て行きたいと子供が自ら志願する場所にすること、これこそが本当の親心なのかもしれないと思う。

2023/7/6(木) #0097

現実に引き戻される時のギャップ

子供の頃、家に帰ると急に無味無臭、平凡でただひたすらに繰り返される日常という現実に引き戻される、そんな胸が締まって息がしづらい経験がある。学校で楽しかったこと、苦しかったこと、嬉しかったこと、辛かったことも一瞬で記憶の中から欠落する、そんな経験。なによりしんどかったのは、学校など外での体験が日常生活から大きく乖離して楽しすぎたり、夢の空間だったりした後に現実に引き戻される時のギャップである。このギャップが大きければ大きいほど、日常生活に対する不満と外の世界に対する過度な期待を抱えてしまい、ありとあらゆる悩みに取り囲まれて身動きが取れないほどの苦しみ下に身を置くことになる。

2023/7/5(水) #0096

懐に飛び込むバランス

人間関係を構築するうえで、相手の懐に飛び込むことは重要な要素だと思っている。一方で、距離が近すぎると相手に不快な印象を与えてしまい、二度と会いたくないと思われるリスクもある。だからそこ、近すぎず遠すぎず相手に応じた絶妙なバランス感を維持しながら懐に飛び込むことが要求される。人間関係構築が苦手な人は、相手に応じてバランスを調整することに過度な負荷がかかりやすい人、もしくは、相手のことを無視して自分の距離感を正解として一方的に近づいてくる人であることが多い。

2023/7/4(火) #0095

自分に関する決断時の責任割合

何かを決める時、責任を取りたい人なんていないだろう。できれば責任から逃れ、他人に責任を押し付け、自分は安全なポジションにいたいものである。自己防衛の観点からみると、至極自然な行動だ。しかしながら、自分に関する決断については自己防衛本能をグッと堪え、自分の責任のもと決断した方が長期スパンで振り返った時に良い決断だったと評価しやすい。つまり、決断時の責任割合において、自分の決断が多くを占めれば占めるほど将来の満足度が高くなる。それは、自分の決断である方が他人の決断であるより、辛いタイミングでもうひと踏ん張りでき、成功体験につながるからだと考える。

2023/7/3(月) #0094

考える気力がない

考える気力がない、生きてればそんな日もあるでしょう。そんな時は、無理しない。そして考えることを諦める。考えなくちゃいけないという制約からさっさと逃げてしまう。そんな感じで無理なくいきましょう。今日のところは文字書きもこの辺にしておきます。

2023/7/2(日) #0093

断る

他人からの頼まれごとを断ることは、なんだか悪いことをしているようで、相手の顔色が気になる人にとっては勇気がいることである。人間関係を悪くしたくないと、無理難題な要求に対しても引き受けてしまい自分が苦しむといった状況に陥った経験が1度や2度はあるのではないか。数回であればなんとか乗り越えられるかもしれないが、これが度重なってくると心や体に支障をきたす原因になり得るだろう。徐々に受け入れキャパを拡大していければ容量が追いついて割けることはないが、大量に受け入れたり少量でも受け入れ続けたりすると容量オーバーで苦しくなるのは当然である。当人が悪いのではなく、常に大量のものを受け入れさせ続けている環境が問題なので、断りを入れてその場から一刻も早く離れ、休息しよう。

2023/7/1(土) #0092

自分に価値はない

自分に価値はない、そう心の底から思っている。自分の存在意義や価値、必要性を議論したり悩んだりする人もいるようだが、そんな議論や悩みは皆無である。なぜなら、自分が一切の価値がない存在であると心の底から理解しているからだ。多くの傾向として、どうにか自分の存在を主張し、自分こそが影響力のある存在で他人とは異なった魅力を持っていることにしたい、と妄想を変換する。しかしながら、現実問題そんな価値ある人物は稀で、価値があるとされていてもフィールドが変わればその価値は消え失せるのが一般的。だからこそ、無理に自分の価値の有無について考えるのではなく、自分らしくいることで評価してくれる環境を探し回ることの方が心の安定につながりやすくなるだろう。そのためにも常日頃から自分を磨き、評価してくれる環境下でも舞い上がらず、自分は価値ある人間なのだと勘違いして調子に乗らないことが重要だろう。

2023/6/30(金) #0091

数値化できない特性

数値化できないあやふやな特性が個々の差をつけるポイントになることがあるので案外バカにできない。これまで研究者や専門家によって、多くの事象が数値化されデータ化されてきた。その数値に基づき、ありとあらゆる対策が取られ、最適解を追求し効率化を押し進めている。とは言っても、いまだに数値化できない特性もあって、データでは表現できない特性が個々の魅力や強みに大きな影響を与えていることも少なくない。数値化できないものであるため、教科書や参考書には掲載されない事例だが、数値化できない特性を自分なりに汲み取り細分化して、大枠を理解していく学びの姿勢によってその特性を徐々に把握することができる。

2023/6/29(木) #0090

複製できない人

今後、複製できない人の需要は高まるだろう。複製できない人とはどのような人か。それは、この人しかできないとして属人化の対象になるような人のことである。コンピュータが普及し、技術が発展したことで、多くのものが複製可能になった。コピーや真似が当たり前のようにでき、効率よく手間が減った利益を享受している一方で、複製できない唯一無二のモノが価値評価を高めている。もし先の進路や選択に迷っているなら、模倣できない人間になれる道はどちらか、を基準に選択してみるとよいだろう。その選択によって、近視眼的な利益を得られなくとも、価値ある複製できない人に歩みを進めていることは確かである。

2023/6/28(水) #0089

難しく考えるのはナンセンス

物事を色々な角度から見て観察することは良いことだが、何でもかんでも難しく考えようとするのはナンセンスだと思う。難しく考えた方が仕事してる感が出て、優秀そうに見えるという価値観なら一度考え直した方がいい。物事は色んな人の手が加えられ、ぐちゃぐちゃに分かりづらくなっている。ただ紐解いていくと、いくつかの根源に辿り着く。この根源を早期に見つけ出し、物事をよりシンプル化することが重要だ。難しくするのは法律と税金だけでよい。

2023/6/27(火) #0088

許容量は人生経験の理解度

他人を許せる、許せない、自分を許せる、許せない、といった自分の許容量は人生経験の理解度に比例すると思う。様々なパターンで複雑な経験を豊富にした人は許容量が増える傾向にあるが、経験数を増やせば許容量が増えるとは限らない。許容量を増やすには、人生経験の理解度を高める必要がある。経験した事象に対し、解像度を上げて理解する。漠然と目の前に生じた経験をそのまま受け取るのではなく、あらゆる想定を掲げて細かく分析していく。細分化してトライアンドエラーを繰り返し、解像度が高まると理解度として定着し、他人や自分を許せる許容量の拡大につながっていく。

2023/6/26(月) #0087

人工的緑は自然となる

人工的に造成された緑は人の手が加えられていても、環境に良い自然と言われる。公園や森林、街路樹など、多くは人工物である。しかしながら、人工物であるか否かの認識に関わらず、緑豊かな木々は私たちに害のない自然物として評価されやすい。自然のように空間に溶け込んだ人工物は気づかれにくいが無数に転がっていて、地球が誕生した時から存在するような自然物として認識される。そして時に、この人工的自然物が正義として謳われるのだ。

2023/6/25(日) #0086

物体の表は光で裏は影

光と影。一般に光は良い方、影は悪い方というイメージがある。光側の人は花形で輝いていて主人公のような存在、影側の人は陰気で暗く何もかも上手くいっていない存在、という意味で用いられる。そもそも光と影は、光を放つ光源と光が放射される範囲内に物体が存在する場合に発生する事象である。当たり前かもしれないが、光源と物体の間に立つと光側になり、物体の後ろに隠れると影側になる。もし、自分が影側に嫌気がさして少しでも光側に行きたいと願うなら、次の3つの方法がある。1つが光源自体を影となっている自分側に動かすこと、2つが物体を自分の後方に動かすこと、3つが自分が光源と物体の間に移動すること、である。抽象的かもしれないが、場面場面の状況によって最適な選択が変わってくるので、私はこの3つをおおまかにイメージしてはめ込むようにしている。

2023/6/24(土) #0085

感情を落とす

喜怒哀楽、普段の日常を送っていると様々なことをきっかけにあらゆる感情が湧き上がってくる。嬉しい時は喜び、腹が立てば怒り、うまくいかないと哀しみ、充実した時間を楽しむ。そんな自然に生まれる感情だが、時に感情はすっぽりと落とした方がいい時があるように思う。何も感じない、無音で無機質な空間に身を置いて、何にも心が動かされない、そんな無感情状態に必要性を感じる時がある。感情があることは素晴らしいし、感じたままの感情を表現できることもこの上ない幸せである。が、感情に支配され過ぎると自分が辛く窮屈になることを知っていて、無理に自然な感情にしがみつかなくてもよいようなそんな気もしている。

2023/6/23(金) #0084

目標物に対する見え方

目標物に対して焦点を絞る時、的となる円をどう認識しているだろうか。人によって目標物に対する見え方は異なるだろう。的になる円を1として実態の1と見る人もいれば、円の中心に集中して真ん中を射抜くような見方をする人もいる。はたまた、円の半径を外側に広げてボワッと大きな円として見る人もいるだろう。このように、同じ目標物でもその見え方は複数あって、目標物に対するアプローチ方法も変わってくる。円がある事実は一つなのに、物事の見え方は人それぞれ違ってくるから面白い。

2023/6/22(木) #0083

当たり前から抜け出す

これが当たり前、こうするのが普通、昔からこうだった、こんな凝り固まった思考から抜け出すにはどうすればよいか。それは、普段から当たり前を疑うことだと思う。そのために必要なことは、頭で考える暇な空白の時間を確保することであり、当たり前とされる慣習に触れる機会を極力無くすことであり、孤独になって独り静かに考え抜くことであり、異なることを心の底から渇望することである。

2023/6/21(水) #0082

予備の予備を要求し始める

個人や組織によってどの程度予備としてのバッファーを確保するかが変わってくる。例えば、電気配線を整備する場合、本線1本だけで予備がなければ、断線等のトラブル時に電力供給が滞り、電気が供給できなくなるリスクが高まる。だからこそ、病院や工場等、安定的かつ継続的な電力供給が必要な母体にとって、本線に加えた予備線を整備しておくことはリスクヘッジとしてまともな方向性だろう。電力供給の例だけでなく、予備を設けることは想定外の事態に対処するため一般に取り入れられていることだ。一方で、予備に対する予備、つまり二重の予備を設けることは多くの場合採用されない。平常時は予備の予備を多くの人が過度なリスクヘッジだろうと言い、倍のコストが嵩むことから検討の余地にすら入らないからだ。この無関心とされる予備の予備だが、想定外の事態が発生した時にはおかしな現象が起こる。それが、予備の予備は想定していないのか?という議論である。平時では要求されなかった予備の予備の必要性が、緊急時になると急に俎上に載ってくる。これはつまり、平時の穏やかな環境下で物事を楽観的にしか想定できていない現れであり、緊急時のパフォーマンスに過ぎない哀れな現象である。

2023/6/20(火) #0081

美化された言葉や映像に涙は出ない

感動ものになるよう人の手によって美化された言葉や映像にはもう飽き飽きである。丁寧にラッピングされ、綺麗にコーティングされた感動モノが巷にはたくさん転がっているが、そんな感動モノに触れるたびに気持ちの良いものではないとモヤモヤした感情に陥る。これは僕の感情が曲がっていると結論を帰着させることもできるが、大衆ウケだけを狙った本当に退屈なモノだと疑うこともできる。

2023/6/19(月) #0080

自分を下げて評価しつつも下げ過ぎない

対人関係をうまくやる方法のひとつに、自分を下げて相手とコミュニケーションを取るやり方がある。自分がいかに凄いか、優れているかを発言して周りと良好な関係を築ければ良いがこのやり方は日本ではなかなか受け入れられない。だからこそ、自分を下げて自分がいかに大したことないか、相手がいかに自分より上を行っているかを主張することで会話がうまく流れていく。ただ、この方法で注意すべきは、自分の評価を過度に下げて発言することである。過度な下げすぎは相手に不信感や大袈裟さを与えてしまい、逆効果だからだ。どこまで下げるかはその人や相手の雰囲気、関係性、言葉遣い、表情、声のトーンなど様々な要因にも影響を受けるため一概に数値化できない。結局のところ、経験と挑戦、失敗を繰り返しながら絶妙な塩梅を探していくしかない。

2023/6/18(日) #0079

環境によって簡単に変わる

おかれた環境によって、人は180度変わる。良くも悪くも変化したい欲望の有無に関係なく、環境は人の立ち振る舞いや言葉遣い、姿勢など外見から内面に至るまで変化に誘う。例えば、人の目につかない自宅の部屋で気が抜けた生活を送っている人も、武道館や国立競技場、東京ドームなど大勢の目の前で自分を披露する時にゴロゴロダラダラする人はほとんどいないだろう。逆に家ではシャキッとして、外ではグータラしている人もなかなか見つけられない。つまり、人は少なからず周りの目や環境に影響されながら行動を制御している。だとすれば、自分が幸せな環境が何かをまず最初に洗い出し、その環境にいち早く身を置くことが大事だと言える。

2023/6/17(土) #0078

はじめの一歩が失敗することに慣れる

何か始めるとき、その結果は成功か失敗の2つに分かれる。ビギナーズラックという言葉があるように、はじめにトントン拍子で上手くいく人がいる一方、出だしを挫かれるが如くなかなか上手くいかない人もいる。自分自身は明らかに後者だと子供の頃に気づいたから、はじめの一歩が失敗した後の立ち振る舞い方を試行錯誤する機会が多かった。はじめの一歩を失敗した時に、「またこれね、大丈夫なんとかなるやろ」と腹の底で理解ができるのも、最初から失敗する経験を嫌というほど繰り返し、長い時間を費やしてきたからである。すごいなんて褒め称えられることなんか一切なく、ただただ最初からうまくいかないことに慣れてしまったに過ぎない。

2023/6/16(金) #0077

怒りをエネルギー変換する

怒りを宿すことで怒りをエネルギーに変え、爆発的な力が発揮できる。それくらい、エネルギーを生み出したい時は怒りが役に立つ。自分自身に対して、なんか生ぬるいと思う時は怒りをエネルギーにピストンを上下させる。その熱によって、沸々とした体内エネルギーが生まれ、力がみなぎってくる。また、自分が怒るだけでなく他人から怒られることでも怒りをエネルギーに変換できる。これには怒られる経験と凹む経験とそこから這い上がる経験をして怒られる耐性を備えておく必要があるが、これもまたエネルギー変換の起爆剤になる。

2023/6/15(木) #0076

どことなく会いたくなる魅力な人

無意識のうちに意識している、そんな魅力的な人が誰しも周りに1人や2人はいるのではないだろうか。絶妙なオーラを醸し出し、どことない雰囲気を漂わせ、直接会うことに若干の緊張感がありつつも、会った途端そんな壁をいつ越えたのか感じさせない心地よさを持ち合わせる。いつの間にかその人の家に上がり込んで、足を崩しながら談笑し、次から次へと会話が弾むかのような感覚。そして、会話の途切れも全く苦に感じさせない。逆に、無の時間にこそ幸せを感じる。もしそんな素敵な人が近くにいるなら、この上ない幸せだし、仮に居なくとも先に出会うそんな人を探していくことも楽しい時間である。

2023/6/14(水) #0075

窮屈な時には抜け穴を

誰しも生きていれば、窮屈でつらくキツい時があるだろう。そんな時、窮屈な空間に居続けるのは危険である。自分自身を傷つけ、また他人を傷つける行為に及ぶかもしれない。そんな空間には長時間滞在するものではない。スルッと抜け穴を作って抜け出すことが大切である。抜け穴は人それぞれで、人によって何が抜け穴になるかは異なる。時にはその抜け穴に対して、痛烈に批判されたり、侮辱されたり、批判されたりするかもしれない。自信を持って他人に誇れる抜け穴でないことだってあるだろう。それでも自分が窮屈な状況から逃げられるのであれば、それでよい。いくら批判されようと、逃げだと指摘されようと、卑猥だと笑われようと、それでよい。窮屈な状況や苦痛は他人に分かりようがないし、理解なんかできないのだから。

2023/6/13(火) #0074

妬んでも得られない

他人の才能や外見など、自分より優れているところを発見しては妬み羨む、そんな感情が湧き上がってくる時期が過去にあった。喉から手が出るほど欲し、あれやこれや言ってはどうにか自分にもそんな素晴らしい才能が手に入らないかと渇望したものである。ただ現実問題、いくら妬んでも得られることはほぼない。無理な話である。その事実に気づくまで、途方もない時間がかかったが、腑に落ちて以降は少し気分が落ち着くようになった。コツは他人を妬んでも得られないという事実に深く絶望し、諦めることを覚えること。欲するがあまり深く頭を突っ込むのではなく、ある程度のラインで手を引く。妬みによって他人の才能を奪い取る発想より、参考になる人を注意深く観察してやり方を真似し、自分なりの形を作っていく方が自然と自分の型になっていく気がする。

2023/6/12(月) #0073

将来見積と不安の関係性

不安の発生は、将来見積に起因することが多い。将来見積とは、現時点で把握できる将来の見通しのことで、今後の道標の明確さとも言える。不安が発生する状況には大きく2つのパターンが存在し、1つは将来見積を計画的に立案していない場合、もう1つは将来見積が大きく外れている場合である。1つ目の将来見積をそもそも立てていないというのは、そもそも論すぎて検討に値しないと主張する人もいるだろう。ただ多くが将来見積を立てていない、というより立てるトレーニングを積んできていないため、将来見積を立てることができない。幼少期から将来見積は自ら立てるものではなく、学校教育のようにはじめから設定されているものであった。7歳で小学校に6年通い、その後は中学3年、高校3年を経て18歳を迎える。4年大学に通えば、そこから22歳までの見通しが決定されている。つまり、何も考えずとも22歳までの将来見積が確定した中で生活を送ってきた人がほとんどなのである。だからこそ、23歳以降、急に見通しを自ら予測しろと言われても、予測すること自体ができなくて当たり前だろう。レールのない環境下に突如身を投げ出された多くが将来に不安を抱くのは不思議なことではない。もしこの将来見積を計画的に立案するハードルを超えることができた人も、次に2つ目の将来見積との乖離という壁に直面するだろう。見通しが外れる、見当違いだった、という状況である。せっかく将来見積が立てられたにも関わらず、その見積のズレによって徐々に自信を失い不安の坂を転げ落ちていく。例えば、東京大学に入学する、という将来見積を立てていても、センター試験直前にセンター試験で8〜9割の正答率をとる必要があることも知らず、試験教科も知らず、2次試験対策もしていなかったら、東京大学に合格するという見通しと現状に大きなギャップが生まれて絶望することは想像に難くない。このような学生時代に経験してきた試験勉強などの例えだと当たり前に理解できるが、経験のない分野においては急に将来見積と現在地点を把握することが難しくなる。そして、野放しにされた状況下で将来見積に沿って差異なく乖離を埋めていくことは根気のいる作業であるという事実を忘れてしまう。根気のいる作業であるにも関わらず、蔑ろにしてぶっつけ本番でなんとかなるだろうと読みが甘い故にそのギャップに絶望し、将来への不安が加速する。だからこそ、自分で将来見積を大まかに設定し、将来見積のプロセスを試行錯誤しながら、大幅に逸れていかないよう修正していくトレーニングが必要になる。

2023/6/11(日) #0072

大人の贅沢な目標設定

学生時代は有無を言わせず強制的に、学年が設定され1年経つごとに学年が上がっていく仕組みがあり、1年の中には学期があって各教科の試験が定期的に行われる。定期テストや小テスト、宿題といった細かい目標物が大量に用意されているので、前を向いて歩いているだけで嫌でも目標物に出会ってしまう逃げられない環境にあった。だからこそ、学生時代の目標設定はほとんどの学生が同じで、似通った指標の中で競い合っていたといえる。しかしながら、大人になると会社から設定された目標だけでなく、自らが設定する目標を掲げ、期間を自ら設けて目標達成に突き進む楽しみを堪能できる余白を獲得できる。これを頑張り屋さんと言うのか、意識高い系と言うのかは周囲の評論家達に任せておいて、この贅沢な旨味を堪能できる喜びを噛みしめながら毎日を送りたいと思っている。

2023/6/10(土) #0071

続けること

この世の中ですべてに勝るもの、それが続けることだと思っている。雨の日も風の日も、黙々と淡々とひたすらに続ける。継続は力なりという良き言葉があるが、本当にその通りで子供の時よりも大人になってより続けることのパワーやその難しさを感じている。子供の時は続けることの期間が、1週間や1学期の間という数ヶ月単位であったためとりあえず流れに身を任せて続けることができた。一方、大人になると数年、十数年、はたまた人生をかけてという長期スパンになるだけでなく、自分で何を継続するか答えのない中で自ら決定してその決定を自分自身に納得させながら不安と納得を繰り返して続けていく必要がある。目の前に靄がかかった先が見通せない状況下で、継続していく力が求められる。だからこそ、多くはその不安に弾き返され継続することを辞めてしまう。加えて、数年スパンでの継続には飽きが生じてくるため、本当に好きなことでしか続けてられないという問題も出てくる。続けることは辛く難しく、絶望から解放されたいという煩悩との闘いでもある。ただ、続けることでしか得られないもの、見れない景色があって、最終的には自己満の世界だがそんな景色が見れたらラッキーくらいの気持ちで細く、長く続けていくことがコツのような気がしている。なにより、続けることはたのしい。

2023/6/9(金) #0070

ある2点をフリーハンドで繋いだ線形の美しさ

「ある2点を線で結んでください」、と言われると多くの人が目の前に並べられた定規を使ってどちらか一方の点を起点・終点とし綺麗な直線を描くだろう。定規なんか使わな反論がある人もひとたび試験のような人生を左右する緊張感のある場では、ほとんどの人が準備された定規を使って丁寧に線を引くだろう。そんな緊張感のある場で、ある2点を寸分の狂いなく定規で描いた直線ではなく、フリーハンドで描かれた多少ズレのある線には圧倒的な美しさを感じる。あくまで、雑で適当でいい加減なフリーハンドの線ではない。静寂に包まれた唾を飲み込むほどの緊張空間で描かれたフリーハンドの線形である。その線には、描いた人の人間性を浮かび上がらせ、ズレから滲み出るその人らしさに魅了されるのかもしれない。

2023/6/8(木) #0069

一度走り出したら止められない

物事には一度走り出したら止められないモノが無数にある。途中で誤りに気づいたり、成果が見込めない試算が出たり、一定数の反対があったり、とストップをかける事象が発生しても最初に決めたことを覆してやり直すことがなかなかできない。極めて困難である。間違っているんだから修正・訂正すればいいじゃないか、と普通の感覚ならそう思うはず。ただ、当初計画を変更できるようあそびを持たせておいたとしても、その場に直面すると変更することのハードルが異常に高くなり、誰も積極的に取り組もうとしない。そして時間だけが過ぎ、変更されることなく当初計画通りに進んでいくのである。この特性を理解しておけば、いかにはじめが肝心かがわかるだろう。はじめのレールをどのように設置するかによって、その物事の結果が大きく変わる。

2023/6/7(水) #0068

流行ってるものに目を伏せる

世の中には変わり移ろう流行があり、それらは様々なメディアやSNSで紹介され、多くの目にとまる。学校や職場でも会話のネタとして取り上げられ、流行の品を他人よりいち早く手に入れたいという欲望に火をつける。インターネットの発達により拡散力が驚異的なものとなっている昨今、世界中でネットを使った激しい流行合戦が展開され、生まれては消えていく事象が繰り返されている。これらの状況をじっくり観察すると、流行に関する3つの特徴を知ることができるだろう。1つ目は生まれては消えるを永久に繰り返すためキリがないこと、2つ目はほとんどの流行が瞬間的盛り上がりであること、3つ目は瞬間的盛り上がりであっても利益を享受する側が必ず存在すること、である。これら3つの特徴を理解したうえで流行の波に乗ることはその人の価値観なので問題ないが、ただただ流行に流されるようでは3つ目で述べた第三者利益のために身を切ってるに過ぎないのである。だからこそ、ほとんどの流行には目を伏せて右から左に流して行くくらいでちょうどよい。

2023/6/6(火) #0067

素数

素数とは正の約数がその数と1のみになる2以上の自然数。3桁(0〜999)までの素数はこれらしい。

2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59 61 67 71 73 79 83 89 97 101 103 107 109 113 127 131 137 139 149 151 157 163 167 173 179 181 191 193 197 199 211 223 227 229 233 239 241 251 257 263 269 271 277 281 283 293 307 311 313 317 331 337 347 349 353 359 367 373 379 383 389 397 401 409 419 421 431 433 439 443 449 457 461 463 467 479 487 491 499 503 509 521 523 541 547 557 563 569 571 577 587 593 599 601 607 613 617 619 631 641 643 647 653 659 661 673 677 683 691 701 709 719 727 733 739 743 751 757 761 769 773 787 797 809 811 821 823 827 829 839 853 857 859 863 877 881 883 887 907 911 919 929 937 941 947 953 967 971 977 983 991 997

2023/6/5(月) #0066

利き目

利き目の右目で見る時と、利き目じゃない左目で見る時では、固定された物体の位置が異なる。そんな現象に違和感を覚えた経験はないだろうか。同じ物体を見ているはずなのに、両目で見る時と左目だけで見る時では状況が変化する。この体験をした時、そもそも目の前に存在するモノが事実か偽りかわからなくなってしまうという不思議な感覚に陥った。見ているもの全てが正しいと思っていた私にとっては衝撃が大きかった。同じ物体を同時刻・同条件下で視覚に捉えたとしても、自分の見方(使う目)次第で実態が変わることになる。だとすると、何が真実かわからないし、何が正しいかもわからない。自分の目から掴み取る情報すらも信用できないとすれば、正しさを主張する状況を鵜呑みにしてはいけないし、過度に反応する必要もないことに気づく。

2023/6/4(日) #0065

平面の色塗り面積に喜びを感じる

楽しいと感じることは人それぞれだが、私の場合、平面の色塗り面積が多くなればなるほど喜びを感じる傾向にある。ありとあらゆるジャンルが地平線の先まで広がる2次元空間の平面上において、各マスの経験や体験をしていくことでそのマスをひとつずつ地道に潰していく、その行為がとても楽しい。この性質は、広くさまざまなジャンルに興味関心を持ちやすい一方、広く浅い性質ゆえ同じことを深く掘り続けることが苦手とも言える。広々と色塗りした先に何も残らないなんてリスクもある。その一方で、私のように広く多くのジャンルに手を出すよりも、1つのことを深く考えていることが楽しい人もいるだろう。x-y軸を固定しz軸方向に、3次元空間で喜びを感じる人々である。彼らは自分の好きなことが先に見つかっていて、かつ、この性質を持っていれば深い喜びと満足感を感じやすい。深く掘り進めた先に何もなく、閉塞された穴の中で行き先を見失い、途方に暮れるリスクもあるが。どちらにしても、自分が喜びを感じるパターンを自ら見つけ出し、その空間に身を置くことが無駄な気疲れを発症させないコツかもしれない。

2023/6/3(土) #0064

動作によって記憶に残る

記憶に残したいことは、意識的に動作を挟むことが有効な手段。動作する面倒臭さや手間により、深く記憶に刻まれる。楽しいことやスムーズにできたことよりも、辛かったことや難しくて苦労したことの方が年をとっても記憶に残っているように。この性質をうまく利用すれば、記憶の定着度合いを意識的にコントロールすることができる。もしどうでもいいことであれば、負荷をかけずに楽しく過ごせばいいし、血肉にして定着させたければ、動作を意識的に組み込めばいい。

2023/6/2(金) #0063

自他の境界を曖昧にする

自分には自他の境界が存在する。自分を主人公(一人称)として、ある一定距離離れたところをその他と位置付ける。境界の話をする時は、自分から境界までの距離と境界の濃淡という2つの事項をおさえておく必要があり、境界までの距離感や境界の明暗は人それぞれである。ただ、この保有しているデフォルト状態に面白さを感じない。それどころか、膨らまない風船の中にいるような苦しい感覚を強烈に感じる。その苦しみから逃れたい単純な理由によって、自分が持っている境界をかき消したいと思っており、自他の境界を曖昧にすることに注力している。

2023/6/1(木) #0062

人間関係が良いに越したことはない

たくさんの人と深く仲良くなったり、頻繁につるんだり、一緒に行動したりすることが子供の時から得意でなかったからこそ、人間関係は良いに越したことはないなとつくづく思う。人間関係を良好に保てると、楽しい時間を過ごすことができるし、時に助けてくれたり教えてくれたりとサポートをしてくれるかもしれない。悪い噂ほどでもないが、良い噂も人伝に広がっていく。噂は雪だるま式に大きくなり、大したことない噂話でも、初対面の印象に影響を与える。だからと言って、人間関係を築くためだけに寄り添い過ぎても良好な関係は構築できない。どことない絶妙な、その人しか持っていないバランス感覚が重要になってくる。人は千差万別、同じ容姿や考えの人はいないのだから、合う合わないがあるのは当たり前であって、その中でもどうやって自分なりの人間関係構築法を作り上げていくかを、各々が悩み抜かなくてはいけない。

2023/5/31(水) #0061

唯一無二の面白い道を選ぶ

他と比較できない、比較対象にならない唯一無二の道を選んでいくと、知らず知らずのうちに面白い道標をなぞってきたことにある時気づく。ここで言う「面白い」とは、人を小馬鹿にしたり冷やかしたりする笑いではない。あっと驚くような、想像の範囲を超えた興味深い面白さである。同じものを求め、普通であることを望み、変わり者でないことに必死になる、そんな考え方とは真反対の選択だ。同じことをしない、そんな変わり者は面白くて好きになる。

2023/5/30(火) #0060

手を引く勇気

ありとあらゆるものに手を出し、首や足を突っ込むことは前向きで積極性を評価できる。が、そこからもう1段階レベルアップするには、「手を引く」ことを覚え、絶妙なタイミングで手を出さずその場から身を引くことを習得しなければいけない。これがまた難しい。ビギナーズラック的で、勢いのあるアクセルだけふかしていればよいステージからの脱却である。手を出したいけど、手を引く。首を突っ込みたいけど、やめておく。ではなぜ難しいのか。それは、手を引くことに対して悲観的で負けのイメージが払拭できないからだと思う。だからこそ、乱暴に前だけを見て突っ込み続ける。手を引くアクセント織り交ぜた音色を奏でるようになりたいものだ。

2023/5/29(月) #0059

複雑なもの

複雑に見えたり難しそうに感じたりごちゃごちゃしてたりするものこそ、よりシンプルにぜい肉を削ぎ落として、物事の本質をつかむことが重要である。見た目が複雑そうに見えるものは、身に纏った衣服を剥ぎ落とすと案外シンプルなもので構成されていることが多い。だからこそ、複雑そうなものを発見したら毛嫌いせず、外側を丁寧に剥ぎ落としていけば本質まで辿り着きやすいのである。複雑なものより、シンプルなものの本質をつかむことのほうがより難易度が高く、厄介になりやすい。

2023/5/28(日) #0058

億劫な打席に立ち続ける

気持ちが乗らない。そんな場面はよくあるはず。辛いなぁ、しんどいなぁと憂鬱な気持ちになる億劫な打席には、誰しもが片足を踏み入れるのに時間がかかる。学生の時はそんな億劫な打席にも無理矢理大人たちによって片足を突っ込まされていたが、大人になると打席に入らない選択を取ることができる。自分で打席に入る頻度を調整でき、打席に入るか否かを決定できる。権限が自分に移ると、自然と億劫な打席から身を遠ざけるようになり、打席に入る頻度がどんどん少なくなっていく。意識的に打席に入るよう自分の気持ちにムチを入れないと、打席に入れなくなっていく。そして、打席に入ることを忘れた自分は、どっちの足からどうやって打席に入っていたか、打席の入り方や打席での振る舞い、ルーティンまでも記憶から消してしまう。大人こそ、強制的に打席に入る環境を整え、逃げられない空間の中で心身を鍛えることが必要なのである。

2023/5/27(土) #0057

暇であれ

忙しい人ほど働き者だと賞賛され、暇を持て余していると予定のない暇人のレッテルを貼られる。私は暇なことを褒め称えるシーンをこれまで見たことがない。予定を隙間なくぎっしり埋め、忙しいアピールをすることに精を出す。予定がスカスカだと、仕事では手を抜いていると思われ、プライベートでは友達がいない寂しい人だと思われる。では、本当に暇であることは悪なのか。暇であることは、休息をとり心身をリフレッシュするだけでなく、頭の中を整理したり新しいアイデアを妄想したりじっくり考え抜いたりすることを促進する。忙しい環境下ではまず得られないものだ。一歩止まって立ち返り、足元を見つめ直す機会を増やしたいなら、暇である頻度を増やすことに全力を尽くすしかない。暇であることは素晴らしい。ただ、暇をつかみ取るにはある一定の犠牲と覚悟が必要になる。

2023/5/26(金) #0056

「それ知ってる」

「それ知ってる」と子供が口癖のように知ってることをアピールする場面に遭遇した経験があるが、知ってるかどうかはあまり重要ではない、ということに後々気づいてきた。知っているか否かは、育ってきた環境や熱中してきた内容、時間を費やしてきた分野によって大きく差が開き、Aに詳しい人がBはよく知らないなんてことはよくある話である。もし知らなければ、恥ずかしがらずにその場で聞いて解決すれば、知らない人から知ってる人に変わることができる。つまり、知っているか否かはあまり重要ではなく、「知らない」から「知ってる」への変化はハードルがかなり低いのである。

2023/5/25(木) #0055

けん玉から学べること

小学1年の頃けん玉にハマり、時間なんて忘れて数時間当たり前のように没頭して取り組んでいた。あくまで私の感想だが、けん玉には集中力を高めたり、バランス感覚を研ぎ澄ましたり、手先を器用にする効果があると思っている。そんな中でも、小学生でけん玉に没頭し1番学んだことは、繰り返し成功するまでやり続けることの重要性である。けん玉を始めた当初は、まず大皿に玉をのせることが難しかった。糸で繋がった玉を上にあげて大皿の上にのせる。ただそれだけの単純作業。ただし、始めの頃はその単純作業がなかなかできない。何度も何度もやり続けても、なかなか大皿の上に玉がのらない。それでもひたすらにこの単純な動き(玉を上にあげて大皿の上にのせる)を続けていると、たまたまのることがあり、さらに続けていくと成功する回数が増え、確率が上がっていく。玉が大皿からこぼれ落ちる失敗イメージに支配され押し潰されてしまうと、玉を上げる行為が怖くなり面倒臭くなり憂鬱になって面白くなくなり辞めてしまう。ただ、やめてしまったら、それ以降成功することはない。成功するまでひたすらに無心で玉を上げ続ければ、奇跡的な成功を経験し、成功回数が増えていくことに気づくのである。

2023/5/24(水) #0054

距離感

人と人との距離感の取り方は十人十色で、観察していると非常に面白い。極端に近い人もいれば、まったく近づいてこない人もいるし、他人にあわせて絶妙な距離感を調整できる人もいれば、はたまた自分の距離感で押し進めてくる人もいる。また、異性だとうまく距離感を近づけられない、なんてこともあるし、年上の人とは距離感をつかむのが得意、なんてこともある。時々外を歩いていて、横を通る人や後ろで信号を待っている人が異常に近い距離だと、怖さを感じる。人の体からは距離感というレーザーが放射されており、主導的である時は自分の心地よい距離感をうまく調整し、受動的である時は自分の距離感を侵されないよう逃げ続ける。

2023/5/23(火) #0053

能力がないことを早期に自覚する

運良く、小学生の頃には自分に能力がないことを自覚できていたので、能力がないことにがっかりすることもないし、失敗しても落ち込まないし、次へとすぐ切り替えられる。自分の成果に対する期待度も低いので、ちょっと頑張れば及第点を取れるし、スタートがショボいから始めさえすれば必ずプラスになることもわかってる。これは、2つの運が重なった結果で、1つ目が早い段階で能力がないことに気づけたこと、そして2つ目が能力がないことに絶望しなかったこと、だと思う。早期に自覚しても能力がないことに絶望し、落ち込んでいては立ち直りに時間がかかる。また、早期に自覚できなければ、自分を過大評価して常に周りとの差に苦しむことになる。たまたま運良く、自分の性格とマッチした、運が良かっただけの話な気がする。

2023/5/22(月) #0052

腰パンってかっこいいの?

学生時代に一時腰パンが流行るタイミングがやってきて、学生服を着崩すことがかっこいいとされていたけど、いまいちそのかっこよさがわからなかった。いま振り返ってもその良さがやはりわからない。足短いより長く見えた方がよくないのかな。今日もズボンを上げて、足長めに見えるようにして歩く。

2023/5/21(日) #0051

難問から先に手をつける

学生時代の試験を振り返ると、時間制限の中で点数を稼ぐには、解きやすい問題から先に手をつけ難しい問題は後回しにする、という戦法が有効だった。試験はあくまで受験生の中で競われるため、隣に座っている受験生より1点でも点数を取ればよく、多くの受験生が正解する問題は確実に正解し、逆に多くの受験生が解けない問題は不正解でも点数に差がつかない、そんな仕組みである。ただし、世の中に転がっている問題を解決していくためには、解きやすい問題から解いていては、小手先の解決策にしか到達せず、根本的解決にまったく繋がらない。したがって、現状を変えたければ、難問とされる大きな問題から手をつけていかなくてはいけないのだ。重い腰が上がらないかもしれないが、難問から先に取り組むという戦法こそが有効な手段である。

2023/5/20(土) #0050

主動作以外のところに真実がある

世の中には無数の動作するものがある。人間や自動車、電車、時計の針、風に揺られる木々など、生活空間には様々な動いている物体が存在している。そして動作するものが視界に入ると動いているそのもの、つまり主動作に視点が移り注目しがちになる。しかしながら、動作する本体は主役のようで実は主役ではない。主動作以外のところに真実があり、本能的に感知する主動作から意識的に切り離して、動作する物体を観察することがポイントになる。主動作に該当する例を挙げるなら、ピッチャーの腕やサッカー選手の脚、自動車や電車の車体、時計の針の先端など。目に見える主動作は事実の現象でありわかりやすく捉えられる動きであるが、主動作以外のところに目を向けると何か別の本質的ヒントが得られる気がする。

2023/5/19(金) #0049

無駄なことをする時間を増やす

効率性や手間を減らすこと、無駄を省くことが正とされる時代になってきたからこそ、できる限り無駄なことをする時間に浸っていたい。時間がかかって、手間で、目的や目標もない、ただただ無駄な時間。それやってなんの意味あんの?と他人から言われる時間。そんな無駄なことをやる頻度を増やし、無駄な時間と人生を過ごし、側から見ると中身があるように見えないけど自分の中では満足感のあることに、時間と力を注入していきたい。

2023/5/18(木) #0048

他人に対する余裕幅をどれだけ持てるか

他人に対する当たりは千差万別。日頃から優しい人もいれば、厳しい人もいるし、日頃優しくても切羽詰まった状況になった途端厳しくなる人もいる。私は人の魅力を測る項目のひとつに、「他人に対する余裕幅」があると思っており、大きなウエイトを占める重要項目として認識している。自分に対する余裕幅と他人に対する余裕幅の大きさは人それぞれで、状況や環境よってもその余裕幅が変化するから面白い。ありとあらゆる状況下で他人に対する余裕幅をじっくり観察すると面白い傾向が取れるだろう。私の課題は、他人に対する余裕幅を拡大し続けること。拡大するためには、自分自身があらゆる状況下でも冷静に余裕幅を持ち続ける必要があるし、ありとあらゆる経験と失敗をして許容幅を広げておく必要がある。

2023/5/17(水) #0047

海外サッカー選手もどき

海外のサッカー選手は激しいプレーが多く、ひとつひとつのプレーに感情的なシーンをよく観る。気持ちを露わにし、感情をむき出しに、相手選手に歩み寄ったり時には審判の判定に対して意見したりする。そんな海外選手を観て憧れた日本選手が海外サッカー選手と同じように、あえて感情をむき出しにしてる姿はプレーの向上に直結してるのか疑問が残る。生まれながら遺伝子や生活環境が異なる中で、力を最大限発揮する方法はそれぞれの人種によって変わるはず。パフォーマンスとして、エンターテイメントとして海外サッカー選手もどきを取り繕うのは良いが、遺伝子レベルで自らに合ったスタイルを探し出さない限り、先の繁栄はないはずだ。

2023/5/16(火) #0046

強制される飯は喉を通らない

子供の頃親から「たくさん食べろ」と強制されたご飯は本当に苦痛で喉を通らなかった。3食が毎日修行のようで、食欲を満たすわけでなく、ただただ胃袋を大きくするトレーニング。つらかった。ただ、そんな強制的な食トレのおかげで、今では胃袋が大きくなり、かなり食べれるようになったし、食べることが楽しい時間になった。こんなことを言っていると、現代がなんて裕福で、豊かで、恵まれてて、これからの将来自分が食べれなくなるわけないだろうと平和ボケした幻想の世界で生きてる感覚に苛まれる。いつになっても「いただきます」と「ごちそうさまでした」の気持ちを忘れないようにしたい。

2023/5/15(月) #0045

勝負の機会はどこまで先延ばしして焦らせるか

日々生活していると大小関わらず様々な勝負事に直面する。他者との比較や見た目の良し悪し、成績やテストの結果など、常に何かの勝負事に巻き込まれ、時には勝ちたい欲望や負かしたい欲望に駆られて勝負事に自ら頭を突っ込む。ただ長期目線で俯瞰した判断をするに、勝負の機会はとことん先延ばしした方が良い。どこまで勝負する機会を焦らし続けられるかがポイントである。ただこれは簡単なようで難しい。負け続ける勝負ばかりに直面すれば自然と勝負を避け先延ばしすることができるが、徐々に知恵をつけ経験を培うと勝てる勝負が増えていき、また勝てる相手を見つける術を身につけ勝てる勝負をし始めるからである。目の前で勝てる勝負があった時に先延ばしすることは容易そうで難しい。この勝ちたい、勝てる、勝ってる姿を披露したい、といった欲を右から左に流し続け、勝負するタイミングを先延ばし続けられた先に、周りを凌駕する圧倒的な何かを掴み取れるのではないかと思っている。

2023/5/14(日) #0044

休日の睡眠時間

休日にアラームをセットせず寝てると、9時間は爆睡できる。平日は9時間寝るなんてほぼ無理だが、まだまだ9時間も寝続けられる体力があることに驚く。寝る時間を削って何かすること=すごいこと、という風潮もあるが、人によって睡眠時間が集中力に与える影響も異なるだろうし、ショートスリーパーの人もいるから適正な睡眠時間は人によってまちまちだろう。寝れる体力と環境がある時にしっかりと睡眠時間を確保しておくことって幸せなことだと思う。

2023/5/13(土) #0043

評価基準は自分で作っちゃおう

もし学校の先生や友達、職場での評価を意識しすぎて苦しい時には、評価基準を自分で作ってそれに従うと多少楽になるかもしれない。競争させられたり、常に評価されたりとゆとりを持ちにくい環境だからこそ、自分がいいと思う判定基準のもと自分を自分で評価すれば良い。甘い評価基準でもいいし、厳しい評価基準でも良い。それぞれの価値観で自分を評価する価値基準を作ることが目的だ。注意事項としては、自分で作った評価基準は、自分にのみ適用させるべきで、自分の正を他人に押し付けてはいけない。そこだけ注意。

2023/5/12(金) #0042

助けてくれる人を増やす力

困った時に助けてくれる様々なジャンルの優秀な人がたくさんいると、うまくいく確率が高まる。自分の能力とか、自分が仕事できるかどうかとか、自分の学歴がどうかとか、自分がハイスペックかどうかとか、自分が組織に貢献できるかどうかとか、隣の人より自分の方がすごいかどうかとか、極めてどうでもいいことである。だからこそ、自分が生きる心地良いジャンルの垣根を超えて、様々なジャンルの人と年齢関係なく接点を増やし、助けてくれる人を増やす力を身につけておこう。

2023/5/11(木) #0041

丁寧にやりすぎない

まずはじめに、物事に対して丁寧に向き合う姿勢はとても重要です。ただ、丁寧にやりすぎないこともまた重要です。1〜10までを丁寧にやりすぎると、いくら時間があっても足りないし、無駄な労力を費やすことになる。つまり、どのタイミングで丁寧さを出すかがポイントになってくる。私の意識としては、最初はかなり適当に始めて大雑把に丁寧さを求めないようにする。型というかフレームをたくさん作るイメージ。その後、複数のフレーム案を取捨選択し、突き進む採用案が決定したら、徐々に丁寧さを付け加えていく。

2023/5/10(水) #0040

飽きないコツ

お先真っ暗と将来に対する不安や絶望感を引き起こす要因の一つに、「飽き」があると思う。子供の頃は見るもの全てが新鮮で得体の知れないものにワクワクドキドキできるが、ある程度の年数を生きて経験豊富と化した大人にとってルーチン的平凡な日常は退屈であり、モチベーションや生き甲斐を保つことが難しくなる傾向にある。それ故、日々の絶望感からの脱却は飽きを解消することであり、飽きを解消するコツは「流れに身を任せつつ、時々アクセントで流れに逆らう」イメージを持っておくことだ。100%流れに身を任せると変わり映えのない時間の流れに飽き飽きしてくる一方、常に逆らう姿勢でいると一向に物事が先に進まないばかりか邪魔をしてくる人間が身の回りに増えて敵に包囲され身動きが取れなくなる。何事もある程度のスピード感は重要でスルスルと障壁なく進んでいきたいところだが、支障なく全てうまくいくと人間欲深いもので現状に飽きを感じやすくなるから、時々意識して逆流するアクセントを加えると飽きから脱却できる。

2023/5/9(火) #0039

文字吸収と視覚吸収

文字は膨大な量を短時間で吸収できる人類が生み出した革命的ツールで、現代においても欠かすことができないツールであることは明白だ。ただ、私は文字吸収が幼い頃から非常に苦手で、学校で授業前に行われていた10分間の読者タイムすら取り組むことができないほど、文字に対する苦手意識があった。ちなみに、今も多少は本を読むようになったが、苦手意識は消失してない。一方で、形や雰囲気など視覚からの情報吸収は得意で、想像を膨らましたり形に意味を持たせたりするほうが定着度が高くなる傾向にある。視覚吸収には情報伝達の精度が低く、伝達量が少ないという側面があるが、私にとっては自由度や創造性、記憶定着度が高いツールとして可能性を感じている。

2023/5/8(月) #0038

新型コロナウイルス5類へ

2類相当だった新型コロナウイルスがインフルと同程度の5類に変更。制度上は約3年のコロナ対策に終止符が打たれる形となったが、感染すると高熱や喉の痛みなど自分の体は辛いのでできたら感染したくないもの。無料だった検査費や診療費も自己負担になり、生きるにはお金がかかるなあとより実感する。

2023/5/7(日) #0037

憂鬱な気持ち

普段、大型連休最終日でもあまり憂鬱な気持ちにならない私ですが、今日ばかりはそういきませんでした。コロナで体力が削られたのが大きな原因かな。加えて、雨で天気が悪いのも重なって気持ちが落ち込んでいます。まぁほとんどの人が憂鬱な気持ちになってることでしょう。

2023/5/6(土) #0036

GWも残り2日

楽しかった大型連休も、残すところあと2日になりました。明日は雨みたいだし、憂鬱な気持ちになること間違いなしかな。みんな憂鬱だから大丈夫。

2023/5/5(金) #0035

こどもの日

こどもの日には大きな鯉のぼりを掲げて、空高く自由に泳ぎ回る鯉の家族をただただぼーっと眺めていたい。

2023/5/4(木) #0034

なかなか下がらない私の体温

発熱から7日目となった今日。なかなか下がらないよ、私の体温。体内でウイルスと闘ってくれているんだろうな。でももうそろそろいいよ、落ち着いて。

2023/5/3(水) #0033

連休は晴れ模様

GW連休後半の天気が心配されていましたが、土曜日まで関東は晴れ模様。気温も高く、旅行やレジャー、遠出には最高の休日になりそう。ですね。ゾコーバ5日目。

2023/5/2(火) #0032

GWの谷間②

今日が終われば、明日から5連休、だなんて満面の笑みを浮かべたかったのに、そうもいかない今年のGW。連休前のワクワク感は何処へ。ゾコーバ4日目。

2023/5/1(月) #0031

GWの谷間

GWの谷間。5/1と5/2を休めば、9連休。やらなくちゃいけないことがたくさんあるのにコロナに苦しめられ、何もできないもどかしさ。ハッピー9連休とはいかない模様。にしても、もう令和5年度も1ヶ月が経ったなんて、驚きよ。ゾコーバ3日目。

2023/4/30(日) #0030

寝る

頭痛も喉痛も発熱もうんざりするくらい体を苦しめてくるので、寝るひたすら寝る。ゾコーバ2日目。

2023/4/29(土) #0029

コロナ陽性

今日も熱が下がらず抗体検査。コロナ陽性でした。コロナの治療薬ゾコーバをもらい飲み始めました。1日目は3錠、2〜5日目は1錠を服用するとのこと。飲み合わせには注意が必要で、投与にあたり誓約書的なものにサインをしました。

2023/4/28(金) #0028

発熱した

調子悪いなぁと思ってたら案の定、発熱した。喉も痛いし、動けない。GWはなにもできないな。

2023/4/27(木) #0027

大型連休前

大型連休前にやっておきたいことがたくさんあって、やってもやっても終わらない。そんな時にどう立ち振る舞うか。悩みのタネは尽きません。

2023/4/26(水) #0026

外的要因

外的要因によって八方塞がりになり、にっちもさっちもいかなくなった時には、必死で争うのもいい。でも、キッパリと諦めて休んじゃうのもいい。自分が快適な方を選んだほうがいい。

2023/4/25(火) #0025

承認欲求は自分の中で握り潰す

承認欲求は気づかないうちに自分の中から生まれ、雑草のように抜いても抜いても生えてくるものである。無意識のうちに増殖する承認欲求は非常にタチが悪く、思考や行動、人格までを良からぬ方向へ連れていく。そんな厄介者だ。様々な理由に付随する承認欲求だが、その多くが不要なものであり、その場への停滞と不安感といった負の感情に誘う。だからこそ、「他人から認められたい」といった承認欲求は、自分の中で握り潰し、また生えてきたら再び握り潰すことにしている。

2023/4/24(月) #0024

わからないことを知ったかぶらない

立場やプライド、羞恥心などによって、わからないことをその場で素直に聞けないという制約は何とも馬鹿馬鹿しい。無意味な制約であり、本人だけが過剰になって生み出している制約でもある。その場で聞けば数秒で解決することも、無意味な制約によって、解決が先延ばしされる。誰得にもならない機会損失である。過剰に反応しているほどに、案外まわりは気にしてなんかいない。興味すらない。だからこそ、わからないことは知ったかぶらず、聞いてみる勇気を持とう。コツは、まず先に口を動かす意識で第一声を発すること。適当に音を出す初動ができれば、自ずと言葉はついてくる。

2023/4/23(日) #0023

発想の範囲内でしかできるようにならない

発想ができないと、その事象をできるようにはならない。つまり、発想を超えるものは、できないことと同じ。よく、他人の頑張りや功績だけを聞いて、「それくらいなら簡単にできる」とか「思いつけば自分だってできた」とか言っている人もいるが、それはできていないことで、できないことである。なぜなら、ある事象からのアプローチ法や結果への結びつきをまったく想像できていないから。発想の範囲内でしか進む道は見い出せず、発想の範疇を超えるものができるようになることはない。

2023/4/22(土) #0022

好きな人=自分に都合がいい人

社会で生活していると「この人好きだな」と思う人が周りにいるはずだが、好きになる理由は学生時代や恋愛とは違う判断基準で好き嫌いを決定しているような気がする。学生や恋愛の場合は、直感とか見た目がタイプとか価値観が合うとか体が先に反応して好きだと感じるパターンが多いが、社会人の場合は、先に頭で色々考えて自分にメリットが高いかどうかで好き嫌いを判断しがち。つまり、自分の立ち振る舞いに良い影響を与えてくれ、悪いことを言ってこない、そんな都合がいい人を好きになりやすい。この変化は無意識のうちに発生しているため、好きな人ばかりを周りに集めると自分にとって都合のいい人しか残らない。だからこそ、「この人苦手だな」「この人嫌いだな」そんな人との接点を増やした方が自分のためになる。

2023/4/21(金) #0021

解きにくい問題から先に解く

解きにくい問題は、時間がかかり面倒臭いことが絡み合っているため、多くの人が手をつけようとしない。なぜなら、手をつけると自分の仕事が増えるにも関わらず、成果数が稼げず評価として目に見えるまでに相当な時間がかかるから。コンスタントに結果を出し、あたかも仕事をしているように、優秀な人材のように振る舞うには、解きやすい問題をたくさん解きまくる方が効率が良い。ただ、解きにくい問題には、解決すべき最重要課題が根底に眠っていることが多々ある。だからこそ、解きにくい問題から先に解く意識が必要であり、解きにくい問題に手をつけている人を評価できる組織や環境、人材が求められる。

2023/4/20(木) #0020

利き手と逆を使う

利き手は右。普段の生活では、どうしても利き手を使う機会が増える。実際、箸や鉛筆、マウスは右手を使ってる。ある時、利き手ばかり使ってる自分に違和感を感じ、利き手と逆の手を使う機会を増やせないかと考えた。ただ、箸や鉛筆を大人になってから逆に矯正するのは難しいし、マウスも右手用に作られてるパソコンが多いから配線がごちゃついてうまくしっくりこない。なんて考えていたら、普段よく使っていて左手に変えることができるものを見つけた。それが、スマホ。それ以降、スマホのタイピングは左手が通常モードになったので、利き手でスマホを使うことの方が難しくなる。ふしぎ。

2023/4/19(水) #0019

ファミレス、ファストフード店、コンビニ

東京の街にはファミレスやファストフード店、コンビニが溢れかえっている。街を歩けば至るところに点在してて、非常に便利。まぁ食べるところに困ることはない。社会人になって上京したが、便利だなぁと感じる一方、ファミレスやファストフード店、コンビニを幼少期から当たり前のように使って舌が慣れていると大変だろうなぁとも思う。お恥ずかしながらぼくは、子供の頃ファミレス行った記憶は1回しかなく、ハンバーガーなどのファストフード店も高校生になって初めて行った。コンビニも小学生の頃数回入ったことがあるが、それ以降はほぼ行く機会がなかった。その生活が良かったのか、ファミレスやファストフード店、コンビニへ無性に行きたくなることもないし、ふっと無意識のうちに立ち寄ることもない。つくづく、濃い味中毒の体にならなくて良かったと思う。

2023/4/18(火) #0018

静かにひっそりと、目立たない

昔のぼくには目立ちたいという潜在的な欲求があった。その欲求の源は、チヤホヤされて承認欲求を満たしたい、というだけのもの。本能を抑え込む人が多いなか、本能のまま目立って承認欲求を満たすことは悪いことではない。ただ、目立ちたい欲求には多少タチが悪い性質がある。それは、目立つことによって自分の身分を勘違いしやすくなること。目立つこと自体に目的が移行すること。薄っぺらで手軽に目立てることへの優先順位が高まること。周りの反応を気にしすぎること。などが挙げられる。そのため、目立ちたい欲望は、早めに自分の身から切り離した方が良い。そして、静かにひっそりと、目立たずに取り組めるものに力を注いだ方が良い。

2023/4/17(月) #0017

101回目でうまくいく

ぼくの肌感として、最初できないことがあったとしても、101回やり抜く根気と体力、夢中さがあればだいたいのことはうまくいく気がする。親から教わって小学生のころから、意識的にやってきたことで、逆上がりや上り棒、うんてい、持久走など生まれながらに備わっていた運動音痴も大まか改善された。ただ厳密に言うと、親から教わったのは「ダメでも100回やりなさい」。その教えをアレンジして101回に変えた理由は、自分の気持ちに余裕を与えるため。100回という回数は決して少ない数ではなく、100回やり切るだけでも大変で、100回を目標にしてやってみた時、100回目も失敗したことがあって立ち直ることができず、次への切り替えにも時間がかかった。そこで、100回目も失敗すると事前に想定して、101回目までやり切ると設定したことで心に余裕が生まれ、100回失敗してたことが、101回目でうまくいく経験が増えていった。これがたまたまなのか、気持ちの持ちようなのか、運なのかわからないが、何事も101回やり切る気持ちでやれば、案外なんでもうまくいく。

2023/4/16(日) #0016

逆のことをやる

Aがいい、と言われたらBを選ぶ。Cはやるな、と言われたらCをやる。近道しろ、と言われたら遠回りする。手を抜くな、と言われたら手を抜く術を探す。これがおすすめ、と言われたら選ばない。今の流行はこれだよ、と言われたら流行りには乗らない。これはダメだ、と言われたらあえてやってみる。逆のことをやってみる姿勢が大事。

2023/4/15(土) #0015

兄弟仲良くいることのコツ

兄弟同士、仲良いパターンもあれば、仲悪いパターンもある。兄弟が仲良くいるためのコツは、同じ分野で陣取り合戦をしないこと。同じ生活環境で育ってきた兄弟は、赤の他人よりもさまざまな点で似通ってしまいがち。性格や性質、得意分野が似てしまうと、同じ場所にある果実を互いに取り合うことになるため、争いが頻繁に生じる。しかし、兄弟が同じ環境で育ってきたといっても、完コピ人間ではない。よくよく観察すると、それぞれに得意不得意な分野を持っている。その重なり合わない分野を見つけ出し、兄弟間で陣取り合戦の対戦相手とならないよう調整することができれば、兄弟の関係性も良好になり、仲良くい続けることができる。

2023/4/14(金) #0014

優等生ってなんだ?

優等生でいるためには、テストでいい点数を取り、先生に好かれ、多くの授業で良い成績をおさめる必要がある。多くの生徒は優等生でいようとするし、多くの親も優等生でいてくれることを望んでいる。ぼく自身も、学生の頃は優等生でいたいと思うそんな一人だった。ただ、30年もの月日を生きてきて、優等生ってなんだ?としばしば思うことがある。優等生は他者が作り上げた理想の姿であって、多くの人が優等生であることを望めば望むほど、その他者に恩恵があるシステムだ。この原理原則を知ってからは、優等生であることの意義を改めて見つめ直す機会が増えたような気がする。優等生とは、テストでいい点数を取ったり、先生に好かれたり、良い成績をおさめる者のことではない。優等生とは、自分自身の価値観や信念に背かず、忠実に、自らの意志を持って歩みを進める者のことだ。

2023/4/13(木) #0013

慌てるな、一旦落ち着け

年度はじめはバタバタと慌ただしくなりがちだけど、そんな時こそ慌てず、一旦落ち着きましょう。ふーっと一息、深呼吸して気持ちを整え、ごちゃついた頭をリセットする。こんな時は、伸び切った脚で小さくジャンプするより、初速に時間がかかっても大きく膝を曲げてジャンプした方が良い気がする。慌てず急がず、落ち着いて。

2023/4/12(水) #0012

理解できない世界観

理解できない世界観を作り出す人や醸し出す人って、とても魅力的だなあと思う。理解できる範囲内で泳ぎ回っていると、ある時ふとまったく理解できないような世界に迷い込むことがある。その先は理解の範疇外だから、危険を察知して逃げる時もあれば、興味本位にグイグイ進んでいくことも。奥行が予測できない中を突き進む、なんとも気持ちの悪いというかワクワク感というか、そんな入り混じる感情を楽しみに変換できた先に、理解できない世界観の根底にある面白みを運良く知ることができるときもある。その源泉を飽きずに辿っていくと、出発点には理解できない世界観を生み出す「人」が必ず存在するから、また面白い。

2023/4/11(火) #0011

面白くない直感を大切に

「面白くないなこれ」という直感は案外的を得ていて、大切にした方がいい。面白くないと感じることは、苦手だったり難しかったり嫌いだったりして、自らの潜在的価値観を色濃く反映させる。ぼくの場合は、ファッションやブランド品に身を纏うことや見栄をはること、権力や先輩をヨイショすること、集団行動に拘束されること、正義感を持つこと、格好つけること、賢くサボることなど、これらを面白いと感じない。つまり、ぼくの価値観における重要度は極めて低いということなので、近づかないよう距離を置くことが得策である。

2023/4/10(月) #0010

バランス型か特出型か

巷では「最近はバランス型が多くて皆平均的だから面白くない。もっと何かに特出した、飛び抜けた人が欲しい」なんて言葉をよく耳にする。自分自身を振り返ってみると、特出型に憧れた小中高時代から、才能がないと諦めてバランス型に切り替えた大学・社会人時代まで。紆余曲折、現実に直面し叩き潰され、ぺちゃんこになってへこたれました。悔し涙も泣きべそ鼻水も乾き切るまで出し切って、ようやくバランス型が自分の武器になると確信に至る。その間、約20数年。他人や世間がなんと言おうとも、自分に合ったポジションを試行錯誤しながら見つけ出し、自分の正解に落とし込んでいくことしか道は開けないと心底思う。

2023/4/9(日) #0009

生涯現役

引退後に、あーだこーだ言ってる人ってダサいなあと思うから、できることなら知力・体力が続く限り、生涯現役を貫き通したいと思う。もちろん、退き際や体力の衰え、年齢による退職など、生涯現役を貫きたくてもそうはさせてくれない壁がいくつも立ち塞がる。けど将来突きつけられる現実を事前に想定して準備をしておけば、もし生涯現役を達成できなくても後悔はないはず。だから密かに準備する。

2023/4/8(土) #0008

美容院での注文方法がわからない

小4くらいから高3までずっと坊主だったぼくは、高3の部活が終わるまでの約9年間、実家の風呂場で母親がバリカン使って坊主にしてくれていた。そのため、美容院経験が乏しく、美容院での注文方法がよく分からない。加えて、美容院を予約したり、空いてる時間にしか髪を切れなかったり、美容院の時間に合わせて予定を立てて動いたり、美容院まで電車で行ったり、1時間同じ場所に座ってたり、散髪中に会話をしたり、出来栄えを確認したりする一連の作業がかなり苦手である。美容院を楽しみにしている人も多い中、共感できない自分の感覚に嫌気はしないが戸惑いがあるのは事実。

2023/4/7(金) #0007

継続する体力・知力と助けてくれる仲間を持つこと

「生きていくうえで必要なことは?」と聞かれたら、即答で次の2つを答える。1つ目が、継続する体力と知力を持つこと。2つ目が、自分自身が持っていない能力を持った助けてくれる仲間を持つこと。それ以外は、基本不要だと思う。ぼくにとって、部活動や運動は長期間継続できる体力や忍耐力を身につける手段であり、学校や受験勉強、資格勉強は知力や忍耐力を身につける手段であるに過ぎない。野球でプロになりたかったわけでもなく、勉強して一流大学や良い会社に入りたかったわけでもない。マラソンのような長い人生の時間に屈することなく、スローペースでもいいから前に進んでいく知力・体力を身につけることが最大の目的。また、一人で成し遂げられることには限度がある。そして、得意不得意や時間的制約の中で、ぼくが一生で身につけられるスキルにも限界がある。だからこそ、似通った同じジャンルの仲間でつるむのではなく、全く違う分野で生きる人たちとの交流する機会を増やし、いざという時に助けてくれる仲間を多く持っておいた方が、生きていく上で非常にラクだと思う。

2023/4/6(木) #0006

リターンを求めず与え続ける

自分に重きを置くと、自分へのリターンばかりに興味が湧く。どんなメリットがあるのか?どんな報酬が与えられるのか?良い成績を貰えるのか?など、目先の飴にばかり目が移る。このような精神状態の場合、うまくいくことは限りなく稀であると思う。ではどのような意識で立ち振る舞うべきか。それが、自分へのリターンを不要と考え、ひたすら自分のできることを他者に与え続けること。雨の日も風の日も、快晴の日も、愚直に自分から無償で与え続ける。「今回は与えたんだから、次は君が与える番だ」なんて考えは捨てる。お返しがあろうがなかろうが、ただただ自ら与え続ける。与えた数をただただ蓄積していく。それだけの話だが、リターンを求めずに与え続けることの難しさは、実際にやってみるとすぐに痛感するだろう。

2023/4/5(水) #0005

チェックポイントを明確にする

新しいことを始める時、意識すべきはその空間でポイントになる箇所を明確にしておくこと。五感で感じ取った項目が、頭の中に列挙されるので、その列挙された項目の強弱を選別し、重要度別にカテゴリ分けする。表面的で忖度な項目を「弱」に、根本的な項目を「強」に設定することがポイント。一つの空間に限らず、別の空間でも使い回しできそうなチェックポイントは惜しみなく使い回す。チェックポイントが明確であればあるほど、目移りすることなくあらゆる空間である一定の質を担保できるようになり、時間的にも労力的にも余裕が生まれる気がする。

2023/4/4(火) #0004

ため息について

「ため息をつくと幸せが逃げるからやめなさい!」そんなことを幼少期言われた記憶があるんだが、ため息には自律神経を整え、緊張をほぐしリラックス効果があるらしい。が、だからってため息をつきまくろう、とは何故かならない。幼少期の教育が基盤となっているからなのか。明確な答えはわからないが、ため息をつく効果が自分のことしか考えていない行動じゃないかと感じているからかもしれない。ため息ばかりついている人を見かけたら、気になるし気を遣うしストレスにもなる。他人にイライラの原因を自ら与えることに、どこかしら抵抗がある。だからって、周囲に気を遣いすぎるがばかりに自滅しては元も子もない。これからは、一人の時間が確保できる場所でため息をつくようにしようかな。トイレかお風呂場が有力候補。

2023/4/3(月) #0003

長い一日

ふぅ。新年度がスタートしました。疲れた。環境や人の変化は、幾つになっても心身に負荷を与えます。人前で話したり、人間関係を構築したり、新たな通勤経路に慣れたりと、いつもよりも一日が長く感じるもの。こんな時は、お湯を張ってゆっくりと体をほぐすのがいちばんかな。ため息つくのもいいらしい。

2023/4/2(日) #0002

明日が嫌だな、4月最初の日曜日

日曜日になると気持ちが鬱になる。そんな人って多いのではないかと。特に今日は「4月最初の日曜日」。新年度から人が変わったり、勤務先が変わったり、職場の上司部下が変わったりと、明日からその変化を受け入れなくてはならない。非常にストレスのかかる、そんな日ではないかと思う。明日は寝ててもくるし、来たら来たでなんとかなるんだが(経験則では)、そんなことわかってても本番前の時間は緊張やストレスがピークになるもの。学生の頃の持久走大会直前の緊張感を思い出す。

2023/4/1(土) #0001

自分の新年度と街の新年度

2023年、令和5年度がスタート。したけど、土曜日だとまだスタートした感ないというか、3月の気持ちのままだね。天気も良いから都内をお散歩。気持ちは入れ替わってないのに、街中はスーツを着た新入社員?と思わしき人や、大学進学で親と上京してきた?と思わしき人など、新年度の風が流れてました。カフェに入ると、隣に座っていた父母×2が、4月からの子供の進学についてお話し中。小さい頃からお受験戦争とか、学校の先生に好かれるかどうかとか、大変だなと。比較されて競争させられて過度な期待を受けて、押し潰される気持ちもわかる。

2023年4月9日